log
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「年末年始とBad Ass Temple」
▽空却くんと電話
年末のある日、午後11時、誰かからの着信。
相手は予想外の人物だった。
「こんな時間にどうしたの?」
「何かなきゃ電話しちゃいけねえのかよ?」
「そんなことはないけど」
年末年始にかけて大忙しな空却。
もうとっくに寝てると思ってたから、驚きが隠せない。
「毎日毎日やること多すぎてマジでやってらんねーっつの。全然お前に会う時間ねぇしよ」
「…だから電話してきてくれたの?」
「あんま長話はできねえけどな」
彼の気持ちが嬉しくて、話したかったことを矢継ぎ早に話したら、彼の特徴のある笑い声が聞こえてきた。
やっぱり話し込んでしまって、ついつい夜更かし。
▽帰省する日、お見送りしてくれる十四くん
「あ、そういえば…」
改札の前に着いてからもう何分経っただろう。
話が途切れるたびに十四くんが違う話題を持ち出して。
名残惜しいという彼の気持ちは嬉しくてたまらないけど、そろそろ行かないといけない時間だから。
「ねえ、十四くん。来年家族以外で最初に会うのは、十四くんがいいな」
ーーー彼の嬉しそうな顔を、新幹線のなかで何度も思い出す。
年が明けたら、まず彼に電話してみようかな。
▽帰省する日、お見送りしてくれる獄さん
「じゃあ、ここで」
改札の前で、獄さんが持ってくれていたキャリーケースを受け取ろうとすると、なぜか手を離さない獄さん。
「どうしたんですか?」
「俺も上まで行ってやる」
そう言う獄さんの手には、いつの間にか入場券が握られていて。
「お前が土産買ってる間にな。ほら、もうすぐ時間だろ。行くぞ」
.
▽空却くんと電話
年末のある日、午後11時、誰かからの着信。
相手は予想外の人物だった。
「こんな時間にどうしたの?」
「何かなきゃ電話しちゃいけねえのかよ?」
「そんなことはないけど」
年末年始にかけて大忙しな空却。
もうとっくに寝てると思ってたから、驚きが隠せない。
「毎日毎日やること多すぎてマジでやってらんねーっつの。全然お前に会う時間ねぇしよ」
「…だから電話してきてくれたの?」
「あんま長話はできねえけどな」
彼の気持ちが嬉しくて、話したかったことを矢継ぎ早に話したら、彼の特徴のある笑い声が聞こえてきた。
やっぱり話し込んでしまって、ついつい夜更かし。
▽帰省する日、お見送りしてくれる十四くん
「あ、そういえば…」
改札の前に着いてからもう何分経っただろう。
話が途切れるたびに十四くんが違う話題を持ち出して。
名残惜しいという彼の気持ちは嬉しくてたまらないけど、そろそろ行かないといけない時間だから。
「ねえ、十四くん。来年家族以外で最初に会うのは、十四くんがいいな」
ーーー彼の嬉しそうな顔を、新幹線のなかで何度も思い出す。
年が明けたら、まず彼に電話してみようかな。
▽帰省する日、お見送りしてくれる獄さん
「じゃあ、ここで」
改札の前で、獄さんが持ってくれていたキャリーケースを受け取ろうとすると、なぜか手を離さない獄さん。
「どうしたんですか?」
「俺も上まで行ってやる」
そう言う獄さんの手には、いつの間にか入場券が握られていて。
「お前が土産買ってる間にな。ほら、もうすぐ時間だろ。行くぞ」
.