第一章
夢小説設定
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「そういやまだ工房見せてなかったな」
明日見せるつって忘れてたわ、とセンクウはあきらを工房に案内した。
「さて……さっそくポーション制作にとりかかりてぇとこだが……
そういや材料使いきってまだ買ってなかったな
あきら、出かける準備しろ」
「分かったけど……どこに出かけるの?」
「決まってんだろ、市場だよ」
と連れてこられた場所はランドソル一大きな市場であった。
大通りを抜けると『シャクジン』という店にたどり着いた。
「おーーい、クロムいるかー??」
センクウがそう呼ぶと店の中からあきらと同じ年くらいの少女がひょこっと顔を出した。
「ハ!生憎だがクロムは不在だ、センクウ
一週間前ほど材料を調達しにいったところだ」
少女の返答を聞いてセンクウは、んだよ、と当てが外れたと顔をしかめる。
「知り合い?」
「あ”??まぁな」
センクウはここの常連客でお得意様らしく店員のコハクとは顔見知りらしい。
「しかし驚いたぞ、ユズリハ以外の女子を引き連れてくるとはな、彼女か?」
「ちげぇ!!ギルドの新入りだ
ほら挨拶しろ」
「こんにちは、あきらです」
「ああ、こちらこそよろしく、コハクだ
ここシャクジンで看板娘をやっている」
「看板娘?看板ゴリラの間違いじゃねぇのか?」
後ろからそう言われたコハクは笑顔のままビシリと青筋を浮き立て……。
そして先ほどゴリラといった者の頭にゲンコツを入れた。
「よお!センクウ!元気か?」
「”ああ、クロム……頭大丈夫か?」
「おう、いつものことだからよ、気にすんな
それよりも……今回のはヤベーーぞ!!」
見ろ見ろ、とクロムは背負っていた荷物をほどくとセンクウも一緒になって目を輝かせた。
「ククク、やるじゃねぇか!!」
「おうよ、これなんてなあ」
鉱物やら葉っぱやらあきらの目にはどれも同じように見えるのだが、センクウとクロムは違うらしい。
キラキラと宝石を見るかのようにマシンガントークを花咲かせている。
ついていけないわたしを気遣ってかコハクが店の奥で待つよう薦めてくれた。
「ありがとうコハク」
「あの二人はあの話になるといつもああだ、気にするな」
コハクが煎れてくれたお茶を飲みながらしばし待った。(店番はコハクの姉のルリが交代した)
明日見せるつって忘れてたわ、とセンクウはあきらを工房に案内した。
「さて……さっそくポーション制作にとりかかりてぇとこだが……
そういや材料使いきってまだ買ってなかったな
あきら、出かける準備しろ」
「分かったけど……どこに出かけるの?」
「決まってんだろ、市場だよ」
と連れてこられた場所はランドソル一大きな市場であった。
大通りを抜けると『シャクジン』という店にたどり着いた。
「おーーい、クロムいるかー??」
センクウがそう呼ぶと店の中からあきらと同じ年くらいの少女がひょこっと顔を出した。
「ハ!生憎だがクロムは不在だ、センクウ
一週間前ほど材料を調達しにいったところだ」
少女の返答を聞いてセンクウは、んだよ、と当てが外れたと顔をしかめる。
「知り合い?」
「あ”??まぁな」
センクウはここの常連客でお得意様らしく店員のコハクとは顔見知りらしい。
「しかし驚いたぞ、ユズリハ以外の女子を引き連れてくるとはな、彼女か?」
「ちげぇ!!ギルドの新入りだ
ほら挨拶しろ」
「こんにちは、あきらです」
「ああ、こちらこそよろしく、コハクだ
ここシャクジンで看板娘をやっている」
「看板娘?看板ゴリラの間違いじゃねぇのか?」
後ろからそう言われたコハクは笑顔のままビシリと青筋を浮き立て……。
そして先ほどゴリラといった者の頭にゲンコツを入れた。
「よお!センクウ!元気か?」
「”ああ、クロム……頭大丈夫か?」
「おう、いつものことだからよ、気にすんな
それよりも……今回のはヤベーーぞ!!」
見ろ見ろ、とクロムは背負っていた荷物をほどくとセンクウも一緒になって目を輝かせた。
「ククク、やるじゃねぇか!!」
「おうよ、これなんてなあ」
鉱物やら葉っぱやらあきらの目にはどれも同じように見えるのだが、センクウとクロムは違うらしい。
キラキラと宝石を見るかのようにマシンガントークを花咲かせている。
ついていけないわたしを気遣ってかコハクが店の奥で待つよう薦めてくれた。
「ありがとうコハク」
「あの二人はあの話になるといつもああだ、気にするな」
コハクが煎れてくれたお茶を飲みながらしばし待った。(店番はコハクの姉のルリが交代した)