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「銃兎さん、改めて2日間お疲れ様でした」
「ありがとうございます。楽しんでもらえましたか?」
「とっっても楽しかったですよ!最高でした」
「それは何よりです」
初めての単独ライブ翌日の朝。
さすがに疲労が溜まっていたのか、銃兎さんはいつもより少し遅めの起床だった。
食べ物からも疲労を回復してほしいと考えて、野菜スープやフルーツなど、栄養を考えた朝食にした。
いただきます、と二人で手を合わせたあとの会話は、やはりライブのことが中心になった。
「一面の青いライトはどうでしたか?客席からじゃよくわからなくて」
「感動するほどキレイでしたよ。それに……」
銃兎さんはなぜかいきなり食器を置く。
「紬が私のパートで思い切り手を振っていたのが見えて、笑ってしまいそうになりましたよ」
くつくつと思い出し笑いをする銃兎さん。
え、笑うなんてひどくない!?
「な、なんで笑うんですかー!」
「ふふ、すみません……可愛らしかったので、つい……それに、嬉しかった」
「!」
向かい合った銃兎さんが、ふいに私に目を合わせて微笑む。
そんな顔されたら、怒るに怒れなくなる……
「銃兎さんに届いて、ヨカッタデス……」
「なんでカタコトなんです?」
「そんなにばっちり見られてると思わなかったし……」
「私が紬を見つけられないとでも思います?」
「もう!早く朝ごはん食べますよ!」
はいはい、と悪びれる素振りもない銃兎さん。
その余裕っぷりが悔しくて、それを隠すように食べるスピードを早める。
ライブとはまた違った楽しそうな表情。
そんな銃兎さんと過ごす朝の時間もまた、愛おしいと思ってしまう自分がいた。
.
22.09.15
「ありがとうございます。楽しんでもらえましたか?」
「とっっても楽しかったですよ!最高でした」
「それは何よりです」
初めての単独ライブ翌日の朝。
さすがに疲労が溜まっていたのか、銃兎さんはいつもより少し遅めの起床だった。
食べ物からも疲労を回復してほしいと考えて、野菜スープやフルーツなど、栄養を考えた朝食にした。
いただきます、と二人で手を合わせたあとの会話は、やはりライブのことが中心になった。
「一面の青いライトはどうでしたか?客席からじゃよくわからなくて」
「感動するほどキレイでしたよ。それに……」
銃兎さんはなぜかいきなり食器を置く。
「紬が私のパートで思い切り手を振っていたのが見えて、笑ってしまいそうになりましたよ」
くつくつと思い出し笑いをする銃兎さん。
え、笑うなんてひどくない!?
「な、なんで笑うんですかー!」
「ふふ、すみません……可愛らしかったので、つい……それに、嬉しかった」
「!」
向かい合った銃兎さんが、ふいに私に目を合わせて微笑む。
そんな顔されたら、怒るに怒れなくなる……
「銃兎さんに届いて、ヨカッタデス……」
「なんでカタコトなんです?」
「そんなにばっちり見られてると思わなかったし……」
「私が紬を見つけられないとでも思います?」
「もう!早く朝ごはん食べますよ!」
はいはい、と悪びれる素振りもない銃兎さん。
その余裕っぷりが悔しくて、それを隠すように食べるスピードを早める。
ライブとはまた違った楽しそうな表情。
そんな銃兎さんと過ごす朝の時間もまた、愛おしいと思ってしまう自分がいた。
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22.09.15