第一章
夢小説設定
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4月某日高校3年になってから少し立った頃、
留三郎達は休み時間に教室に集まり駄弁っていた。
クラスがそれぞれ違うので、特に決まりはないが今日はA組に集まるパターンだ。
「そういえば、お前たちちゃんと進路決めてんのか?」
と文次郎はアホ三人組(小平太、留三郎、伊作)に聞いた。
「進路??特に考えてないぞ!!
イケイケドンドンで何とかなるだろ!!」
ガハハハハハハと大笑いしている小平太を
見て、不安に思った長次は顔を手で覆った。
「進路ぉ?まだ4月じゃねえか、後から始めても大丈夫だろ」
留三郎はジャンプを読み始めた。
「伊作もそうだよな???」
「えっ、僕?普通に考えてるけど……」
「マジかよ!!!俺と同じかと思ったのに…………」
留三郎は自分だけ置いてきぼりな気分に
なった。
「とは言ってもまだ受けるとこが決まったわけじゃないけどね
医者もいいと思ったんだけど最近は理学療法士にも興味出てきたし、
そっちにしてもいいかなって」
「ナニソレ……めっちゃ考えてんじゃねーか……」
留三郎は顔を真っ青にして焦り始めた。
「な、なあ!あきら!!あきらはどうなんだ!?」
留三郎は静かに聞いていたあきらに問いかけた。
「どうって……私もまだ進路決めてないよ」
「意外だな……私はとっくに大学決めていると思っていたぞ」
仙蔵の言葉に皆がうんうんとうなずいた。
「特にいまやりたいことが決まってる訳でもないから、
どの大学に行くかは悩み中、私みたいな人たくさんいると思うけど」
「そっか!いやー仲間がいて良かった!」
と胸を撫で下ろした留三郎にあきらは忠告した。
「決めてないとは言ったけど何もしてないっていう訳じゃないからね
受験勉強はしてるよ」
「ジュケンベンキョウ…………シタクナイ……」
聞きたくないワードが出たからか留三郎は急にカタコトになった。
「受験勉強も何もいつも教えて貰ってるあきらちゃんがいれば大丈夫じゃない?」
(伊作何勝手な事いってんの!?自分の勉強も
しなくちゃいけないのに留三郎の勉強を見れ……と!?)
「はっ!そうだな!!あきらよろしく頼むぜ!!」
留三郎はあきらの肩を思いきり叩いて笑った。
「…分かった………」
留三郎に頼まれると断る事が出来ないあきらだったーーー。
留三郎達は休み時間に教室に集まり駄弁っていた。
クラスがそれぞれ違うので、特に決まりはないが今日はA組に集まるパターンだ。
「そういえば、お前たちちゃんと進路決めてんのか?」
と文次郎はアホ三人組(小平太、留三郎、伊作)に聞いた。
「進路??特に考えてないぞ!!
イケイケドンドンで何とかなるだろ!!」
ガハハハハハハと大笑いしている小平太を
見て、不安に思った長次は顔を手で覆った。
「進路ぉ?まだ4月じゃねえか、後から始めても大丈夫だろ」
留三郎はジャンプを読み始めた。
「伊作もそうだよな???」
「えっ、僕?普通に考えてるけど……」
「マジかよ!!!俺と同じかと思ったのに…………」
留三郎は自分だけ置いてきぼりな気分に
なった。
「とは言ってもまだ受けるとこが決まったわけじゃないけどね
医者もいいと思ったんだけど最近は理学療法士にも興味出てきたし、
そっちにしてもいいかなって」
「ナニソレ……めっちゃ考えてんじゃねーか……」
留三郎は顔を真っ青にして焦り始めた。
「な、なあ!あきら!!あきらはどうなんだ!?」
留三郎は静かに聞いていたあきらに問いかけた。
「どうって……私もまだ進路決めてないよ」
「意外だな……私はとっくに大学決めていると思っていたぞ」
仙蔵の言葉に皆がうんうんとうなずいた。
「特にいまやりたいことが決まってる訳でもないから、
どの大学に行くかは悩み中、私みたいな人たくさんいると思うけど」
「そっか!いやー仲間がいて良かった!」
と胸を撫で下ろした留三郎にあきらは忠告した。
「決めてないとは言ったけど何もしてないっていう訳じゃないからね
受験勉強はしてるよ」
「ジュケンベンキョウ…………シタクナイ……」
聞きたくないワードが出たからか留三郎は急にカタコトになった。
「受験勉強も何もいつも教えて貰ってるあきらちゃんがいれば大丈夫じゃない?」
(伊作何勝手な事いってんの!?自分の勉強も
しなくちゃいけないのに留三郎の勉強を見れ……と!?)
「はっ!そうだな!!あきらよろしく頼むぜ!!」
留三郎はあきらの肩を思いきり叩いて笑った。
「…分かった………」
留三郎に頼まれると断る事が出来ないあきらだったーーー。