SS
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「寂雷さん、こんにちは」
「こんにちは。久しぶりだね」
今日は久々のデート。
寂雷さんのお家のにおいは、やっぱりなんだか落ち着く。
「寂雷さん、コートどこに置けば……っ!?」
リビングに入るなり、急に寂雷さんに抱きしめられる。
こんなタイミングでなんて珍しすぎて、頭が混乱してしまう。
「ど、どうしたんですか……?」
「すまない、嬉しくなってしまって……」
「へ?」
私が聞き返すと、目を合わせて寂雷さんは言う。
「最近、名前を呼ばれることがなかったから……紬に呼んでもらえて、無性に嬉しくなってしまったんだ」
ふわ、と微笑んで私を見つめる寂雷さんに、つい胸が高鳴る。
でも、それだけのことで喜んでもらえるなんて。
「じゃあ今日はいっぱい呼びますね、寂雷さん」
「ああ。ありがとう、紬」
.
22.01.15
「こんにちは。久しぶりだね」
今日は久々のデート。
寂雷さんのお家のにおいは、やっぱりなんだか落ち着く。
「寂雷さん、コートどこに置けば……っ!?」
リビングに入るなり、急に寂雷さんに抱きしめられる。
こんなタイミングでなんて珍しすぎて、頭が混乱してしまう。
「ど、どうしたんですか……?」
「すまない、嬉しくなってしまって……」
「へ?」
私が聞き返すと、目を合わせて寂雷さんは言う。
「最近、名前を呼ばれることがなかったから……紬に呼んでもらえて、無性に嬉しくなってしまったんだ」
ふわ、と微笑んで私を見つめる寂雷さんに、つい胸が高鳴る。
でも、それだけのことで喜んでもらえるなんて。
「じゃあ今日はいっぱい呼びますね、寂雷さん」
「ああ。ありがとう、紬」
.
22.01.15