カイル達との旅、そして海底洞窟で救ったリオンの友達として彼の前に現れた貴女のお名前は…?
Never Ending Nightmare.ーshort storyー(第一章編)
Name change.
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___現行ver.59.0の小説です。(ver.59.0〔悪夢と歌とジューダス〕の話頃です。)
スキット①
【〈ホロウ〉と〈ロストウイルス〉】
カイル「ねえ、スノウ!」
「ん?どうしたんだい?カイル。」
カイル「〈ホロウ〉がそこら辺うろついてるんだよ!スノウは特に気を付けないと!」
「あぁ…そうだったね。心配痛み入るよ。」
カイル「ん?〈ロストウイルス〉がうろついてるんだっけ…?〈ホロウ〉がうろついてるの?どっちだっけ?」
「魔物に感染するウイルスの事を〈ロストウイルス〉。そしてその〈ロストウイルス〉に感染した魔物の事を〈ホロウ〉と言うんだったね?」
カイル「あ!そうだった!なんか、ややこしくてさ。」
「ふふ。すぐに覚えなくてもいいよ。これからはずっと見る事になるだろうしね?」
カイル「でもさ、オレ悔しいよ。」
「悔しい?」
カイル「だって、仲間が危ないのに何も出来ないんだよ?!」
「…! ふふ、ありがとう、カイル。私なら大丈夫だ。」
カイル「もしヤバそうだったら逃げてよ?スノウ。」
「うん。そこは遠慮なく逃げさせてもらおうかな?」
スキット②
【〈ホロウ〉とスノウの派手な技】
(敵出現中……)
「(黒と白のテクスチャ……。と言う事は、〈ホロウ〉か。)」
カイル「うぉぉお!!」←敵に攻撃してすり抜けている
リアラ「…! スノウ!〈ホロウ〉だわ!」
「(詠唱中…)___スーサイドエコー」←〈ホロウ〉を倒す
ロニ「あいっかわらず、その技不気味だな…?全然見えないぜ?」
「まぁ、そういう技だからな。」
ロニ「こう…もっとよぉ?派手な技で決めたくないか?」
「あいつとお前を一緒にするな。」
ロニ「ぬぅわにぃ?!」
ナナリー「はいはい。喧嘩は他所でやっとくれよ。」
「___クラッシュガスト!」←〈ホロウ〉を倒す
ロニ「お、今度は見た事のある技だ。」
「……スノウ!戦闘に集中しろ!」
「え?あ、うん…?」(無自覚)
ロニ「スノウ!次はもっと派手なので──」
「戦闘に集中させてやれ!!(ボゴッ)」←ロニを殴る
ロニ「いってぇ?!!」
「___スパークウェブ…からの、サンダーブレード!」(無自覚)
「(ブチッ)スノウ!!!!」
「え…?何を怒ってるんだい?レディ…?」
ナナリー「……あの子が不憫だねぇ…?」
リアラ「え、えぇ…。そうよね…。」
スキット③
【好きな物は好き!】
カイル「うわっ!今日はマーボーカレーなんだ!!」
ロニ「……ちょいとリアラさん?今日でマーボーカレーにしてから何日目だ…?」
「……。」
『確か……もう5日目でしたね。』
ナナリー「はいはい、文句を言う奴はあげないよ!」
カイル「えぇ?良いじゃん、マーボーカレー。」
ロニ「そりゃあ、お前だから良いって言えんだよ…。」
カイル「だってさ!マーボーカレー嫌いな人ってこの世に居ないよね? ね?!スノウ!」
「ふふ。そうだね?特にリアラが作るから何度食べても余計に美味しく感じるよね?」
ロニ「……お前らマジかよ…。」
ナナリー「じゃあ、あんただけメシ抜きね。」
ロニ「おいおい!そりゃあないぜ!!!?」
「好きな物を好きだというのは勇気のいる事だ。それがカイルは自然と出来てるね。良い子だ。」(頭をなでなで)
カイル「えへへ!スノウに褒められた!」
ロニ「にしても、限度があんだろーがよー…。」
カイル「だって!好きな物は好きなんだもん!仕方ないじゃん!」
(モグモグバクバク)
リアラ「美味しい?カイル」
カイル「うん!今日のは特に美味しいよ、リアラ?!何か入れたの?」
リアラ「うん。ちょっと隠し味を……(サッ)」←魔物のエキスを隠す
「……。」←見てしまった人
ロニ「……。」←同じく見た人
「……。」←見てないから静かにお代わりする人
ロニ「あー……。俺、ちょっと食欲ねえかも…。な、なっ?!スノウ!」
「……そうだね…。昨日食べすぎて今日は食が細いようだ。夕食が食べれるようになる為にもここで稽古と行こうか、ロニ?」
ロニ「お、おう!賛成だ!!!」
(二人は食べずに去っていく。)
リアラ「……ねぇ、美味しい?二人とも。」
ナナリー「あぁ!美味しいよ!」
「あぁ。普通に美味いが?」
リアラ「ふふ……。それは良かったわ!」(ニッコリ)
スキット④
【好きな物は好き…?】
(稽古中……)
ロニ「あれはマジでやべえ…。スノウもそう思うよな?」
「流石にあれは……身の危険を感じたね。」
ロニ「あいつら良く食えるよな…。まぁ、知ったら食わなくなるかもしれねえけどな。」
「……でも君は育ち盛りなんだし、お腹減らないのかい?」
ロニ「そりゃあ、減ってるっての。」
「じゃあ今はリアラもナナリーも居ないし、簡単に何か作ろうか?君の体調が心配だよ。」
ロニ「お、マジか!頼む!」
「ふふ。任されたよ。」
(───調理中)
「はい、出来たよ。」
ロニ「さっすがスノウ様~!何もかもが完璧過ぎるぜ!」
「ふふ。他の人には内緒だよ?」
ロニ「勿論だぜ!いっただきまーす!(……ってあれ?これ、俺の好きなやつのはずなんだが……ナナリーの奴と比べるとなーんか違ぇんだよな…?何が違うんだ?)」
「? どうかしたかい?」
ロニ「あぁ……いや、何かナナリーの奴と比べるとやっぱ違うんだなって思ってよ?」
「……ふふ。そうだね?(無自覚はこれだから怖いこわい……。)」
ロニ「ん!ごっそさん!美味しかったぜ?」
「じゃあ次はちゃんとナナリーに作ってもらいなよ?(チラッ)」
ナナリー「……!」←隠れて見てた
ロニ「あん?あいつの料理はどれも美味えから問題ないだろ?」
ナナリー「///」
「ふふ、そうだけど。ちゃんと好みのモノくらい教えてあげなよ?」
ロニ「お、おう…?」
スキット⑤
【好きな物は好き!その2】
ロニ「……おいおい、今度はデザートかよ…。」
カイル「そういえば、最近プリンが出る事多くなったね!」
「……!」
リアラ「誰が好きなの?」
「さあね?誰だろう。でも、喜んでくれてるみたいだね。」(チラッ)
ロニ「流石に毎日は飽きるぜ…。カイル、俺の分やるよ。」
カイル「えぇ?オレもあるからいいよ!」
「じゃあ、私が貰ってもいいかい?」
ロニ「ん?───ってこたぁ、プリンが好きなの、お前さんかよ!!」
「ふふ。バレちゃった?」
ロニ「なんだよ、そうならそうと早く言えよなー?ほらよ、俺の分やるからちゃんと食べて大きくなれよ。」
「ありがと。ロニ。」
ロニ「お前さん、あんまし食わねぇからな。好きな物なら別腹だろ?しっかり食っとけよ!」
カイル「なら、オレのもあげるよ!スノウ!」
リアラ「私のも!」
「おやおや。そんなにくれるのかい?」
ナナリー「あんたが食べれるんならアタシもこれあげるよ。」
「じゃあ、有難く貰おうかな?」
(プリンがスノウの所に移動中……)
ロニ「よし、カイル!今日はあっちに行ってみるか!」
カイル「あ!待ってよ!ロニ!」
リアラ「私も行くわ!」
(スノウとジューダス以外、移動中……)
「はい。これあげる。」(コツン)
「……ふん。」
『やっぱり坊っちゃんの為だったんですね!流石です!スノウ!』
「ふふ。これでプリンは暫く独り占め出来そうだね?レディ?」
「…………彼奴らには、これの高尚な美味さは伝わらん。毎回作ってくれるやつに感謝しろ、と言いたいところだ。」
『っていうより、それ……誰が作ってるんですか?』
「ん?私だよ?」
『「え、」』
「君が好きなの知ってるから。だから君の喜ぶ顔が見たくて最近毎日作ってたんだ。……そろそろ飽きたかい?」
「ふん。飽きることなど無い。──────いつもすまないな。ありがとう……」
「ふふ…!どういたしまして?」
スキット⑥
【好きな物は好き!その3】
リアラ「ねぇ、スノウ。」
「ん?どうしたんだい?レディ。そんな切ない顔をして。」
リアラ「その……ね?スノウの好きな物って何かなって思って。」
「私の…?」
リアラ「ほ、ほら!この間プリン好きだって言ってたじゃない?だからスノウの為にプリン作ろうと思ったんだけど…私には難しくて…。」シュン……
「あぁ、なるほど。(そうだなぁ…?元々好き嫌いはないから特別好きな物はないんだが…。いっそ、ここで好きな物を新たに作り上げてみるか…。)」
リアラ「(ドキドキ…)」
「(チラッ)うーん、私は基本好き嫌いしないんだけど……ピーチパイとか好きだね。普通に食事の方ならシチューとかボルシチとか、故郷の料理が好きかな?」
リアラ「ピーチパイに……シチューに……ボルシチ……!分かったわ!私、頑張ってみる!」
___タッタッタッ(リアラ、去っていく音)
「……ま、シチューとかピーチパイは彼の好物だけどね?」(クスリ…)
スキット⑦
【好きな物は好き!その4】
「おい、スノウ。」
「……? どうしたんだい、レディ?そんな神妙な顔をして。」
「お前に聞きたいことがある。」
『そ、そうですよ!大事な話ですからね?!』
「????」(首傾げる)
「お前……好きな物が、シチューとかピーチパイだったのか?」
『水くさいですよー!!坊っちゃんと同じ好物なんて!何で隠してたんですか!!!それ知ってたら僕は感動で燃え上がってたのに!!!』
「……燃え上がられると困るけど…。確かにリアラにはそう伝えたよ?」
「その言い方をするという事は、実際のところの好物は違うのか?」
「うーん。実は食事や食べ物に関して、私は特に好き嫌いがあるわけじゃないから、君の好物を自分の好きな物に仕立て上げたんだよ。実際、その三つは私も好きだし、リアラもそれで納得してくれたようだから安心したよ。」
『な、なーんだ……。そうなん…ですか……。はぁ……。』
「ふふ。期待させたみたいで申し訳ないね?」
「……(ムスッ)」
「(ふふ……。むくれちゃって、レディは可愛いなぁ?)」
スキット⑧
【好きな物は好き!その5】
___とある街中
「(あれ…?これモンブランだ。懐かしいな…。確か、私がモネだった時代の時、リオンが好きだったなぁ…。)」(ジィーーー…)
店主「(この子……すっごいモンブランを見てる……。そんなに欲しいのかな…?)」(ドキドキ…)
「……すまない。これを二つ貰えるかい?」
店主「…! はい!360ガルドになります!」
(会計中……)
店主「ありがとうございました!」
「あぁ、こちらこそありがとう。また寄らせて貰うよ。」
店主「はい!今後共ぜひご贔屓に!」
カランカランカラン……
店主「……さっきの無愛想な彼と比べてさっきの人は愛想よくて良かったぁぁ…!…………でも、さっきの人も…無愛想な彼も、全く同じ物を注文するなんて…。それも二つずつ…。世の中変なこともあるんだなぁ。」
(スノウ移動中……)
「~~[D:12316]♪」
「鼻歌なんて歌って、随分とご機嫌だな?」
「あ、ジューダス。君のことを探してたんだよ?」(ニコリ)
「奇遇だな。僕もお前を探していた。」
「?? 何か用事でもあったのかな?」
「あぁ。」(手を掴み机のある所に移動する)
「??」
『さっき街を歩いていたら珍しいものがあったんです!』
「シャル。言葉が過ぎるぞ。」
『すみません!でも、何だか早く言いたくって!』
「へぇ?私も丁度珍しい物を手に入れてね?君にあげようと思ってたんだ。」
(二人が同時にモンブランを出す)
「「あ、」」
『うわ!モンブランがたくさんありますね!僕も欲しいですよ~!!っていうか、スノウはそのモンブラン、どこで買ったんですか?』
「そこの店だよ。角のお菓子屋さん。」
「じゃあ入れ違いだったのか。」
「まぁ、でも何はともあれ……。……食べよっか?」
「ふん、そうだな。」
『(本当ならスノウにもっと坊っちゃんの好きな物を知ってほしくて買ったのに……。スノウったらもう坊っちゃんの好きな物、全部把握してるんだ。……やっぱり坊っちゃんにはスノウしかいません!)』(コアクリスタル、ピカピカ)
「……フッ。」(微笑み)
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リオン(ジューダスの好きな物)
プリン、
イチゴ、もしくはいちごが沢山入っているケーキ
ミルク、ホットミルク
モンブラン
シチュー
アイスキャンディー
フルーツパフェ
ピーチパイ
クレープ