第一章
夢小説設定
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「あきらちょっといいか」
委員会の終わりにあきらは留三郎に呼び止められた。
「何?」
と言うと留三郎はこっちに来るように指でくいくいと曲げた。
どうやら、秘密裏にしたい話があるらしい。
後輩達から離れた場所に移動すると留三郎は小声で話を始めた。
「そのあれをしようと思ってな」
あれ、と言われあきらはああ、あれかと頷く。
「あれ、ね、分かった」
「じゃあ、いつものあれ、頼んだぞ」
「了解」
それから数日後用具委員会の面々は休みの朝から集められていた。
まだ眠そうな一年は目をこすりぼやいている。
「おら、お前らしゃきっとしろ、先輩方が来たぞ」
と作兵衛に言われ三人は背筋を慌てて伸ばした。
「おっ、皆集まっているな」
「おはよう」
「「「「おはようございます!」」」
留三郎と共にやってきたあきらは何か風呂敷をかかえていた。
「食満先輩今日は何をするんですか?」
しんべえに問われた留三郎は答える。
「今日はな……用具委員会の親睦会だ!
といっても内容は単なるピクニックなんだがな」
「あっ、じゃあ!!その風呂敷の中身って!」
「食堂のおばちゃんが作ったお弁当だよ」
やったー!!!とジャンプして大喜びするしんべえに留三郎とあきらは喜びように苦笑した。
「おいおい、しんべえ今すぐに食べるわけじなないからな?」
「こっからしばらく歩いていってお昼になってからだよ」
「えーー今すぐにじゃないんですかー??」
「しんべえ、さっき食べたばっかなのにねぇ」
「うん……」
「おーし出発するぞ!!」
「「「「「おーー!!!!/おー……」」」」
まだお弁当はおあずけ……とテンションが下がったしんべぇだった。
それからしばらく歩くと見晴らしのいい野原が見えてきた。
真ん中には大きな木があって日差しを遮るのにちょうど良さそうである。
「じゃあ、ここで弁当を食べるとしよう」
「やったー!!お昼だー!!」
(名前)が順番に弁当を渡し全員に行き渡ったところで皆一斉に弁当を開け食べ始めた。
「「「いただきまーす!!」」」
「うん、やっぱ食堂のおばちゃんのご飯はうまいな!」
「そうですね、おかずも……あれ、どうした?しんべぇ」
皆と同じように食べ始めたしんべえが一口目でピタリと止まっていた。
「先輩……これ食堂のおばちゃんが作ったお弁当じゃないです!!」
「え、ええー!!!」
何だってーー!?と驚愕した留三郎達だった。
委員会の終わりにあきらは留三郎に呼び止められた。
「何?」
と言うと留三郎はこっちに来るように指でくいくいと曲げた。
どうやら、秘密裏にしたい話があるらしい。
後輩達から離れた場所に移動すると留三郎は小声で話を始めた。
「そのあれをしようと思ってな」
あれ、と言われあきらはああ、あれかと頷く。
「あれ、ね、分かった」
「じゃあ、いつものあれ、頼んだぞ」
「了解」
それから数日後用具委員会の面々は休みの朝から集められていた。
まだ眠そうな一年は目をこすりぼやいている。
「おら、お前らしゃきっとしろ、先輩方が来たぞ」
と作兵衛に言われ三人は背筋を慌てて伸ばした。
「おっ、皆集まっているな」
「おはよう」
「「「「おはようございます!」」」
留三郎と共にやってきたあきらは何か風呂敷をかかえていた。
「食満先輩今日は何をするんですか?」
しんべえに問われた留三郎は答える。
「今日はな……用具委員会の親睦会だ!
といっても内容は単なるピクニックなんだがな」
「あっ、じゃあ!!その風呂敷の中身って!」
「食堂のおばちゃんが作ったお弁当だよ」
やったー!!!とジャンプして大喜びするしんべえに留三郎とあきらは喜びように苦笑した。
「おいおい、しんべえ今すぐに食べるわけじなないからな?」
「こっからしばらく歩いていってお昼になってからだよ」
「えーー今すぐにじゃないんですかー??」
「しんべえ、さっき食べたばっかなのにねぇ」
「うん……」
「おーし出発するぞ!!」
「「「「「おーー!!!!/おー……」」」」
まだお弁当はおあずけ……とテンションが下がったしんべぇだった。
それからしばらく歩くと見晴らしのいい野原が見えてきた。
真ん中には大きな木があって日差しを遮るのにちょうど良さそうである。
「じゃあ、ここで弁当を食べるとしよう」
「やったー!!お昼だー!!」
(名前)が順番に弁当を渡し全員に行き渡ったところで皆一斉に弁当を開け食べ始めた。
「「「いただきまーす!!」」」
「うん、やっぱ食堂のおばちゃんのご飯はうまいな!」
「そうですね、おかずも……あれ、どうした?しんべぇ」
皆と同じように食べ始めたしんべえが一口目でピタリと止まっていた。
「先輩……これ食堂のおばちゃんが作ったお弁当じゃないです!!」
「え、ええー!!!」
何だってーー!?と驚愕した留三郎達だった。