番外編
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先生達にこっぴどく説教を受けた後あきらはクラスメイトの元へと向かった。
友達はトラブルに巻き込まれたんじゃないかと心配しており本当迷惑をかけたとあきらは謝った。
それに対し友達は無事ならそれでいいと快く許してくれたのだが……就寝時間前になって意地悪を見せる。
同室の子らで自然と恋ばな話になり唐突にあきらに振ってきたのだ。
執拗に海堂との事を聞かれて参ったあきらは飲み物を買ってくると何とか言い訳をしてその場を離れたわけだが。
自販機前につくと偶然にも海堂と居合わせた。
「あれ、海堂も買いにきたの?」
「あ、ああ」
少し挙動不審に見える海堂だが実は部屋を抜け出した理由はあきらと同じだった。
あきらとの関係は既に噂になっているため同様にクラスメイトに執拗に聞かれたのだった。
「……」
「……」
ソファに座りながらジュースを飲む二人だったが何故か緊張してお互い無言になってしまう。
(しまった、私服に着替えとけばよかった……!)
既にお風呂に入った後だった為服はパジャマに着替えてしまっていた。
修学旅行用に新品を買っていたから綺麗だけどパジャマ姿をみられるのは恥ずかしい。
それと日常生活ならこんな夜遅くに会うことがないというのも関係しているんだろうか。
と考えていた矢先こちらに向かってくる足音が聞こえた。
「……!も、もしかして先生……?」
「とりあえず隠れるぞ……!」
巡回中だろうか、確実に足音は近くなっていく。
見つかったら問題である。
実際はただ隣に座ってジュースを飲んでいただけだが先生方からすれば関係ないだろう。
なるべく音を立てないようにその場を動きたまたま開いていた部屋に滑り込みドアの隙間から外の様子を伺う。
ひとまずここで先生が離れるのを見てから部屋に戻ればいいと思っていたのだが足音の主は先生ではなかった。
何と同じ生徒である、しかもどうやら恋人関係らしい。
本来ホテル内で男子と女子がこっそり会うのは禁じられているのだが……と思っていると突然その二人がキスをし始めた。
見てはいけない物をみたかのようにあきらは顔を真っ赤にした。
なんでこんなとこでやるのか、ああそうか、一目のないところじゃないと出来ないからかと納得する。
そのキスをしている様子に目をとられていたせいかあきらは海堂が何かを堪えているのに気づいてない。
どんどんエスカレートしていく生徒二人だったがここで本当の先生が来た。
当然叱られないはずもなく生徒二人は先生に引き連れ去っていた。
これでひとまず大丈夫だ、後はここを出て部屋に戻るだけだと海堂に声をかけると海堂は心あらずといった感じだった。
「……海堂……?」
「悪い……少し、考え事をしていた」
そう言うと海堂は急ぐようにドアを開けた。
「お前も早く帰れよ、先生に見つかると面倒だ」
「あ、うん、おやすみ、海堂」
「ああ、おやすみ」
海堂のぎこちなさの理由には気づかずにあきらは部屋へと戻った。
友達はトラブルに巻き込まれたんじゃないかと心配しており本当迷惑をかけたとあきらは謝った。
それに対し友達は無事ならそれでいいと快く許してくれたのだが……就寝時間前になって意地悪を見せる。
同室の子らで自然と恋ばな話になり唐突にあきらに振ってきたのだ。
執拗に海堂との事を聞かれて参ったあきらは飲み物を買ってくると何とか言い訳をしてその場を離れたわけだが。
自販機前につくと偶然にも海堂と居合わせた。
「あれ、海堂も買いにきたの?」
「あ、ああ」
少し挙動不審に見える海堂だが実は部屋を抜け出した理由はあきらと同じだった。
あきらとの関係は既に噂になっているため同様にクラスメイトに執拗に聞かれたのだった。
「……」
「……」
ソファに座りながらジュースを飲む二人だったが何故か緊張してお互い無言になってしまう。
(しまった、私服に着替えとけばよかった……!)
既にお風呂に入った後だった為服はパジャマに着替えてしまっていた。
修学旅行用に新品を買っていたから綺麗だけどパジャマ姿をみられるのは恥ずかしい。
それと日常生活ならこんな夜遅くに会うことがないというのも関係しているんだろうか。
と考えていた矢先こちらに向かってくる足音が聞こえた。
「……!も、もしかして先生……?」
「とりあえず隠れるぞ……!」
巡回中だろうか、確実に足音は近くなっていく。
見つかったら問題である。
実際はただ隣に座ってジュースを飲んでいただけだが先生方からすれば関係ないだろう。
なるべく音を立てないようにその場を動きたまたま開いていた部屋に滑り込みドアの隙間から外の様子を伺う。
ひとまずここで先生が離れるのを見てから部屋に戻ればいいと思っていたのだが足音の主は先生ではなかった。
何と同じ生徒である、しかもどうやら恋人関係らしい。
本来ホテル内で男子と女子がこっそり会うのは禁じられているのだが……と思っていると突然その二人がキスをし始めた。
見てはいけない物をみたかのようにあきらは顔を真っ赤にした。
なんでこんなとこでやるのか、ああそうか、一目のないところじゃないと出来ないからかと納得する。
そのキスをしている様子に目をとられていたせいかあきらは海堂が何かを堪えているのに気づいてない。
どんどんエスカレートしていく生徒二人だったがここで本当の先生が来た。
当然叱られないはずもなく生徒二人は先生に引き連れ去っていた。
これでひとまず大丈夫だ、後はここを出て部屋に戻るだけだと海堂に声をかけると海堂は心あらずといった感じだった。
「……海堂……?」
「悪い……少し、考え事をしていた」
そう言うと海堂は急ぐようにドアを開けた。
「お前も早く帰れよ、先生に見つかると面倒だ」
「あ、うん、おやすみ、海堂」
「ああ、おやすみ」
海堂のぎこちなさの理由には気づかずにあきらは部屋へと戻った。