花火大会に行こう!
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「あの…」
流石に一人残していくのも申し訳なく思い、猛獣に触れる気持ちでそっと隣の席に座った。
凄腕営業、沖田総司さん。
そんな先輩を持って私も毎日ヘットヘトだけど…やっぱり一緒に頑張ってきた、尊敬すべき人だ。
綺麗な顔。
冷房対策に持っていたブランケットを掛けてみると、
んん…とむず痒そうな声がする。
同じく疲れ切っている私からの尊敬の意は、これで十分だ。
そのまま沖田さんを残して、オフィスを去らせていただいた。
翌日、
土曜日。
もしかして沖田さんが昨日の暴発を忘れてないかなぁ…と淡い期待を胸に、スマホを確認する。
『平助、ちゃんと場所取りできた?』
『まだ行ってねーよ!』
『早く行かなきゃいい場所が取れないよね?今すぐ行って』
『ていうか、何で俺が!?』
ーーーそんなやり取りがSNSに流れていて、
思わず溜め息が漏れた。
終わりだ。
行かなければいけない。
行かなければーーー沖田さんのご機嫌が、最低値にまで達してしまう。
営業1部1課の営業事務である私が、参加しない訳にはいかないのである。
私は溜め息をつきながら、
花火大会へ向かう準備を始めるのだった。
流石に一人残していくのも申し訳なく思い、猛獣に触れる気持ちでそっと隣の席に座った。
凄腕営業、沖田総司さん。
そんな先輩を持って私も毎日ヘットヘトだけど…やっぱり一緒に頑張ってきた、尊敬すべき人だ。
綺麗な顔。
冷房対策に持っていたブランケットを掛けてみると、
んん…とむず痒そうな声がする。
同じく疲れ切っている私からの尊敬の意は、これで十分だ。
そのまま沖田さんを残して、オフィスを去らせていただいた。
翌日、
土曜日。
もしかして沖田さんが昨日の暴発を忘れてないかなぁ…と淡い期待を胸に、スマホを確認する。
『平助、ちゃんと場所取りできた?』
『まだ行ってねーよ!』
『早く行かなきゃいい場所が取れないよね?今すぐ行って』
『ていうか、何で俺が!?』
ーーーそんなやり取りがSNSに流れていて、
思わず溜め息が漏れた。
終わりだ。
行かなければいけない。
行かなければーーー沖田さんのご機嫌が、最低値にまで達してしまう。
営業1部1課の営業事務である私が、参加しない訳にはいかないのである。
私は溜め息をつきながら、
花火大会へ向かう準備を始めるのだった。