盲目フィルター★俺の嫁
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桜が散り、5月も終わりが近付いてきた日のこと。
「平助くんっ!今日は生徒会だって!」
相も変わらず平助くんに手を引かれて薄桜学園へダッシュしながら、春は言った。
何でもこの薄桜学園の生徒会には、学級委員が集まることに
今 年 か ら
なったらしい。
「はァ!?そんなん聞いてねーよ!!めんどくせー!!」
どういう風の吹き回しか、平助くんも八番組組長になったということで、他人事ではない。
「…サボッちゃだめだよ?平助くん…」
「そういうお前だってこないだ授業サボッたじゃん!珍しいよな!」
あ。
先日の沖田先輩との屋上での出来事を思い出して、春は密かに頬を赤らめる。
だが、前を行く平助くんはそれには気付かず。
「よっしゃゴール!!」
―――こうして、波乱の生徒会は幕を開けた。
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