第一章
夢小説設定
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あきらは電話で留三郎の母に勉強会の為留三郎があきらに泊まる事を説明していた。
「いつも、ごめんなさいね
留三郎の勉強見てもらって」
「いえ、いつもの事なので、お気にならず……
私も留三郎が留年するのは嫌だったので……」
「それにしても、ふふっ、
うれしいわ~~~~」
電話越しに聞こえる留母が何やら浮かれているのでどうしました?とあきらは聞いた。
「だって~~、いつもテスト前にしか勉強
しないあのこがこんな時期に張り切って勉強したい!なんて!
やっと受験生って意識してくれたのね~~」
るんるんと言う留母にあきらは罪悪感を感じた。
都合上勉強会という名前を使ったが、当の本人はのほほんとしている。
(すみません……留三郎まだやる気出してないんです……)
じゃあ、とあきらは電話を切った。
(はあ……留三郎元に戻ったらおばさんに絶対叱られるな……
うーん、元々やる気ない留三郎の自己責任とはいえ……
元に戻ったら説得するか……)
あきらはリビングに戻ると留三郎が駆け寄ってきた。
「おねーさん、電話終わった?」
「うん、待たせてごめんね
あ、おばさん、泊まっていいって」
あきらはどう留三郎を自宅に泊めようかと、
理由を考えていたのだが、何と留三郎の方から泊まりたいと頼んできたのだ。
あきらは留三郎が気を使ってくれているとは全く気付かず、
下校途中に買ってきた材料を冷蔵庫に移した。
すると留三郎はある事を思い出した。
「あ!お姉さん!!
留守番したらご褒美くれるって言ってたよね!」
あきらは思わず動きを止めた。
留三郎は期待した目でこちらを見ている。
あきらは焦っていた、まだ決められていない……と!
とりあえず、ケーキを買ってきたものの何が
いいのか分からず5個ほど買ってきてしまった。
それにケーキってご褒美に値するものだっけ?何かオモチャ的な物の方がいいのでは……と帰りに寄ってきたのだが、当然昔の物は売ってるわけがなかった。
(後、戻った時に単純に留三郎が困るかな……)
あきらが返答に困っていると、留三郎がケーキの箱に気付いた。
「それがご褒美!?」
あきらは止めようとしたが、間に合わず留三郎は箱を開けてしまった。
(しまった、間に合わなかった……!
ガッカリするかな……留三郎って甘いの好きなイメージないけど……)
「わーーー!!!ケーキだ!!!」
予想に反し留三郎は喜んだようであきらは胸を撫で下ろした。
「あれ?何で5個もあんの??」
それもそうだとあきらは苦笑した。
「いつも、ごめんなさいね
留三郎の勉強見てもらって」
「いえ、いつもの事なので、お気にならず……
私も留三郎が留年するのは嫌だったので……」
「それにしても、ふふっ、
うれしいわ~~~~」
電話越しに聞こえる留母が何やら浮かれているのでどうしました?とあきらは聞いた。
「だって~~、いつもテスト前にしか勉強
しないあのこがこんな時期に張り切って勉強したい!なんて!
やっと受験生って意識してくれたのね~~」
るんるんと言う留母にあきらは罪悪感を感じた。
都合上勉強会という名前を使ったが、当の本人はのほほんとしている。
(すみません……留三郎まだやる気出してないんです……)
じゃあ、とあきらは電話を切った。
(はあ……留三郎元に戻ったらおばさんに絶対叱られるな……
うーん、元々やる気ない留三郎の自己責任とはいえ……
元に戻ったら説得するか……)
あきらはリビングに戻ると留三郎が駆け寄ってきた。
「おねーさん、電話終わった?」
「うん、待たせてごめんね
あ、おばさん、泊まっていいって」
あきらはどう留三郎を自宅に泊めようかと、
理由を考えていたのだが、何と留三郎の方から泊まりたいと頼んできたのだ。
あきらは留三郎が気を使ってくれているとは全く気付かず、
下校途中に買ってきた材料を冷蔵庫に移した。
すると留三郎はある事を思い出した。
「あ!お姉さん!!
留守番したらご褒美くれるって言ってたよね!」
あきらは思わず動きを止めた。
留三郎は期待した目でこちらを見ている。
あきらは焦っていた、まだ決められていない……と!
とりあえず、ケーキを買ってきたものの何が
いいのか分からず5個ほど買ってきてしまった。
それにケーキってご褒美に値するものだっけ?何かオモチャ的な物の方がいいのでは……と帰りに寄ってきたのだが、当然昔の物は売ってるわけがなかった。
(後、戻った時に単純に留三郎が困るかな……)
あきらが返答に困っていると、留三郎がケーキの箱に気付いた。
「それがご褒美!?」
あきらは止めようとしたが、間に合わず留三郎は箱を開けてしまった。
(しまった、間に合わなかった……!
ガッカリするかな……留三郎って甘いの好きなイメージないけど……)
「わーーー!!!ケーキだ!!!」
予想に反し留三郎は喜んだようであきらは胸を撫で下ろした。
「あれ?何で5個もあんの??」
それもそうだとあきらは苦笑した。