乾貞治はデータのためなら!?
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脱衣室に入ると誰かがシャワーを使っている音が聞こえた。
もう既に皆入ったと聞いていたが……
まぁ自分の様に入り忘れた人がいるかもしれないと乾は思い服を脱ぎ眼鏡を服の上に置いた。
「い、い、乾!?!?」
「その声は……五十嵐か??」
五十嵐何故ここに……と思った乾はここが風呂であること……つまりあきらは現在……と思考が至ったところであきらからお湯をかけられた。
「み、見ないで!!!」
「ぶっっ、待て!五十嵐!
お湯をかけるのはやめてくれ
お湯をかけなくても俺は五十嵐の姿が見えないんだ」
「気まずいからって嘘つかないで」
「嘘じゃない
今俺は眼鏡をかけていない」
確かにいつもかけている黒縁の眼鏡をかけていない。
あきらにお湯をかけられた乾が張りついた髪をどうにかしようと額らへんに手を持っていっているので目は見えないが眼鏡はかけてない。
「俺は極度に視力が弱いんだ
眼鏡がなければ至近距離じゃないととにかく見えない」
「……じゃあ裸は……見てないってこと?」
「ああ、ぼやけて何がなんだが分からないな」
とりあえず乾はあきらの裸は見ていない……ということになるらしい。
「……ならいいんだけど」
「誤解が解けたようで何よりだ
それより俺も風呂に入りたいんだが」
「……い、一緒に、ってこと?」
「もちろん、見えないように十分に距離をとるようにはする
夕飯まであと十数分しかないしお互い風呂には浸かりたいだろう?」
ここでうだうだ話をしていては時間の無駄だ。
あきらも湯船にはつかりたい。
しょうがないので分かったと返事をした。
とはいえ、例えほぼ認識できず自分の裸が見られていないとしても。
体を洗う音は聞こえるわ、横目で乾の裸が映ってしまうのでやっぱり恥ずかしい。
あきらはさっさと体を洗い湯船につかることにした。
あきらから遅れるほど一分後に乾も湯船の中に入ってきた。
ちゃんと距離はとっているので見えてないのだろうけど……
乾も気まずいのか何も喋らない。
やっぱり駄目だ。
湯船につかるのも最低限にして早めに出よう、そうしよう、とあきらは少し早めに風呂から上がることにした。
夕食後あきらは乾に話があると呼び止められた。
人気がないところに移動したところで乾は謝った。
「さっきはすまない、五十嵐にはとても悪いことをしてしまった……」
「いや、ちゃんと確認しなかった私が悪いし……
そもそも乾は見てないんでしょ?」
「そういう問題じゃないんだがな……
何か……五十嵐のはお詫びをしないと」
お詫びっていってもな……とちょっと困ったあきらだが一つ思い付いた。
「……じゃあ、責任とって?
お嫁にいけなくなった、せ、き、に、ん」
「せ、責任!?」
予想外の返答が返ってきた乾はしどろもどろに狼狽える。
「なーーんてね、冗談だよ」
「じょ、冗談か……」
乾は心臓に悪い……と内心思った。
「お詫びだけどしばらく乾汁は控えてほしいなーって」
「残念だがその条件は受け入れられないな」
「…………ケチ」
さっきの慌てようはどこへやら、きっぱりと断る乾だった。
もう既に皆入ったと聞いていたが……
まぁ自分の様に入り忘れた人がいるかもしれないと乾は思い服を脱ぎ眼鏡を服の上に置いた。
「い、い、乾!?!?」
「その声は……五十嵐か??」
五十嵐何故ここに……と思った乾はここが風呂であること……つまりあきらは現在……と思考が至ったところであきらからお湯をかけられた。
「み、見ないで!!!」
「ぶっっ、待て!五十嵐!
お湯をかけるのはやめてくれ
お湯をかけなくても俺は五十嵐の姿が見えないんだ」
「気まずいからって嘘つかないで」
「嘘じゃない
今俺は眼鏡をかけていない」
確かにいつもかけている黒縁の眼鏡をかけていない。
あきらにお湯をかけられた乾が張りついた髪をどうにかしようと額らへんに手を持っていっているので目は見えないが眼鏡はかけてない。
「俺は極度に視力が弱いんだ
眼鏡がなければ至近距離じゃないととにかく見えない」
「……じゃあ裸は……見てないってこと?」
「ああ、ぼやけて何がなんだが分からないな」
とりあえず乾はあきらの裸は見ていない……ということになるらしい。
「……ならいいんだけど」
「誤解が解けたようで何よりだ
それより俺も風呂に入りたいんだが」
「……い、一緒に、ってこと?」
「もちろん、見えないように十分に距離をとるようにはする
夕飯まであと十数分しかないしお互い風呂には浸かりたいだろう?」
ここでうだうだ話をしていては時間の無駄だ。
あきらも湯船にはつかりたい。
しょうがないので分かったと返事をした。
とはいえ、例えほぼ認識できず自分の裸が見られていないとしても。
体を洗う音は聞こえるわ、横目で乾の裸が映ってしまうのでやっぱり恥ずかしい。
あきらはさっさと体を洗い湯船につかることにした。
あきらから遅れるほど一分後に乾も湯船の中に入ってきた。
ちゃんと距離はとっているので見えてないのだろうけど……
乾も気まずいのか何も喋らない。
やっぱり駄目だ。
湯船につかるのも最低限にして早めに出よう、そうしよう、とあきらは少し早めに風呂から上がることにした。
夕食後あきらは乾に話があると呼び止められた。
人気がないところに移動したところで乾は謝った。
「さっきはすまない、五十嵐にはとても悪いことをしてしまった……」
「いや、ちゃんと確認しなかった私が悪いし……
そもそも乾は見てないんでしょ?」
「そういう問題じゃないんだがな……
何か……五十嵐のはお詫びをしないと」
お詫びっていってもな……とちょっと困ったあきらだが一つ思い付いた。
「……じゃあ、責任とって?
お嫁にいけなくなった、せ、き、に、ん」
「せ、責任!?」
予想外の返答が返ってきた乾はしどろもどろに狼狽える。
「なーーんてね、冗談だよ」
「じょ、冗談か……」
乾は心臓に悪い……と内心思った。
「お詫びだけどしばらく乾汁は控えてほしいなーって」
「残念だがその条件は受け入れられないな」
「…………ケチ」
さっきの慌てようはどこへやら、きっぱりと断る乾だった。