一章
夢小説設定
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あきらは不破から逃げたあと、事務室に向かった。
(もうやる事終わったけど、暇だし
何か出来る事無いかもう一回聞いてこよう)
事務室の近くまで行くと、どうやら吉野先生と小松田さんが話しているらしく、つい気配を消して盗み聞きをしてしまった。(幸い近くに
人が居なかった)
「…………で、あの忍者さんって、どこの城の忍者さんだったんですか?」
小松田が聞くと、吉野先生は顔をしかめた
。
「それがね……指示をした者もフリーの忍者で、辿っても出所は分からかったらしい、恐らく
首謀はタソガレドキではないか……と予想はしていますが、明確には分からない」
「あれ以降警備も強めなくちゃ、いけなくなったし、大変ですねー」
「こ ま つ だ くん!!!!
そもそも君が曲者を入れなければこんな事態は起きなかったんですよ!!!!
自覚はないんですか!!!!」
といつもの説教が始まった為、あきらは事務室を後にした。
(吉野先生、説教始まると長いからなあ……)
そろそろ、生徒が授業を終える頃だし様子でも見に行こうかーと足を進めた時、
「動くな」
あきらは何物かに背後を取られ、首に苦無を当てられていた。
(何で、また、曲者が、忍者学園内に……
完全にやられた、感覚が鈍ってるとは言え、
気配が全く察知出来なかった、この手練、
誰だ??)
あきらは唾を飲みこみ首筋に冷や汗がつたった。
(まずい、この時間帯は誰も通らない
このまま気付かれずに連れ去られてしまう、
せめて、顔だけでも……!!)
目だけを動かし、顔を見ようとしたが、
「 おっと、振り向くのは止めた方がいい、
この苦無が君の首をかっ切ってしまうかもしれない」
と忠告され、出来なかったが、幸運な事に
あきらはその声を知っていた。
「…………………… 雑渡昆奈門………………」
タレガレドキの組頭である雑渡昆奈門は一瞬驚いた顔をしたが、目尻を上げにたりと笑った。
(もうやる事終わったけど、暇だし
何か出来る事無いかもう一回聞いてこよう)
事務室の近くまで行くと、どうやら吉野先生と小松田さんが話しているらしく、つい気配を消して盗み聞きをしてしまった。(幸い近くに
人が居なかった)
「…………で、あの忍者さんって、どこの城の忍者さんだったんですか?」
小松田が聞くと、吉野先生は顔をしかめた
。
「それがね……指示をした者もフリーの忍者で、辿っても出所は分からかったらしい、恐らく
首謀はタソガレドキではないか……と予想はしていますが、明確には分からない」
「あれ以降警備も強めなくちゃ、いけなくなったし、大変ですねー」
「こ ま つ だ くん!!!!
そもそも君が曲者を入れなければこんな事態は起きなかったんですよ!!!!
自覚はないんですか!!!!」
といつもの説教が始まった為、あきらは事務室を後にした。
(吉野先生、説教始まると長いからなあ……)
そろそろ、生徒が授業を終える頃だし様子でも見に行こうかーと足を進めた時、
「動くな」
あきらは何物かに背後を取られ、首に苦無を当てられていた。
(何で、また、曲者が、忍者学園内に……
完全にやられた、感覚が鈍ってるとは言え、
気配が全く察知出来なかった、この手練、
誰だ??)
あきらは唾を飲みこみ首筋に冷や汗がつたった。
(まずい、この時間帯は誰も通らない
このまま気付かれずに連れ去られてしまう、
せめて、顔だけでも……!!)
目だけを動かし、顔を見ようとしたが、
「 おっと、振り向くのは止めた方がいい、
この苦無が君の首をかっ切ってしまうかもしれない」
と忠告され、出来なかったが、幸運な事に
あきらはその声を知っていた。
「…………………… 雑渡昆奈門………………」
タレガレドキの組頭である雑渡昆奈門は一瞬驚いた顔をしたが、目尻を上げにたりと笑った。