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「あの……よかったら、自分にヘアアレンジさせてほしいっす!」
花火大会が近くなってきたある日。
紬さんに絶対似合う髪型があるんで、と続けて言う十四くん。
そこまで器用ってわけじゃないし、断る理由もないのでお願いすることにした。
.
「すみません……楽しみすぎて、早く来ちゃったっす」
当日、約束していた時間よりもだいぶ早く家にやってきた十四くん。
後の予定を早めることにして、早速セットに取りかかる。
もちろん彼氏にこんなことをしてもらうのは初めてで、なんだか照れくさいけど嬉しくもあって。
「ねえ十四くん、どんなかんじの髪型なの?」
「それは完成してからのお楽しみっす!」
十四くんが楽しそうに笑うから、私も笑ってそっか、と返す。
まず髪を梳かしてくれて、慣れた手つきでアイロンで巻いていく。
すごくきれいにできていて、毎日やってほしいくらいだなぁなんて思った。
「ここからは動画見ながらやっていくっすね!」
「うん、お願いします」
.
二十分後。
「…できた!あと髪飾りつけたら完成っすよ!」
「ありがとう……でも、浴衣に合うやつなんて持ってたかなあ」
「あ、実は自分持ってきてて……これは紬さんにプレゼントっす!」
そう言って十四くんが見せてくれたのは、月のモチーフがついたピンク色の髪飾り。
「かわいい!もらっていいの?ありがとう。……この色とモチーフは、もしかして十四くんイメージ?」
「えっ!?全然意識してなかったっす……紬さんがピンク系の浴衣を着るから色は合わせようって思って探してて、そうしたらこれが目に入って」
「そっか、でも嬉しい。つけてくれる?」
「はいっす!」
.
そのあとは着付けをして花火大会へ。
いままででいちばん思い出に残る花火大会になったかも。
.
花火大会が近くなってきたある日。
紬さんに絶対似合う髪型があるんで、と続けて言う十四くん。
そこまで器用ってわけじゃないし、断る理由もないのでお願いすることにした。
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「すみません……楽しみすぎて、早く来ちゃったっす」
当日、約束していた時間よりもだいぶ早く家にやってきた十四くん。
後の予定を早めることにして、早速セットに取りかかる。
もちろん彼氏にこんなことをしてもらうのは初めてで、なんだか照れくさいけど嬉しくもあって。
「ねえ十四くん、どんなかんじの髪型なの?」
「それは完成してからのお楽しみっす!」
十四くんが楽しそうに笑うから、私も笑ってそっか、と返す。
まず髪を梳かしてくれて、慣れた手つきでアイロンで巻いていく。
すごくきれいにできていて、毎日やってほしいくらいだなぁなんて思った。
「ここからは動画見ながらやっていくっすね!」
「うん、お願いします」
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二十分後。
「…できた!あと髪飾りつけたら完成っすよ!」
「ありがとう……でも、浴衣に合うやつなんて持ってたかなあ」
「あ、実は自分持ってきてて……これは紬さんにプレゼントっす!」
そう言って十四くんが見せてくれたのは、月のモチーフがついたピンク色の髪飾り。
「かわいい!もらっていいの?ありがとう。……この色とモチーフは、もしかして十四くんイメージ?」
「えっ!?全然意識してなかったっす……紬さんがピンク系の浴衣を着るから色は合わせようって思って探してて、そうしたらこれが目に入って」
「そっか、でも嬉しい。つけてくれる?」
「はいっす!」
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そのあとは着付けをして花火大会へ。
いままででいちばん思い出に残る花火大会になったかも。
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