みやぶる
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「ハア…ハア…埒が明かねえな」
『ハアッ…そ、そうですねひとまずこの話は置いておきましょうか…あ、そうだ、私が運び込まれた後のトーナメントってどうなったんですか?』
「あぁ、あれか…結果的に言うとあの試合は続行不可という事で俺様の勝ちになった。で、つい昨日チャンピオン戦でダンデと戦ってきて、俺様は負けちったの」
『そうだったんですか。ダンデさん、また防衛しきったんですね。今年もまた結構いいところまで戦ったんですか?』
「……まあ、な。それよりもお前怪我の具合はどうなんだ?まだどこか痛むとかは?」
『ぶつけたところがコブになっちゃって少し痛む以外は。とくに後遺症も悪化の傾向もないから大丈夫だってお医者様が言っていました。もうしばらく安静にすれば数日後に退院できるそうです。』
「そうか…よかったな」
『はい。よかったです』
「………」『………』
沈黙が流れる。病院ならこのくらい静かな方が良いに決まっているが、目の前のキバナさんと病院というイメージが結び付きにくくこの白い空間とミスマッチしているようにも見えてしまう。何か、何か話題でも出した方が良いのだろうかと考えていたその矢先だった。
「そういやさあ」
『はっ、はい?』
「なんでお前、今までその目の事隠してたんだ?」
『……へっ?目?』
「ん、目。お前、目の色が左右で違うだろ?なんでかなあって」
『ままままままま待って!待ってください!!!なんでキバナさんがそのことを知っているんですか!?!?』
「知ってるも何も…いや待て。ヘイロトム!カメラを起動してくれ!インカメでな」
突如キバナさんのポケットからスマホロトムが飛び出し、カメラを起動させた。そのままスマホは私の目の前までやってきて私を映し出す。
なんということだろうか、試合ではしっかり右目に着用していたスカイブルーのカラーコンタクトが外れて鮮やかなオレンジを曝け出しているではないか。
『こっこここここここれは……』
「カラコンで隠していたなら、恐らくあの怪我した拍子に外れちまったんだろうなあ。それか治療されたときに外されたか」
『でっでででもお医者様も看護師さんも何も言わなかったし…』
「医者たちはそんな事で変な目でみたりしねえさ。で?なんでか俺様に教えてはくれないワケ?」
なんでそんな目で見てくるんですか!すごくギラギラしているんですけれども!取って食ったりしないって言ってましたよね!?!?怖い!あのジムリーダーさん怖いんですけど!!!
「なあなあ教えてくれよー」
『なっなんで教えるんですか!』
「え?だってそんなに綺麗な目してんのに、わざわざ隠すのもったいねえじゃん。って思って」
『……え?』
『ハアッ…そ、そうですねひとまずこの話は置いておきましょうか…あ、そうだ、私が運び込まれた後のトーナメントってどうなったんですか?』
「あぁ、あれか…結果的に言うとあの試合は続行不可という事で俺様の勝ちになった。で、つい昨日チャンピオン戦でダンデと戦ってきて、俺様は負けちったの」
『そうだったんですか。ダンデさん、また防衛しきったんですね。今年もまた結構いいところまで戦ったんですか?』
「……まあ、な。それよりもお前怪我の具合はどうなんだ?まだどこか痛むとかは?」
『ぶつけたところがコブになっちゃって少し痛む以外は。とくに後遺症も悪化の傾向もないから大丈夫だってお医者様が言っていました。もうしばらく安静にすれば数日後に退院できるそうです。』
「そうか…よかったな」
『はい。よかったです』
「………」『………』
沈黙が流れる。病院ならこのくらい静かな方が良いに決まっているが、目の前のキバナさんと病院というイメージが結び付きにくくこの白い空間とミスマッチしているようにも見えてしまう。何か、何か話題でも出した方が良いのだろうかと考えていたその矢先だった。
「そういやさあ」
『はっ、はい?』
「なんでお前、今までその目の事隠してたんだ?」
『……へっ?目?』
「ん、目。お前、目の色が左右で違うだろ?なんでかなあって」
『ままままままま待って!待ってください!!!なんでキバナさんがそのことを知っているんですか!?!?』
「知ってるも何も…いや待て。ヘイロトム!カメラを起動してくれ!インカメでな」
突如キバナさんのポケットからスマホロトムが飛び出し、カメラを起動させた。そのままスマホは私の目の前までやってきて私を映し出す。
なんということだろうか、試合ではしっかり右目に着用していたスカイブルーのカラーコンタクトが外れて鮮やかなオレンジを曝け出しているではないか。
『こっこここここここれは……』
「カラコンで隠していたなら、恐らくあの怪我した拍子に外れちまったんだろうなあ。それか治療されたときに外されたか」
『でっでででもお医者様も看護師さんも何も言わなかったし…』
「医者たちはそんな事で変な目でみたりしねえさ。で?なんでか俺様に教えてはくれないワケ?」
なんでそんな目で見てくるんですか!すごくギラギラしているんですけれども!取って食ったりしないって言ってましたよね!?!?怖い!あのジムリーダーさん怖いんですけど!!!
「なあなあ教えてくれよー」
『なっなんで教えるんですか!』
「え?だってそんなに綺麗な目してんのに、わざわざ隠すのもったいねえじゃん。って思って」
『……え?』