第一章
夢小説設定
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誕生日当日、留三郎は必死に小銭をかき集めていた。
(くそーー、足りねえ…)
あっちこっち探しまくったものの何度数えてもスニーカー代には届かなかった。
(はあ…諦めるしかねえか…)
既に母親に小遣いの前借りの頼みを蹴られていた留三郎はしょぼんと肩を落としたが時計をふと見ると午後2時になるところだった。
(そういや、あいつらそろそろ来る時間か)
今日は、留三郎の家で誕生日パーティーが開かれる予定であきらら同級生の6人が来る予定だ。
すると、ちょうどチャイムが鳴り到着したようだ。
母親に自分が出ると伝え、玄関を開けると…。
「留三郎、誕生日おめでとーーー!!」
「うおっ」
一斉にクラッカーが発射され留三郎は少し驚いてしまった。
「へへ、留三郎驚いた?」
伊作が自慢げに誇ったのに対して留三郎は苦笑いする。
「驚いたけどよ…お前ら後片づけとか考えてねえよな…」
留三郎は玄関に散らばった紙屑を見て呟く。
「細かい事は気にするな!!」
「細かくねえよ!!つか小平太の家じゃねえんだからな!!」
全く気遣いがねえとぶつくさ文句を言う留三郎をあきらが宥めた。
「一緒に片づけするからさ、二人でやれば早いし」
「あきら……やっぱ持つべきは友達だよなあ!!」
「……ソウダネ」
じーんと感動した留三郎だったが何故かその後あきらの機嫌が若干悪くなり首を傾げた。
「???俺何かした??」
「知らん、自分で考えろ、俺に聞くな」
文次郎含めて理由を聞いたが毎度のごとく「察しろ」とあしらわれた留三郎だった。
(くそーー、足りねえ…)
あっちこっち探しまくったものの何度数えてもスニーカー代には届かなかった。
(はあ…諦めるしかねえか…)
既に母親に小遣いの前借りの頼みを蹴られていた留三郎はしょぼんと肩を落としたが時計をふと見ると午後2時になるところだった。
(そういや、あいつらそろそろ来る時間か)
今日は、留三郎の家で誕生日パーティーが開かれる予定であきらら同級生の6人が来る予定だ。
すると、ちょうどチャイムが鳴り到着したようだ。
母親に自分が出ると伝え、玄関を開けると…。
「留三郎、誕生日おめでとーーー!!」
「うおっ」
一斉にクラッカーが発射され留三郎は少し驚いてしまった。
「へへ、留三郎驚いた?」
伊作が自慢げに誇ったのに対して留三郎は苦笑いする。
「驚いたけどよ…お前ら後片づけとか考えてねえよな…」
留三郎は玄関に散らばった紙屑を見て呟く。
「細かい事は気にするな!!」
「細かくねえよ!!つか小平太の家じゃねえんだからな!!」
全く気遣いがねえとぶつくさ文句を言う留三郎をあきらが宥めた。
「一緒に片づけするからさ、二人でやれば早いし」
「あきら……やっぱ持つべきは友達だよなあ!!」
「……ソウダネ」
じーんと感動した留三郎だったが何故かその後あきらの機嫌が若干悪くなり首を傾げた。
「???俺何かした??」
「知らん、自分で考えろ、俺に聞くな」
文次郎含めて理由を聞いたが毎度のごとく「察しろ」とあしらわれた留三郎だった。