本編
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「「あ」」
初詣に神社へ家族と参っていたところばったりと海堂と出くわした。
なお、海堂も家族と共に来ていて既にお参りは済んでいるようだ。
「あら、三者面談の時の……
薫知り合いだったの?」
「あ、ああ」
「同じクラスの五十嵐あきらです
海堂……くんとはいつも仲良くさせてもらっていて……」
くん付けで呼ばれた海堂は気恥ずかしいのか少し頬を赤らめていた。
「あと週に一回個人的な練習にも付き合って貰っててお礼を言いにいかなきゃと思ってたんですがこの間は言いそびれてしまってすみません」
とあきらが言うと海堂母は驚いていた。
そして海堂は気まずそうにそっぽを向いている。
「道理で夜出る時間が早いと思ったら……そういうことだったのね」
薫に聞いてもトレーニングだって答えてくれなかったのよ……と海堂母は言う。
どうやら海堂はあきらと週に一回夜練をしていることを親に言っていなかったらしい。
かくいうあきらも両親には伝えていなかったのであきらも横から視線を感じている。
「す、すみません」
「あら、別に謝らなくていいのよ?
ふふふ、薫がまさか女の子と一緒に練習してるなんて予想にもしなかったわ~~」
と言う海堂母にあきら母も同じようなことをいった。
からかわられふしゅーーと海堂は急に帰ると言いその場から去ろうとしたのでそれに伴い海堂の家族も帰っていった。
のはずだったのか海堂が走ってこちらにやってきた。
「あ、あの、ちょっといいすか」
「?」
「週に一回でいいんで夜練習する時間ちょっとだけ伸ばしてくれませんか」
お願いします!、と海堂は頭を下げる。
「か、海堂!?」
「夜遅くなるから心配なのは承知してます
遅くなった分俺が責任持って家まで送るので……!」
あきらは海堂を何とか頭を下げないようにするも海堂は動かない。
確かにこの間練習する時間短くて愚痴ってたけども……!
「……分かったわ」
母の言葉に海堂はそっと頭を上げた。
「そこまで言われちゃあね
その代わりきちんと面倒見てね?」
「……はい、それだけ伝えたかったので……
じゃあな、五十嵐」
海堂はまた走っていった。
手をふって見送っていると母が微笑んだ。
「それにしてもあれねぇ、ふふ
結婚のご挨拶みたいだったわね~
礼儀正しい子なら安心だわ」
「お、お母さん!」
そういうのじゃないったら!!とあきらは顔を赤くして怒った。
ちなみに海堂も同じような目にあっていたのだった。
初詣に神社へ家族と参っていたところばったりと海堂と出くわした。
なお、海堂も家族と共に来ていて既にお参りは済んでいるようだ。
「あら、三者面談の時の……
薫知り合いだったの?」
「あ、ああ」
「同じクラスの五十嵐あきらです
海堂……くんとはいつも仲良くさせてもらっていて……」
くん付けで呼ばれた海堂は気恥ずかしいのか少し頬を赤らめていた。
「あと週に一回個人的な練習にも付き合って貰っててお礼を言いにいかなきゃと思ってたんですがこの間は言いそびれてしまってすみません」
とあきらが言うと海堂母は驚いていた。
そして海堂は気まずそうにそっぽを向いている。
「道理で夜出る時間が早いと思ったら……そういうことだったのね」
薫に聞いてもトレーニングだって答えてくれなかったのよ……と海堂母は言う。
どうやら海堂はあきらと週に一回夜練をしていることを親に言っていなかったらしい。
かくいうあきらも両親には伝えていなかったのであきらも横から視線を感じている。
「す、すみません」
「あら、別に謝らなくていいのよ?
ふふふ、薫がまさか女の子と一緒に練習してるなんて予想にもしなかったわ~~」
と言う海堂母にあきら母も同じようなことをいった。
からかわられふしゅーーと海堂は急に帰ると言いその場から去ろうとしたのでそれに伴い海堂の家族も帰っていった。
のはずだったのか海堂が走ってこちらにやってきた。
「あ、あの、ちょっといいすか」
「?」
「週に一回でいいんで夜練習する時間ちょっとだけ伸ばしてくれませんか」
お願いします!、と海堂は頭を下げる。
「か、海堂!?」
「夜遅くなるから心配なのは承知してます
遅くなった分俺が責任持って家まで送るので……!」
あきらは海堂を何とか頭を下げないようにするも海堂は動かない。
確かにこの間練習する時間短くて愚痴ってたけども……!
「……分かったわ」
母の言葉に海堂はそっと頭を上げた。
「そこまで言われちゃあね
その代わりきちんと面倒見てね?」
「……はい、それだけ伝えたかったので……
じゃあな、五十嵐」
海堂はまた走っていった。
手をふって見送っていると母が微笑んだ。
「それにしてもあれねぇ、ふふ
結婚のご挨拶みたいだったわね~
礼儀正しい子なら安心だわ」
「お、お母さん!」
そういうのじゃないったら!!とあきらは顔を赤くして怒った。
ちなみに海堂も同じような目にあっていたのだった。