第一章
夢小説設定
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「さて……問題のくのたまのチョコだが
例年通り一定量は作られると思うのだが、
何故我々6年には回ってこないのだ…………??」
仙蔵は引き続きゲンドウポーズをとっている。
「他に行きそうなとこってどこ?
私全然分からない、長次は?」
「………………恐らく…………斉藤ではないか……」
他の6年はあーーーー、あいつか…………と察した。
4年は組斉藤タカ丸、今年から転入してきた生徒だが、元髪結いな為くのたまに絶妙な人気を誇るのだ。
「あいつ、モテるもんなあ……年は同じなのに
私とどう違うんだーー!!!!」
小平太の叫びに伊作と留三郎が顔を見合せヒソヒソ話す。
「小平太、そりゃゴリラと一般人どちらが
いいかって言われたらねえ……」
「そりゃ一目瞭然で一般人だろ」
「おい、そこのは組、後でシメるからな」
小平太は関節をゴキゴキ鳴らしながら笑った。
「「理不尽!!!!!!!」」
は組の二人は悲鳴を上げた。
仙蔵は同級生が命の危機にされそうなのを
特に気にせず、話を進めた。
「文次郎、お前はどう思う?」
「どうって……そもそも三禁だろうが!」
憤怒する文次郎に仙蔵は紙に『文次郎意見なし』と書いた。
「文次郎は当てにならない……と……
おい、他に当てはまるようなやつはいないか?
忍たまじゃなくてもかまわん
外部から来る者に渡してるかもしれん」
仙蔵が呼び掛けると留三郎は答えた。
「それって……忍たまじゃなくていいのか?」
「ああ」
「だったらあきらだな、あいつけっこうくのたまからチョコ貰ってるぞ」
何と留三郎の口から出た人物はあきらだった。
あきらの文字が出て一瞬ざわざわしたが、仙蔵は鼻で笑った。
「それはいわゆる友チョコというやつだろう??」
他の4人もうんうんと頷いている。
「いや、友チョコ以外も貰ってると思うぞ、
マジなやつ
去年とか……くのたまに呼び出されて俺当てかと思ったらあきらに渡してくださいって言われた事が何回かあったからな……」
女子に呼びだしなどされたことがない一同はショックのあまり目がうつろだ。
「何故だ!!!!あいつと私はどこが違う
のだ!!!!
そもそも、女子に送ってどうする!!!男子に送るものだろう!?!?」
暴れる仙蔵を慌てて文次郎が押さえた。
「落ち着け、仙蔵!!」
「そうだよ!!もしかしたら恥ずかしくて
渡せない女子がいるかもしれないだろ!?」
「伊作………………
そうだな、まだ何も対策を考えていなかった、
今からでも遅くないこうなったら………………!!」
周りも期待をこめた視線で仙蔵を見た。
「モテる秘訣をあきらに聞きにいこう」
仙蔵はプライドを捨てた。
例年通り一定量は作られると思うのだが、
何故我々6年には回ってこないのだ…………??」
仙蔵は引き続きゲンドウポーズをとっている。
「他に行きそうなとこってどこ?
私全然分からない、長次は?」
「………………恐らく…………斉藤ではないか……」
他の6年はあーーーー、あいつか…………と察した。
4年は組斉藤タカ丸、今年から転入してきた生徒だが、元髪結いな為くのたまに絶妙な人気を誇るのだ。
「あいつ、モテるもんなあ……年は同じなのに
私とどう違うんだーー!!!!」
小平太の叫びに伊作と留三郎が顔を見合せヒソヒソ話す。
「小平太、そりゃゴリラと一般人どちらが
いいかって言われたらねえ……」
「そりゃ一目瞭然で一般人だろ」
「おい、そこのは組、後でシメるからな」
小平太は関節をゴキゴキ鳴らしながら笑った。
「「理不尽!!!!!!!」」
は組の二人は悲鳴を上げた。
仙蔵は同級生が命の危機にされそうなのを
特に気にせず、話を進めた。
「文次郎、お前はどう思う?」
「どうって……そもそも三禁だろうが!」
憤怒する文次郎に仙蔵は紙に『文次郎意見なし』と書いた。
「文次郎は当てにならない……と……
おい、他に当てはまるようなやつはいないか?
忍たまじゃなくてもかまわん
外部から来る者に渡してるかもしれん」
仙蔵が呼び掛けると留三郎は答えた。
「それって……忍たまじゃなくていいのか?」
「ああ」
「だったらあきらだな、あいつけっこうくのたまからチョコ貰ってるぞ」
何と留三郎の口から出た人物はあきらだった。
あきらの文字が出て一瞬ざわざわしたが、仙蔵は鼻で笑った。
「それはいわゆる友チョコというやつだろう??」
他の4人もうんうんと頷いている。
「いや、友チョコ以外も貰ってると思うぞ、
マジなやつ
去年とか……くのたまに呼び出されて俺当てかと思ったらあきらに渡してくださいって言われた事が何回かあったからな……」
女子に呼びだしなどされたことがない一同はショックのあまり目がうつろだ。
「何故だ!!!!あいつと私はどこが違う
のだ!!!!
そもそも、女子に送ってどうする!!!男子に送るものだろう!?!?」
暴れる仙蔵を慌てて文次郎が押さえた。
「落ち着け、仙蔵!!」
「そうだよ!!もしかしたら恥ずかしくて
渡せない女子がいるかもしれないだろ!?」
「伊作………………
そうだな、まだ何も対策を考えていなかった、
今からでも遅くないこうなったら………………!!」
周りも期待をこめた視線で仙蔵を見た。
「モテる秘訣をあきらに聞きにいこう」
仙蔵はプライドを捨てた。