～～時は現在に戻り～～～～

あきらはある選択を迫られていた。
(うーん………どれでもいいから委員会に所属しろかあ………
普通に前入ってた用具委員会が一番落ち着くけど、そもそも受け入れられるのか？私……)


一方各委員会の委員会長は学園長に呼び出しされていた。
「……とゆうわけで天女様にはどこか委員会に所属してもらうことになった。」
学園長の一言に全員がざわつき、各々が目を合わせ、またか…とタメ息をつく者もいた。
誰も意見を言わずに解散となると思われたが仙蔵が異をとなえた。
「…委員会に所属とゆうのは天女様が所属先を決めなさるのですか？」
仙蔵の問いに学園長は、
「そうじゃ。くじ引きで決めても良かったのじゃが、前の天女様の事を考えるとのお…」
学園長の言葉にその場に集まる一同の顔が一層重くなった。
そう、前にいた天女。何番目の天女かは忘れたが、委員会をくじ引きで決めた事があった。
しかし、天女がくじで引いた委員会が天女が入りたかった委員会とは違い、天女が所属委員会の忍たまたちに八つ当たりするなど騒動があった為、天女に委員会を選んでもらう方式に戻ったのだった。
「確かにお前たちが天女と関わりたくないのは分かる…しかし、天女様を怒らせてはいけないのも事実…分かってくれ…」
学園長の言葉に一同は仕方がないと悟り各委員会に帰っていった。


そしてあきらは、所属する委員会を決めたのだった…