本編
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あきらから一緒に回らないかと誘われた海堂はなんで俺なんだよ……と思いつつそっぽを向いた。
「つかクラスに知り合いいんだろ」
「友達はクラスの展示係で休憩時間被らなかったの
後は海堂くらいしか顔見知りいなくて……」
お願い!と手のひらをあわせて頼まれた海堂はしょうがねぇなと誘いをしぶしぶ承けた。
「ほんと!ありがとう!海堂!」
「ふん……」
「で、海堂はどこ行きたいとかある?」
あきらがパンフレットを広げたが海堂はあまり希望はないらしい。
「迷宮系とかクイズ系とか……
あっ、お化け屋敷もある」
お化け屋敷と聞いた海堂は思わずびくっと体を固まらせた。
「あれ?お化け屋敷行きたい?」
「きょ、興味ねぇ」
「んー私もお化け屋敷はいいかな」
お化け屋敷はなしと聞いて海堂は安堵した。
「展示とかよりもまずは食いてぇ」
「確かにお腹空いたね」
先ほどまで動いてたのもあって腹がとにかく減っている。
食堂がもう既に埋まっていたので中庭にあるベンチでも座って食べようかととりあえず各々食べたいものを持って再度集合ということになったのだが。
再び集まった海堂は両手にいくつも食べ物を抱えていた。
あきらも運動部に所属するからそれなりに食べるとはいえやっぱり男子だなと思う。
海堂は持っていた食べものを膝の上に置いて掌を合わせていただきますと言ってから食べ始めた。
それをあきらがじっと見つめていたからか海堂は飲み込んでから口を開いた。
「何だ、じろじろ見るんじゃねぇ
食べづらいだろうが」
「あ、いや、その海堂っていただきますって言ってから食べるんだなって」
「あ?何意外みたいな顔してんだ、普通だろ
それよりてめえは食べねぇのか、冷めるぞ」
「た、食べるよ、いただきます」
思わず海堂を見ていて自分の昼食を忘れていた、と慌てて手を伸ばした。
「つかクラスに知り合いいんだろ」
「友達はクラスの展示係で休憩時間被らなかったの
後は海堂くらいしか顔見知りいなくて……」
お願い!と手のひらをあわせて頼まれた海堂はしょうがねぇなと誘いをしぶしぶ承けた。
「ほんと!ありがとう!海堂!」
「ふん……」
「で、海堂はどこ行きたいとかある?」
あきらがパンフレットを広げたが海堂はあまり希望はないらしい。
「迷宮系とかクイズ系とか……
あっ、お化け屋敷もある」
お化け屋敷と聞いた海堂は思わずびくっと体を固まらせた。
「あれ?お化け屋敷行きたい?」
「きょ、興味ねぇ」
「んー私もお化け屋敷はいいかな」
お化け屋敷はなしと聞いて海堂は安堵した。
「展示とかよりもまずは食いてぇ」
「確かにお腹空いたね」
先ほどまで動いてたのもあって腹がとにかく減っている。
食堂がもう既に埋まっていたので中庭にあるベンチでも座って食べようかととりあえず各々食べたいものを持って再度集合ということになったのだが。
再び集まった海堂は両手にいくつも食べ物を抱えていた。
あきらも運動部に所属するからそれなりに食べるとはいえやっぱり男子だなと思う。
海堂は持っていた食べものを膝の上に置いて掌を合わせていただきますと言ってから食べ始めた。
それをあきらがじっと見つめていたからか海堂は飲み込んでから口を開いた。
「何だ、じろじろ見るんじゃねぇ
食べづらいだろうが」
「あ、いや、その海堂っていただきますって言ってから食べるんだなって」
「あ?何意外みたいな顔してんだ、普通だろ
それよりてめえは食べねぇのか、冷めるぞ」
「た、食べるよ、いただきます」
思わず海堂を見ていて自分の昼食を忘れていた、と慌てて手を伸ばした。