第二章
夢小説設定
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元の席に戻ったあきらだったが、急に用事を
思い出したと、お茶をしていた女性陣に伝え六人と一緒に茶屋を出た。
てっきり女性陣に怒られると思ったが、さっきの騒動で惚れられたらしくまたお茶してほしいと手を握られてしまった。
当然後ろから鋭い視線を感じたあきらは機会がありましたらと、さりげなく誘いをかわした。
今は忍術学園に戻る最中である。
「全く、敵に近づいてどうする
相手が何もしてこなかったから良かったものの……」
あきらは仙蔵にくどくど文句を言われた。
「分かったって、何も無かったからいいじゃん
それに放っとく事出来なかったし……」
こればかりは自分でもどうにも出来ない。
昔から後輩などが何か困っていると手助けしてしまう。
それが自分の状況を悪くすると分かっていても、だ。
「はあ、しかし、男装していても分かってしまうとはな……」
策を練った意味がないな、と仙蔵だったが。
「それなんだけど、ぶっちゃけさあ
他に気付いてる人っていた?」
小平太がぽつりと言う。
「……いや、皆あきらちゃんの事少年と思ってたよね」
「気づいていた刺客があの娘だけというもの
気になるな……」
実際天女を探していると見られる刺客はちらほら居た……が、男装しているあきらを見ても全く気にも止めていなかった。
あきらは足を止め、なるべく六人にだけ聞こえる様に声を小さくした。
「……なら、答えは一つじゃない?
学園内に情報を流しているやつがいる」
思い出したと、お茶をしていた女性陣に伝え六人と一緒に茶屋を出た。
てっきり女性陣に怒られると思ったが、さっきの騒動で惚れられたらしくまたお茶してほしいと手を握られてしまった。
当然後ろから鋭い視線を感じたあきらは機会がありましたらと、さりげなく誘いをかわした。
今は忍術学園に戻る最中である。
「全く、敵に近づいてどうする
相手が何もしてこなかったから良かったものの……」
あきらは仙蔵にくどくど文句を言われた。
「分かったって、何も無かったからいいじゃん
それに放っとく事出来なかったし……」
こればかりは自分でもどうにも出来ない。
昔から後輩などが何か困っていると手助けしてしまう。
それが自分の状況を悪くすると分かっていても、だ。
「はあ、しかし、男装していても分かってしまうとはな……」
策を練った意味がないな、と仙蔵だったが。
「それなんだけど、ぶっちゃけさあ
他に気付いてる人っていた?」
小平太がぽつりと言う。
「……いや、皆あきらちゃんの事少年と思ってたよね」
「気づいていた刺客があの娘だけというもの
気になるな……」
実際天女を探していると見られる刺客はちらほら居た……が、男装しているあきらを見ても全く気にも止めていなかった。
あきらは足を止め、なるべく六人にだけ聞こえる様に声を小さくした。
「……なら、答えは一つじゃない?
学園内に情報を流しているやつがいる」