本編
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都大会が終わった直後の祝日青春学園では体育祭が行われていた。
予定どおり進められ先ほどお昼休憩となったところだ。
ところでグラウンドの周りには各生徒達の親がシートを敷き活躍を見守っていた。
普通なら親と一緒にお昼を食べるところだが、あきらの親は仕事で忙しく来られていない為一人で食べようかなと思っていると海堂に呼び止められた。
「おい、今日親来てないんだろ」
「え、うん
だから一人で食べようかなって」
「……母さんが一緒に食べないかって言ってるんだが……来るか?」
せっかくの家族団欒なのにいいのだろうか……
それに一緒にいるって周りから見られると更に噂されそうなものだけど……
「気持ちは嬉しいけど迷惑じゃ……」
「迷惑じゃねえ、気にしなくていい」
「じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔させてもらおうかな」
海堂の家族が座っているシートにあきらはお邪魔した。
「読んでもらって本当すみません」
「いいのよ、一人でご飯なんて寂しいだろうし
あ、そういえばまだ紹介してなかったわね
弟の葉末よ」
「こんにちは、葉末といいます」
海堂とよく顔の似た少年がペコリと頭を下げあきらも会釈した。
「こんにちは、葉末くん
お兄さんの同級生のあきらです
葉末くんは何年生?」
「あ、小学六年生です」
ということは来年は中学生になるということだ。
兄と同じく青春学園に行く予定らしい。
葉末くんも同じくテニスをやっているというので来年は同じ部活に入るのだろう。
「さ、お弁当食べましょ!」
海堂達は手を合わせたのをみてあきらも同様にいただきます、と手を合わした。
元々自分が持ってきた弁当と一緒に海堂母が作った弁当(弁当というより重箱といった方が正しいが)をいただく。
「穂摘さん、とっても美味しいです!」
海堂が毎日持ってくる弁当は見るからに美味しそうだったけどここまで美味しいとは……
毎日食べている海堂がちょっと羨ましい。
「あら~~ありがとう
そういえばあきらちゃんも関東大会出場決まったのよね?おめでとう」
「はい、ありがとうございます
海堂くんも関東大会決まったんですよね、おめでとうございます」
あきらに、海堂くん、と呼ばれた海堂は若干むせてしまった。
「か、薫兄さん、お茶を!」
海堂は葉末が差し出したお茶を飲み干した。
「あら、薫大丈夫?」
「びっくりした……海堂……くん、大丈夫?」
当の原因とは露知らずのあきらに海堂は目をそらしつつ問題ねぇと言った。
「そろそろ競技だから行ってくる……
五十嵐もだろ」
「あ、そうか
穂摘さんご飯美味しかったです
またお家行くときにお礼持っていきますね」
というと穂摘はまたまた笑顔になった。
そんな感じで海堂の家族と一緒に居たからか周囲では交際を飛び越えてもう婚約してるだの色々噂されていたのだった。
予定どおり進められ先ほどお昼休憩となったところだ。
ところでグラウンドの周りには各生徒達の親がシートを敷き活躍を見守っていた。
普通なら親と一緒にお昼を食べるところだが、あきらの親は仕事で忙しく来られていない為一人で食べようかなと思っていると海堂に呼び止められた。
「おい、今日親来てないんだろ」
「え、うん
だから一人で食べようかなって」
「……母さんが一緒に食べないかって言ってるんだが……来るか?」
せっかくの家族団欒なのにいいのだろうか……
それに一緒にいるって周りから見られると更に噂されそうなものだけど……
「気持ちは嬉しいけど迷惑じゃ……」
「迷惑じゃねえ、気にしなくていい」
「じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔させてもらおうかな」
海堂の家族が座っているシートにあきらはお邪魔した。
「読んでもらって本当すみません」
「いいのよ、一人でご飯なんて寂しいだろうし
あ、そういえばまだ紹介してなかったわね
弟の葉末よ」
「こんにちは、葉末といいます」
海堂とよく顔の似た少年がペコリと頭を下げあきらも会釈した。
「こんにちは、葉末くん
お兄さんの同級生のあきらです
葉末くんは何年生?」
「あ、小学六年生です」
ということは来年は中学生になるということだ。
兄と同じく青春学園に行く予定らしい。
葉末くんも同じくテニスをやっているというので来年は同じ部活に入るのだろう。
「さ、お弁当食べましょ!」
海堂達は手を合わせたのをみてあきらも同様にいただきます、と手を合わした。
元々自分が持ってきた弁当と一緒に海堂母が作った弁当(弁当というより重箱といった方が正しいが)をいただく。
「穂摘さん、とっても美味しいです!」
海堂が毎日持ってくる弁当は見るからに美味しそうだったけどここまで美味しいとは……
毎日食べている海堂がちょっと羨ましい。
「あら~~ありがとう
そういえばあきらちゃんも関東大会出場決まったのよね?おめでとう」
「はい、ありがとうございます
海堂くんも関東大会決まったんですよね、おめでとうございます」
あきらに、海堂くん、と呼ばれた海堂は若干むせてしまった。
「か、薫兄さん、お茶を!」
海堂は葉末が差し出したお茶を飲み干した。
「あら、薫大丈夫?」
「びっくりした……海堂……くん、大丈夫?」
当の原因とは露知らずのあきらに海堂は目をそらしつつ問題ねぇと言った。
「そろそろ競技だから行ってくる……
五十嵐もだろ」
「あ、そうか
穂摘さんご飯美味しかったです
またお家行くときにお礼持っていきますね」
というと穂摘はまたまた笑顔になった。
そんな感じで海堂の家族と一緒に居たからか周囲では交際を飛び越えてもう婚約してるだの色々噂されていたのだった。