第二章
夢小説設定
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あきらは自室で忍術の復習をしていた所
いきなり六年生がずかずかと乗り込んできた。
「邪魔するぞ」
「いや、六人も入ってくるなんて何事?」
一体何をしにきたのか。
「いやな、お前がここに落ちてきた時の話を聞こうと思ってな」
そういえば、あまり詳しい話はしていなかったな。
そもそもそんな話が出来るほど仲も良くなかったし。
「この世界に何故きてしまった経緯を知りたいのだが、聞いていいか?」
「そんな話せる事ないけど、知りたいならいいよ」
聞きにきた理由は分かる。
原因を突き止めようとしているのだ。
私ではあまり役に立たないような気がするけど、少しでも手掛かりになるのなら協力はしたい。
「まずどこから話したもんか……
えっと私のいた世界でなんだけど
学校……忍術学園みたいな所に行こうした時に普段行かない道で行こうとして……途中神社にお参りはしたかな」
「それがどう、ここに繋がるんだ?」
仙蔵が首を傾げた。
「仏に拝む事は我々もするが……」
「いや、まぁ、その……
願い事として……忍術学園に行きたいって願っちゃったんだよね」
「あの時、ほんとに来れたと言っていたのはそういう事か」
願えば叶う神社があるという事なのか?
しかし、それではここから出来る手立てはないことになってしまうが……
「って事は……!!その神社で願えば彼女出来るって事!?
不運もなくなっちゃう!?」
伊作が喜び、小平太も同じように反応していたが、文次郎がバカタレ!!と怒った。
「話が食い違ってるじゃないか!!
そもそもどうやってその神社に行くんだ」
「そんな神社あればいいがな
あきら続きを頼む」
(あーこの感じ懐かしいな)
各々が言いたい放題に言って仙造や文次郎、長次が宥め中々話が進まない過去を思い出しつつ、あきらは続きを話した。
「お参りをして神社を出たと思ったら何故か空の上に居て……
でここに落ちてきた……話せるのはこれくらいかな」
仙蔵は当てが外れたと腕を組み唸った。
「お前が落ちてきた所は我々も見ていた
特に手掛かりになりそうなのはないか……」
「ぶっちゃけ本当に何で来れたのか分かんないんだよね」
今までの天女がどうやって来たのか聞かなかったのかと問うと、皆目を背けた。
「そうだな、聞くべきだった
あいつらも同じように空から落ちてきたが、経緯は一切聞いていない
そもそも聞けるような状態ではなかったからな」
「…………聞いてごめん」
あきらは非礼を謝った。
「いや、いいんだ
どのみち避けては通れない話題には変わらん」
しかし、これで手掛かりになるようなのはなくなってしまった。
「それと、忍術学園内に潜んでる密偵の件もお前ら忘れてねぇだろうな」
文次郎がギロリと見渡す。
「でも…後輩たちを疑う事なんて僕には…」
「まぁ、下級生は外していいんじゃないか?」
留三郎は忍術が未熟な幼い後輩が密偵をやれているとは思えないと話す。
「まぁ、確かにな、留三郎の言う通りだ
なら疑うべきは……上級生、先生方だな」
すると小平太が突然声を荒げた。
「あ~~~~さっきから話が重い!!
話題変えよう!!」
(あ、小平太猥談始める気だな)
伊作は女子であるあきらが目の前にいるのに話し始めようとする
小平太の常識を疑った。
彼の事だから、細かいところは気にするなと言いそうだけど。
どうやって逃がそうかと思案していると突如あきらが口を開いた。
「私、委員会の活動あるんだった」
「あ、そうなんだ」
そしてあきらは、じゃあ、と一目散に部屋から出ていった。
しかし、留三郎は首を傾げている。
「待てよ、今日あいつ当番じゃなかったような……」
「じゃあ、何で逃げるように出ていったの?」
仙蔵はそれも気になっていたが、あきらが出ていった事で話の折を
おってしまった小平太に詫びをいれた。
「すまん、で、何を話そうとしていたんだ?」
「え?猥談だけど」
小平太除く五人が沈黙した。
「お前……この状況でそれを話すか?」
「え?仲良くなる分にはいいだろ!」
良くない、非常に良くない。
「まさか、あいつこの事を予想して……?」
まさかな、と仙蔵は呟いた。
いきなり六年生がずかずかと乗り込んできた。
「邪魔するぞ」
「いや、六人も入ってくるなんて何事?」
一体何をしにきたのか。
「いやな、お前がここに落ちてきた時の話を聞こうと思ってな」
そういえば、あまり詳しい話はしていなかったな。
そもそもそんな話が出来るほど仲も良くなかったし。
「この世界に何故きてしまった経緯を知りたいのだが、聞いていいか?」
「そんな話せる事ないけど、知りたいならいいよ」
聞きにきた理由は分かる。
原因を突き止めようとしているのだ。
私ではあまり役に立たないような気がするけど、少しでも手掛かりになるのなら協力はしたい。
「まずどこから話したもんか……
えっと私のいた世界でなんだけど
学校……忍術学園みたいな所に行こうした時に普段行かない道で行こうとして……途中神社にお参りはしたかな」
「それがどう、ここに繋がるんだ?」
仙蔵が首を傾げた。
「仏に拝む事は我々もするが……」
「いや、まぁ、その……
願い事として……忍術学園に行きたいって願っちゃったんだよね」
「あの時、ほんとに来れたと言っていたのはそういう事か」
願えば叶う神社があるという事なのか?
しかし、それではここから出来る手立てはないことになってしまうが……
「って事は……!!その神社で願えば彼女出来るって事!?
不運もなくなっちゃう!?」
伊作が喜び、小平太も同じように反応していたが、文次郎がバカタレ!!と怒った。
「話が食い違ってるじゃないか!!
そもそもどうやってその神社に行くんだ」
「そんな神社あればいいがな
あきら続きを頼む」
(あーこの感じ懐かしいな)
各々が言いたい放題に言って仙造や文次郎、長次が宥め中々話が進まない過去を思い出しつつ、あきらは続きを話した。
「お参りをして神社を出たと思ったら何故か空の上に居て……
でここに落ちてきた……話せるのはこれくらいかな」
仙蔵は当てが外れたと腕を組み唸った。
「お前が落ちてきた所は我々も見ていた
特に手掛かりになりそうなのはないか……」
「ぶっちゃけ本当に何で来れたのか分かんないんだよね」
今までの天女がどうやって来たのか聞かなかったのかと問うと、皆目を背けた。
「そうだな、聞くべきだった
あいつらも同じように空から落ちてきたが、経緯は一切聞いていない
そもそも聞けるような状態ではなかったからな」
「…………聞いてごめん」
あきらは非礼を謝った。
「いや、いいんだ
どのみち避けては通れない話題には変わらん」
しかし、これで手掛かりになるようなのはなくなってしまった。
「それと、忍術学園内に潜んでる密偵の件もお前ら忘れてねぇだろうな」
文次郎がギロリと見渡す。
「でも…後輩たちを疑う事なんて僕には…」
「まぁ、下級生は外していいんじゃないか?」
留三郎は忍術が未熟な幼い後輩が密偵をやれているとは思えないと話す。
「まぁ、確かにな、留三郎の言う通りだ
なら疑うべきは……上級生、先生方だな」
すると小平太が突然声を荒げた。
「あ~~~~さっきから話が重い!!
話題変えよう!!」
(あ、小平太猥談始める気だな)
伊作は女子であるあきらが目の前にいるのに話し始めようとする
小平太の常識を疑った。
彼の事だから、細かいところは気にするなと言いそうだけど。
どうやって逃がそうかと思案していると突如あきらが口を開いた。
「私、委員会の活動あるんだった」
「あ、そうなんだ」
そしてあきらは、じゃあ、と一目散に部屋から出ていった。
しかし、留三郎は首を傾げている。
「待てよ、今日あいつ当番じゃなかったような……」
「じゃあ、何で逃げるように出ていったの?」
仙蔵はそれも気になっていたが、あきらが出ていった事で話の折を
おってしまった小平太に詫びをいれた。
「すまん、で、何を話そうとしていたんだ?」
「え?猥談だけど」
小平太除く五人が沈黙した。
「お前……この状況でそれを話すか?」
「え?仲良くなる分にはいいだろ!」
良くない、非常に良くない。
「まさか、あいつこの事を予想して……?」
まさかな、と仙蔵は呟いた。