乾貞治はデータのためなら!?
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乾が何やら漫画を読んでいる。
あまり漫画を読んでいるイメージがなく珍しいので何を読んでいるのかな、と後ろから覗くとハレンチ系漫画だった。
驚きのあまり声を上げると乾が気づき振り返る。
「なんだ、五十嵐か」
「びっくりした……何それ」
「これか、クラスで流行っているらしいラブコメ……だそうだ、ちなみに全年齢向けだぞ」
乾がパラパラとページをめくるので否応にもあきらの視界に映る。
「うっそお、……てか乾もそういうの読むんだね」
「いや?興味はさしてはないな
どういう要素がウケるのかの興味の方が強いな」
結局データか。
「それで五十嵐頼みがあるんだが
パンチラを見せてくれないか?」
何か聞き覚えのある台詞を聞いたあきらは顔を強ばらせ固まった。
「もしやパンチラを知らないのか?
パンチラとは……」
「……いい、分かってるから説明しなくてもいい」
「ふむ、まずはこのページを見てくれ」
乾が開いたページには女の子のパンツを偶然見てしまった主人公が赤面する……というシーンが映っていた。
何か理由分かった気がする……。
「あーーはいはい
乾はこの主人公の気持ちが知りたいって事」
「まぁ、そんな感じだ
恥ずかしながら俺はパンチラというのに出くわしたことがないんだ」
別に恥ずかしながらなくてもいい気がするけど……
何も経験したことがなくてもいいじゃないかとあきらは思うが乾はそれが恥らしい。
「というわけで五十嵐協力を頼む」
「絶対嫌
っていうか私に頼んでも無駄だよ」
無駄、と言われた乾は眼鏡をくいっと上げた。
「どういう事だ?」
「偶然スカート捲られたとしてもパンツなんか見えないよ」
「…………そうか
五十嵐はノーパン派なのか……しかしそれは女子高校生としてどうかと思うぞ」
「誰が履いてないって言った!
スパッツ!スパッツ履いてるから見えないって言ったの!」
勝手にとんでもない勘違いをさせられた、とあきらは真っ赤になりながら訂正した。
「スパッツ」
「うん、ほら」
あきらはスカートの裾を上に持ち上げスパッツをチラリと見せた。
「確かにこれではパンツは見えないな
それはともかくスパッツはOKなのか」
「え、別に見られても構わないけど……
あ、じっくり見られるのは別ね」
法則が分からない……と乾は内心思った。
「しかし、見たいのはパンチラであってスパチラではない」
「いっとくけどパンツは見せないからね」
「五十嵐何か勘違いしてないか?」
あきらはえ?と頭を傾げた。
「パンツを見せるのとパンチラは違う
見せるのはあくまでも自主性だがパンチラはあくまでも偶然……
そう偶然に見れないと意味がないんだ」
と、熱弁する乾にあきらは質問した。
「じゃあ、どうやってパンチラ見せて貰うのか教えてよ」
「それは……こういい具合に風が吹いたり……
そうだな……どこからか吹いてくるのか計算して……」
「見れるように業と仕組んでたらそれ偶然とは言えないでしょ」
「…………………………!!!確かに……」
指摘された乾が意気消沈しあきらは何とか難を逃れる事ができた。
次の日。
「…………え、もうこんな時間!?」
あきらは寝坊してしまった。
急いで支度をして学校へと向かうともう朝練は終わっていた。
「珍しいな、五十嵐が遅刻するなんて」
「ごめん、乾、次からは気を付けるから……
って乾こそぬけてるんじゃない?靴紐ほどけてるよ」
「ん?ほんとだ」
乾はしゃがみ靴紐を結んでいると急に強い風が吹いた。
あきらは慌てて浮いたスカートを上から押さえた。
(危ない危ない……まぁ、スパッツ履いてるから大丈夫か)
乾の方を見れば何故か中途半端に結んだまま固まっている。
「乾?」
「白、か」
白?またデータ収集でもしているらしい。
でもまた事細かく聞いて厄介なことに巻き困れたら面倒だな、とスルーすることにした。
乾はきゅっと靴紐を結んで立ち上がりあきらを横見た。
「?何?」
「……いや、何でもないよ」
「そう……ならいいんだけど」
なおその日の体育の着替え時にあきらはとある事に気づいた。
「あれ……??スパッツ履いて……ない?」
そうだ、今日寝坊して慌てて着替えて……
「……じゃあ、もしかして……」
あの時乾が言った、白、とは。
「~~~~~っ!!!!!
絶対見られた~~っ!!」
自分の不甲斐なさと下着を見られてしまった羞恥心で顔を真っ赤に染めたあきらだった。
あまり漫画を読んでいるイメージがなく珍しいので何を読んでいるのかな、と後ろから覗くとハレンチ系漫画だった。
驚きのあまり声を上げると乾が気づき振り返る。
「なんだ、五十嵐か」
「びっくりした……何それ」
「これか、クラスで流行っているらしいラブコメ……だそうだ、ちなみに全年齢向けだぞ」
乾がパラパラとページをめくるので否応にもあきらの視界に映る。
「うっそお、……てか乾もそういうの読むんだね」
「いや?興味はさしてはないな
どういう要素がウケるのかの興味の方が強いな」
結局データか。
「それで五十嵐頼みがあるんだが
パンチラを見せてくれないか?」
何か聞き覚えのある台詞を聞いたあきらは顔を強ばらせ固まった。
「もしやパンチラを知らないのか?
パンチラとは……」
「……いい、分かってるから説明しなくてもいい」
「ふむ、まずはこのページを見てくれ」
乾が開いたページには女の子のパンツを偶然見てしまった主人公が赤面する……というシーンが映っていた。
何か理由分かった気がする……。
「あーーはいはい
乾はこの主人公の気持ちが知りたいって事」
「まぁ、そんな感じだ
恥ずかしながら俺はパンチラというのに出くわしたことがないんだ」
別に恥ずかしながらなくてもいい気がするけど……
何も経験したことがなくてもいいじゃないかとあきらは思うが乾はそれが恥らしい。
「というわけで五十嵐協力を頼む」
「絶対嫌
っていうか私に頼んでも無駄だよ」
無駄、と言われた乾は眼鏡をくいっと上げた。
「どういう事だ?」
「偶然スカート捲られたとしてもパンツなんか見えないよ」
「…………そうか
五十嵐はノーパン派なのか……しかしそれは女子高校生としてどうかと思うぞ」
「誰が履いてないって言った!
スパッツ!スパッツ履いてるから見えないって言ったの!」
勝手にとんでもない勘違いをさせられた、とあきらは真っ赤になりながら訂正した。
「スパッツ」
「うん、ほら」
あきらはスカートの裾を上に持ち上げスパッツをチラリと見せた。
「確かにこれではパンツは見えないな
それはともかくスパッツはOKなのか」
「え、別に見られても構わないけど……
あ、じっくり見られるのは別ね」
法則が分からない……と乾は内心思った。
「しかし、見たいのはパンチラであってスパチラではない」
「いっとくけどパンツは見せないからね」
「五十嵐何か勘違いしてないか?」
あきらはえ?と頭を傾げた。
「パンツを見せるのとパンチラは違う
見せるのはあくまでも自主性だがパンチラはあくまでも偶然……
そう偶然に見れないと意味がないんだ」
と、熱弁する乾にあきらは質問した。
「じゃあ、どうやってパンチラ見せて貰うのか教えてよ」
「それは……こういい具合に風が吹いたり……
そうだな……どこからか吹いてくるのか計算して……」
「見れるように業と仕組んでたらそれ偶然とは言えないでしょ」
「…………………………!!!確かに……」
指摘された乾が意気消沈しあきらは何とか難を逃れる事ができた。
次の日。
「…………え、もうこんな時間!?」
あきらは寝坊してしまった。
急いで支度をして学校へと向かうともう朝練は終わっていた。
「珍しいな、五十嵐が遅刻するなんて」
「ごめん、乾、次からは気を付けるから……
って乾こそぬけてるんじゃない?靴紐ほどけてるよ」
「ん?ほんとだ」
乾はしゃがみ靴紐を結んでいると急に強い風が吹いた。
あきらは慌てて浮いたスカートを上から押さえた。
(危ない危ない……まぁ、スパッツ履いてるから大丈夫か)
乾の方を見れば何故か中途半端に結んだまま固まっている。
「乾?」
「白、か」
白?またデータ収集でもしているらしい。
でもまた事細かく聞いて厄介なことに巻き困れたら面倒だな、とスルーすることにした。
乾はきゅっと靴紐を結んで立ち上がりあきらを横見た。
「?何?」
「……いや、何でもないよ」
「そう……ならいいんだけど」
なおその日の体育の着替え時にあきらはとある事に気づいた。
「あれ……??スパッツ履いて……ない?」
そうだ、今日寝坊して慌てて着替えて……
「……じゃあ、もしかして……」
あの時乾が言った、白、とは。
「~~~~~っ!!!!!
絶対見られた~~っ!!」
自分の不甲斐なさと下着を見られてしまった羞恥心で顔を真っ赤に染めたあきらだった。