第一章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ところであきらは何故センクウのギルドに入ったのだ?」
爛々と目を輝かせて聞いてくるコハクにあきらは苦笑した。
どうやらコハクは馴れそめを聞きたいようだがその期待には答えられないと思いつつ経緯を話した。
「……なるほど、盗賊に身ぐるみを剥がれてしまったところをセンクウに助けられてその恩返しというところなのだな
確かにあのギルドには戦う者がいないからな
ところで武器はどうするんだ?」
「どっかでいいのが見つかればいいんだけど……」
急ごしらえで適当に見繕ってもいいが下手に悪い物を買えばいざという時に剣が折れそうだ。
するとコハクはちょっと待ってろといい倉庫にひっこんだ。
「数日前にな仕入れたばかりの剣がある
中古だが」
「あーーー!!!!!!それ私の!!!」
あきらはコハクが持ってきた剣を見て絶叫する。
突然の大声に外で話していたセンクウとクロムはなんだなんだと様子を見にやってきた。
「まさかあきらの盗まれた剣がここで売ってたとはな
コハクそれ売りに来たやつの顔覚えてるか?」
「残念ながら接客したのは私ではないから知らないな、あきら、すまない」
「いいよ、コハクは悪くないし」
代わりに値切ろうかとコハクは提案してくれたがセンクウは全額支払った。
センクウと話していたクロムはやっとルリが店番していることに気づいてあわてて近寄った。
「あっ、ルリ店番して大丈夫かよ」
「今日は体調いいから大丈夫よ、クロム」
「分かったけどよ
店番なんかゴリラに任せときゃいいんだよ」
「ほう?」
ごん!!!と鈍い音が走る。
クロムの頭にはたんこぶができていた。
「お帰りなさい、クロム」
「おう、ただいま、あ、そうだ」
ごそごそとポケットを探ってクロムは一輪の花を出した。
「帰ってくる途中綺麗な花見つけたんだ」
「クロム……これわたしに?」
にかっとクロムは笑ってルリの髪に花をさした。
そんな二人をコハクはニヤニヤも見守っていた。
でもコハクによると二人はまだ付き合っていないらしい。
注目されていると気づいたルリは慌てて話題をそらした。
「あ、あの、さっきの話なんですが
私そのお客さんのお顔覚えます」
「ほ、ほんとですか!?」
「ええ、金髪の大柄の男の人と短髪の小柄な男の人の二人組でした」
爛々と目を輝かせて聞いてくるコハクにあきらは苦笑した。
どうやらコハクは馴れそめを聞きたいようだがその期待には答えられないと思いつつ経緯を話した。
「……なるほど、盗賊に身ぐるみを剥がれてしまったところをセンクウに助けられてその恩返しというところなのだな
確かにあのギルドには戦う者がいないからな
ところで武器はどうするんだ?」
「どっかでいいのが見つかればいいんだけど……」
急ごしらえで適当に見繕ってもいいが下手に悪い物を買えばいざという時に剣が折れそうだ。
するとコハクはちょっと待ってろといい倉庫にひっこんだ。
「数日前にな仕入れたばかりの剣がある
中古だが」
「あーーー!!!!!!それ私の!!!」
あきらはコハクが持ってきた剣を見て絶叫する。
突然の大声に外で話していたセンクウとクロムはなんだなんだと様子を見にやってきた。
「まさかあきらの盗まれた剣がここで売ってたとはな
コハクそれ売りに来たやつの顔覚えてるか?」
「残念ながら接客したのは私ではないから知らないな、あきら、すまない」
「いいよ、コハクは悪くないし」
代わりに値切ろうかとコハクは提案してくれたがセンクウは全額支払った。
センクウと話していたクロムはやっとルリが店番していることに気づいてあわてて近寄った。
「あっ、ルリ店番して大丈夫かよ」
「今日は体調いいから大丈夫よ、クロム」
「分かったけどよ
店番なんかゴリラに任せときゃいいんだよ」
「ほう?」
ごん!!!と鈍い音が走る。
クロムの頭にはたんこぶができていた。
「お帰りなさい、クロム」
「おう、ただいま、あ、そうだ」
ごそごそとポケットを探ってクロムは一輪の花を出した。
「帰ってくる途中綺麗な花見つけたんだ」
「クロム……これわたしに?」
にかっとクロムは笑ってルリの髪に花をさした。
そんな二人をコハクはニヤニヤも見守っていた。
でもコハクによると二人はまだ付き合っていないらしい。
注目されていると気づいたルリは慌てて話題をそらした。
「あ、あの、さっきの話なんですが
私そのお客さんのお顔覚えます」
「ほ、ほんとですか!?」
「ええ、金髪の大柄の男の人と短髪の小柄な男の人の二人組でした」