一章
夢小説設定
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留三郎があきらに紙紐を渡す数刻前、留三郎達は学園長の庵の前に集まっていた。
「それにしても実習って何の実習だろうな?伊作」
「さぁ…今回は学園長先生の突然の思いつきだからね…また、どっかの城に潜入してこいとかじゃない?」
「そうだなあ」
留三郎が伊作と話していると仙蔵が口を開いた。
「おい、学園長先生がいらっしゃったぞ」
「お前達に今から実習の内容を言い渡す!!」
「………………!」
留三郎達は気を引き締めて、学園長の言葉を待った。
「これから町に出掛けて………………
好きな子にあげるプレゼントを買うんじゃ・!!!」
「はぁ…!?」
留三郎達はまたかとあきれていた。
「学園長先生!!これはどういう事ですか!?」
仙蔵は学園長に問いかけた。
「てっきり私達はどこかの城に潜入するのだと思っていたのですが…」
「そもそも色恋は3禁……」
「静かにせーい!!!
これは正式な色の授業じゃ!!
忍者たるもの色で相手を落とせばならん。
だからおまえ達を集めたというわけじゃ。
というわけで、今から早速町にいってプレゼントを買ってくるのじゃ~!」
そうして留三郎達はプレゼント選びに町に出かけることになったのであった。
「しっかしどうする?今回の実習…」
留三郎は伊作に聞いた。
「うーん、僕は特に好きな人とかいないからね…適当に町の女の子にあげるよ。
くのたまとかどう?」
「あいつらは却下だ、却下。あんな恐ろしい集団にあげる気はさらさらないな」
伊作は今のくのたまに聞かれてたらヤバイんじゃ…と内心思ったが
最悪自分に火の粉はかからないかと考え口をつぐんだ。
「しっかし留三郎は渡す人既に決まってるからいいよね~」
「は?誰だよ、そんな奴いねーぞ?」
「そんなのあきらちゃんに決まってるじゃん」
伊作が肘でつくと留三郎はうろたえた。
「な、何であいつの名前が出てくんだよ!
俺別にあきらの事好きでもないし、あいつはただの同級生で…
」
「でも、何だかんだいっていつもいっしょだし他のくのたまとは違うでしょ?」
確かにそうだ。
忍たまとくのたまはいまいち関係性はよいとはいえず、忍たまのほとんどはくのたまにたいして苦手意識を持っている者も少なくないだろう。
かくいう留三郎もくのたまには若干苦手意識を持っている派の一人だ。
だが、あきらは苦手というわけではないが…
「それはあいつとは6年のつきあしだし、性格が男っぽいからそういう風には見てねーよ!
俺一人で見てくる!」
「ちょっ、留さん!」
留三郎は話の追求から逃れるために一人で町を散策し始めた。
「それにしても実習って何の実習だろうな?伊作」
「さぁ…今回は学園長先生の突然の思いつきだからね…また、どっかの城に潜入してこいとかじゃない?」
「そうだなあ」
留三郎が伊作と話していると仙蔵が口を開いた。
「おい、学園長先生がいらっしゃったぞ」
「お前達に今から実習の内容を言い渡す!!」
「………………!」
留三郎達は気を引き締めて、学園長の言葉を待った。
「これから町に出掛けて………………
好きな子にあげるプレゼントを買うんじゃ・!!!」
「はぁ…!?」
留三郎達はまたかとあきれていた。
「学園長先生!!これはどういう事ですか!?」
仙蔵は学園長に問いかけた。
「てっきり私達はどこかの城に潜入するのだと思っていたのですが…」
「そもそも色恋は3禁……」
「静かにせーい!!!
これは正式な色の授業じゃ!!
忍者たるもの色で相手を落とせばならん。
だからおまえ達を集めたというわけじゃ。
というわけで、今から早速町にいってプレゼントを買ってくるのじゃ~!」
そうして留三郎達はプレゼント選びに町に出かけることになったのであった。
「しっかしどうする?今回の実習…」
留三郎は伊作に聞いた。
「うーん、僕は特に好きな人とかいないからね…適当に町の女の子にあげるよ。
くのたまとかどう?」
「あいつらは却下だ、却下。あんな恐ろしい集団にあげる気はさらさらないな」
伊作は今のくのたまに聞かれてたらヤバイんじゃ…と内心思ったが
最悪自分に火の粉はかからないかと考え口をつぐんだ。
「しっかし留三郎は渡す人既に決まってるからいいよね~」
「は?誰だよ、そんな奴いねーぞ?」
「そんなのあきらちゃんに決まってるじゃん」
伊作が肘でつくと留三郎はうろたえた。
「な、何であいつの名前が出てくんだよ!
俺別にあきらの事好きでもないし、あいつはただの同級生で…
」
「でも、何だかんだいっていつもいっしょだし他のくのたまとは違うでしょ?」
確かにそうだ。
忍たまとくのたまはいまいち関係性はよいとはいえず、忍たまのほとんどはくのたまにたいして苦手意識を持っている者も少なくないだろう。
かくいう留三郎もくのたまには若干苦手意識を持っている派の一人だ。
だが、あきらは苦手というわけではないが…
「それはあいつとは6年のつきあしだし、性格が男っぽいからそういう風には見てねーよ!
俺一人で見てくる!」
「ちょっ、留さん!」
留三郎は話の追求から逃れるために一人で町を散策し始めた。