Sweet Tragety
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「―――君さ」
苛立ちの滲む声が、しんと響いた。
「いつまでそうしてるの?」
<body background="http://id11.fm-p.jp/data/357/meltk1ss/pri/5.gif">sweet tragedy
恐ろしいほどの沈黙が流れ、哀しい呼吸の音が部屋を支配する。
初めてではなかった、こんな風に責めるような言葉を吐くのは。
その度に、喩えじっと見つめていても、彼女は黙って目を伏せて言葉が止むのを待ってからいうのだ、「なにか、言いましたか」と。
だけど、
もう彼女は何も言わなかった。
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