第三章
夢小説設定
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くのたま用の忍装束を纏いあきらはくのたま長屋から出た。
「おはようございます、あきら先輩」
「おはよう」
くのたまの後輩に挨拶して忍たま側の学園に向かう。
「今日もいい天気」
外に出るといつも通り保険委員会の誰かが穴に落ちたらしく助けを求める声が聞こえてくる。
「さて、今日は何個落とし穴あるかな……」
そして用具委員会委員長が天才トラパーに対してキレているだろうからそれも宥めないと。
「おはようございます!!先輩!」
「おはよう、作兵衛、今日も早いね」
「いえ!私は責任感もって活動してますのでこれくらい!」
えらいえらい、と頭を撫でると作兵衛が子供扱いしないでください!と怒ってきた。
うーん、小さい頃から面倒見てるから対応を間違えてしまう。
するとずんずん大股で歩いてくる留三郎が見えた。
「おはよ、留三郎」
「おう、ったく綾部の野郎いくら言っても聞かねぇし文次郎は予算よこさねぇし、くっそ!」
「という割には何かちょっと上機嫌じゃない?」
「……何でそう思った?」
あきらはんーと考える。
「いや、何となくだけど
何か嬉しいことでもあった?」
「まぁな……この日常が嬉しいつーか」
「ふーん?そう」
まぁ忍者を目指す以上何かしら起きてもおかしくはないので日常が続くということは素晴らしいことかとしれない。
そんなこんなではくのいちになる為に忍術学園で忍術を学んでいる、最初からそうでるかのように。
本来おかしな状況にあるはずなのに誰もが気づいていない、それは忍術学園以外の者も。
そう、天女の事を忘れているのだ、留三郎以外は。
この世界が本来の形をしていないのに気づかないまま日常は続いていく。
留三郎のナニを代償としているかを知らないまま。
あきらはきっと怒るだろう、それでも。
(俺はお前といたいんだ……あきら)
たとえこの魂が地獄に堕ちようと。
「おはようございます、あきら先輩」
「おはよう」
くのたまの後輩に挨拶して忍たま側の学園に向かう。
「今日もいい天気」
外に出るといつも通り保険委員会の誰かが穴に落ちたらしく助けを求める声が聞こえてくる。
「さて、今日は何個落とし穴あるかな……」
そして用具委員会委員長が天才トラパーに対してキレているだろうからそれも宥めないと。
「おはようございます!!先輩!」
「おはよう、作兵衛、今日も早いね」
「いえ!私は責任感もって活動してますのでこれくらい!」
えらいえらい、と頭を撫でると作兵衛が子供扱いしないでください!と怒ってきた。
うーん、小さい頃から面倒見てるから対応を間違えてしまう。
するとずんずん大股で歩いてくる留三郎が見えた。
「おはよ、留三郎」
「おう、ったく綾部の野郎いくら言っても聞かねぇし文次郎は予算よこさねぇし、くっそ!」
「という割には何かちょっと上機嫌じゃない?」
「……何でそう思った?」
あきらはんーと考える。
「いや、何となくだけど
何か嬉しいことでもあった?」
「まぁな……この日常が嬉しいつーか」
「ふーん?そう」
まぁ忍者を目指す以上何かしら起きてもおかしくはないので日常が続くということは素晴らしいことかとしれない。
そんなこんなではくのいちになる為に忍術学園で忍術を学んでいる、最初からそうでるかのように。
本来おかしな状況にあるはずなのに誰もが気づいていない、それは忍術学園以外の者も。
そう、天女の事を忘れているのだ、留三郎以外は。
この世界が本来の形をしていないのに気づかないまま日常は続いていく。
留三郎のナニを代償としているかを知らないまま。
あきらはきっと怒るだろう、それでも。
(俺はお前といたいんだ……あきら)
たとえこの魂が地獄に堕ちようと。