乾貞治はデータのためなら!?
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(そっか今日七夕かあ)
部活帰りに商店街によったところ七夕コーナーとかかれた区域があることに気づいた。
何か書こうかなと思考を巡らすもあまりいい案が浮かばずとりあえず他の人が書いた短冊を見ることにした。
子供が書いたらしき短冊があれば生々しい願いが書かれた等々……
たくさんあるなあと思っているとふと一つの短冊が目についた。
(両思いになれますように……か)
両思いとワードを思い浮かべると脳内にトゲトゲ頭の眼鏡男が浮かんできて慌てて打ち消した。
(な、なんであいつが出てくるの!!!)
一気に体温が上がった為熱をさまそうとしていると不意に後ろから声がした。
「やあ」
「わっ!!!!びっくりした乾か……」
屈むようにあきらを見下ろす乾は笹の葉を見て、そうか七夕か……と呟く。
「せっかくだから俺も書くか」
七夕とは縁がなさそうな乾に意外だなと思う。
ちなみに乾は何を書くんだろうか?
乾は迷いもなくさらさらと短冊に文字を書いた。
「何書いたの?」
「テニス部の全国優勝
そういう五十嵐は……何書こうか迷って書けないでいる確率90%ってとこか」
「……当たり
めんどくさいから乾のと一緒にしようかな」
お揃いになるのは少々尺だがあまり思い付かないしマネージャーとしても書いといた方がいいだろう。
乾と同じく全国優勝と書いたあたりで一つ思い付いてしまった。
しまった、乾汁の味がこれ以上酷くなりませんようにとか書いとけばよかった。
でも本人の目の前で書くのもあれだしやっぱり駄目だな、と頷く。
「どうせなら隣に結んどいた方がいいだろう
五十嵐のも貸してごらん」
「え、……はい」
乾は笹の高い場所に短冊を結びつけた。
笹の葉が揺れて乾の顔と時々重なるのを見たあきらはまた鼓動が早くなるのを感じた。
「?五十嵐どうかしたか?」
「……何でもない」
笹の葉があってよかった。
無かったらきっと顔が紅いのがばれてしまうだろうから。
部活帰りに商店街によったところ七夕コーナーとかかれた区域があることに気づいた。
何か書こうかなと思考を巡らすもあまりいい案が浮かばずとりあえず他の人が書いた短冊を見ることにした。
子供が書いたらしき短冊があれば生々しい願いが書かれた等々……
たくさんあるなあと思っているとふと一つの短冊が目についた。
(両思いになれますように……か)
両思いとワードを思い浮かべると脳内にトゲトゲ頭の眼鏡男が浮かんできて慌てて打ち消した。
(な、なんであいつが出てくるの!!!)
一気に体温が上がった為熱をさまそうとしていると不意に後ろから声がした。
「やあ」
「わっ!!!!びっくりした乾か……」
屈むようにあきらを見下ろす乾は笹の葉を見て、そうか七夕か……と呟く。
「せっかくだから俺も書くか」
七夕とは縁がなさそうな乾に意外だなと思う。
ちなみに乾は何を書くんだろうか?
乾は迷いもなくさらさらと短冊に文字を書いた。
「何書いたの?」
「テニス部の全国優勝
そういう五十嵐は……何書こうか迷って書けないでいる確率90%ってとこか」
「……当たり
めんどくさいから乾のと一緒にしようかな」
お揃いになるのは少々尺だがあまり思い付かないしマネージャーとしても書いといた方がいいだろう。
乾と同じく全国優勝と書いたあたりで一つ思い付いてしまった。
しまった、乾汁の味がこれ以上酷くなりませんようにとか書いとけばよかった。
でも本人の目の前で書くのもあれだしやっぱり駄目だな、と頷く。
「どうせなら隣に結んどいた方がいいだろう
五十嵐のも貸してごらん」
「え、……はい」
乾は笹の高い場所に短冊を結びつけた。
笹の葉が揺れて乾の顔と時々重なるのを見たあきらはまた鼓動が早くなるのを感じた。
「?五十嵐どうかしたか?」
「……何でもない」
笹の葉があってよかった。
無かったらきっと顔が紅いのがばれてしまうだろうから。