第一章
夢小説設定
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「く、臭せぇ!!!!」
留三郎が突然の異臭に起きると隣でまたまた伊作が薬の調合を行っていた。
「いい加減にしてくれ……伊作……臭いがきつくてたまらん……」
鼻を押さえて抗議する留三郎に対し伊作は
「今新しい調合が思い付いたんだ。
申し訳ないけど、我慢してくれないか??」
と聞く耳を持たない。
このままではおちおち寝てられないとゆうか、寝れないのでは組の部屋を出て他の生徒の部屋で寝させてもらおうと考えた。
(他の6年は断られたし、こないだ乱太郎のとこで寝させて貰ったしなぁ……
他に……しょうがない、最後の手段を取るしかないか……
まぁ、あいつだったら許してくれるだろ)
留三郎はとある場所に向かった。
「……い、おい……起きろ…!あきら!」
といきなり起こされたあきらは怪訝な顔をした。
「なに……………………」
「悪いがまた伊作が調合を始めてな…
寝させてほしい」
「また??ほんっと夜中に調合する癖あれどうにかなんないの、別に寝るのはいいけど…」
度々あることなので、あきらは布団を端に寄せた。
ちなみにあきらは一人部屋である。
ついでに言うと本来忍たまがくのたまの部屋に行くのは禁じてられているのだが、あきらの部屋が忍たま側に近い端にあることや、
あきらが忍たまとも取れる微妙な存在である為、
こうして留三郎が来ても先生方は見て見ぬふりをするのだ。
「あれ、留三郎は布団はどうしたの」
とあきらが聞くと
「あー、布団な、一応屋根裏なら忍ぶから布団持ってくと荷物だろ?
だから置いてきた」
「へーー、留三郎って変わってるね」
「どういう意味だよ」
留三郎がムッとして訊ねると、あきらが答えた。
「だって、布団持ってこないってことは床で寝るんでしょ、体痛めないようにしなよ」
あきらは自分の布団で寝ようとすると、留三郎が止めた。
「誰も床で寝ようなんて思わねーよ」
「……………おい、まさか……一緒に寝ようなんて考えてないね???」
「おう、そのまさかだ!」
満面の笑顔で言い切った留三郎にあきらはタメ息をついた。
(ほんと……デリカシーないわ……こいつ……)
あきらは突然一緒の布団で寝かせてくれと懇願され困った。
「一緒の布団って言われても………
自分の言ってる意味分かってんの?」
「何って、はーん、さては自分の寝るスペースが狭くなるから嫌なんだろ?
それだったら向かいあって寝りゃ解決だ」
留三郎は自信満々に言った。
(余計恥ずかしいわ!!!!!)
怒りたくなる欲求を抑え、あきらは承諾した。
留三郎が大声出さないかとか、明日はそもそも起きる時間が早い等で一刻も寝なくてはならないので、口論してる時間がもったいないからである。
そんな事を思われているとは露知らず、留三郎は喜んだ。
「もう、遅いから寝ようぜ」
「分かった…」
あきらは恥ずかしいので、留三郎に背を向けた状態で布団に入った。
(…………………ダメだ、恥ずかしくて寝られ
ない………!!!!)
自然と頬に熱が集中するのを感じていたが、
程なくして留三郎の寝息が聞こえてきた。
(はや……………………
相変わらず私は女として見られてないのか…………
何か意識すんのも馬鹿らしくなってきた
寝よ…………………)
翌朝、あきらは日差しで目が覚めると何故か留三郎に抱きしめられた状態で寝ていた。
(………………………………は!?!?!?
えっえっ、な、何で!?!??)
なお、留三郎はまだ寝ているのか起きる様子はない。
(いや、私留三郎に背を向けた状態で寝た
よね!?何でこんな事に………………)
慌てたあきらだったが、どうせ寝相のせいか……と思い、留三郎の腕から出て叩き起こした。
「留三郎……留三郎!朝だよ、起きて
つか、起きろ」
と、布団を引っ張って床に落とした。
布団を剥がされた衝撃で留三郎は起きた。
「いってぇぇ、お前ちょっと加減しろよ……」
「起きないのが、悪い」
いててと打った顔を擦りながら留三郎は再び天井裏から出ていった。
(はあ…………疲れた………
さっさと着替えて準備しよう…………)
一方自分の部屋に着いた留三郎は溜め息をついた。
(あきらってほんと鈍いな……)
実は(あきらが起きた時点で留三郎が起きていたのだ。
あきらは寝相と勘違いしていたが、あれはわざとだった。
(あれやっても態度変わんなかったし、俺って
やっぱ男と思われてないのか………
にしても、柔らかかったな………………)
留三郎が突然の異臭に起きると隣でまたまた伊作が薬の調合を行っていた。
「いい加減にしてくれ……伊作……臭いがきつくてたまらん……」
鼻を押さえて抗議する留三郎に対し伊作は
「今新しい調合が思い付いたんだ。
申し訳ないけど、我慢してくれないか??」
と聞く耳を持たない。
このままではおちおち寝てられないとゆうか、寝れないのでは組の部屋を出て他の生徒の部屋で寝させてもらおうと考えた。
(他の6年は断られたし、こないだ乱太郎のとこで寝させて貰ったしなぁ……
他に……しょうがない、最後の手段を取るしかないか……
まぁ、あいつだったら許してくれるだろ)
留三郎はとある場所に向かった。
「……い、おい……起きろ…!あきら!」
といきなり起こされたあきらは怪訝な顔をした。
「なに……………………」
「悪いがまた伊作が調合を始めてな…
寝させてほしい」
「また??ほんっと夜中に調合する癖あれどうにかなんないの、別に寝るのはいいけど…」
度々あることなので、あきらは布団を端に寄せた。
ちなみにあきらは一人部屋である。
ついでに言うと本来忍たまがくのたまの部屋に行くのは禁じてられているのだが、あきらの部屋が忍たま側に近い端にあることや、
あきらが忍たまとも取れる微妙な存在である為、
こうして留三郎が来ても先生方は見て見ぬふりをするのだ。
「あれ、留三郎は布団はどうしたの」
とあきらが聞くと
「あー、布団な、一応屋根裏なら忍ぶから布団持ってくと荷物だろ?
だから置いてきた」
「へーー、留三郎って変わってるね」
「どういう意味だよ」
留三郎がムッとして訊ねると、あきらが答えた。
「だって、布団持ってこないってことは床で寝るんでしょ、体痛めないようにしなよ」
あきらは自分の布団で寝ようとすると、留三郎が止めた。
「誰も床で寝ようなんて思わねーよ」
「……………おい、まさか……一緒に寝ようなんて考えてないね???」
「おう、そのまさかだ!」
満面の笑顔で言い切った留三郎にあきらはタメ息をついた。
(ほんと……デリカシーないわ……こいつ……)
あきらは突然一緒の布団で寝かせてくれと懇願され困った。
「一緒の布団って言われても………
自分の言ってる意味分かってんの?」
「何って、はーん、さては自分の寝るスペースが狭くなるから嫌なんだろ?
それだったら向かいあって寝りゃ解決だ」
留三郎は自信満々に言った。
(余計恥ずかしいわ!!!!!)
怒りたくなる欲求を抑え、あきらは承諾した。
留三郎が大声出さないかとか、明日はそもそも起きる時間が早い等で一刻も寝なくてはならないので、口論してる時間がもったいないからである。
そんな事を思われているとは露知らず、留三郎は喜んだ。
「もう、遅いから寝ようぜ」
「分かった…」
あきらは恥ずかしいので、留三郎に背を向けた状態で布団に入った。
(…………………ダメだ、恥ずかしくて寝られ
ない………!!!!)
自然と頬に熱が集中するのを感じていたが、
程なくして留三郎の寝息が聞こえてきた。
(はや……………………
相変わらず私は女として見られてないのか…………
何か意識すんのも馬鹿らしくなってきた
寝よ…………………)
翌朝、あきらは日差しで目が覚めると何故か留三郎に抱きしめられた状態で寝ていた。
(………………………………は!?!?!?
えっえっ、な、何で!?!??)
なお、留三郎はまだ寝ているのか起きる様子はない。
(いや、私留三郎に背を向けた状態で寝た
よね!?何でこんな事に………………)
慌てたあきらだったが、どうせ寝相のせいか……と思い、留三郎の腕から出て叩き起こした。
「留三郎……留三郎!朝だよ、起きて
つか、起きろ」
と、布団を引っ張って床に落とした。
布団を剥がされた衝撃で留三郎は起きた。
「いってぇぇ、お前ちょっと加減しろよ……」
「起きないのが、悪い」
いててと打った顔を擦りながら留三郎は再び天井裏から出ていった。
(はあ…………疲れた………
さっさと着替えて準備しよう…………)
一方自分の部屋に着いた留三郎は溜め息をついた。
(あきらってほんと鈍いな……)
実は(あきらが起きた時点で留三郎が起きていたのだ。
あきらは寝相と勘違いしていたが、あれはわざとだった。
(あれやっても態度変わんなかったし、俺って
やっぱ男と思われてないのか………
にしても、柔らかかったな………………)