第一章
夢小説設定
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その日の夜、自室に戻ったあきらはさっさと寝るべく布団を敷いて中に入った。
(眠れないな……)
このまま眠ったら元の体に戻っているのだろうか、それとも…………
と思うと不安で中々寝つけない。
「駄目だ、悪い事しか思い付かない、さっさと寝よう」
あきらは布団を被り目を瞑った。
(あ、留三郎だ)
しかし、体は性転換したままである。
「なあ、あきら」
「何、留三郎」
「だいぶ長い事ずっとこの体だよなあ」
と言われあきらはどこか違和感を感じつつ頷いた。
「もう元に戻るかわかんねぇし……
俺女として生きようかな」
「えっっ」
「じゃあな!」
「え、ま、待って、留三郎!」
じゃあな、って一体どこに行くのか。
思わず。
「い、いやーーーー!!」
と叫んだ自分の声で勢いよく起き上がりあきらは目を覚ました。
「はっ、ゆ、夢……??」
何だ、さっきまでのは夢だったらしい。
よかった……と胸を撫で下ろし額の汗を拭う。
ふーー、と呼吸を落ち着け外を見るともう朝だった。
「あーーもう着替えないと」
と寝巻きを脱ぐと…………
「あれ???も、元に戻ってる……!!」
そして忍術学園全体の人々が元の性別に戻った。
「いやはや、一時期はどうなることかと思ったが……無事に戻って何よりだ」
「ほんと、どうなることかと思ったぜ……」
「いやー珍しい体験だったな!!」
「もそ……」
「俺は二度とあんな体験はしたくねぇけどな」
「はは、皆元に戻れたようで良かったよ」
これでひとまず安心だね、と言う伊作を残りの五人は若干睨んだ。
「えっ、何……?」
「いや?何も」
含みのある笑いで伊作を見る五人に伊作はまさかバレてる??と苦笑いをした。
「伊作」
ちょうど現れたあきらに伊作が近寄った。
「ね、ねぇ……くのたまの方はどんな感じ?」
「もう皆元に戻ったよ
犯人探しはしないらしいけど……ああ、そうそう
同じことやらかしたら今度はコロス、だってさ」
「はは、何のことかなあ???僕分かんないや」
と変わらずシラを着るらしい。
まあ、流石に忍術学園全体を巻き込んだのでちょっとはおとなくしくしてくれるかもしれない。
「おはよう、あきら」
「おはよう留三郎」
留三郎を挨拶を交わしたあきらはちょっと目線をずらした。
久しぶりに男の留三郎を見たせいか気恥ずかしいのだ。
それは留三郎も同様なのだがお互い視線を外しているので気づかなかった。
こうして忍術学園性転換の事件は幕を閉じたのだった。
(眠れないな……)
このまま眠ったら元の体に戻っているのだろうか、それとも…………
と思うと不安で中々寝つけない。
「駄目だ、悪い事しか思い付かない、さっさと寝よう」
あきらは布団を被り目を瞑った。
(あ、留三郎だ)
しかし、体は性転換したままである。
「なあ、あきら」
「何、留三郎」
「だいぶ長い事ずっとこの体だよなあ」
と言われあきらはどこか違和感を感じつつ頷いた。
「もう元に戻るかわかんねぇし……
俺女として生きようかな」
「えっっ」
「じゃあな!」
「え、ま、待って、留三郎!」
じゃあな、って一体どこに行くのか。
思わず。
「い、いやーーーー!!」
と叫んだ自分の声で勢いよく起き上がりあきらは目を覚ました。
「はっ、ゆ、夢……??」
何だ、さっきまでのは夢だったらしい。
よかった……と胸を撫で下ろし額の汗を拭う。
ふーー、と呼吸を落ち着け外を見るともう朝だった。
「あーーもう着替えないと」
と寝巻きを脱ぐと…………
「あれ???も、元に戻ってる……!!」
そして忍術学園全体の人々が元の性別に戻った。
「いやはや、一時期はどうなることかと思ったが……無事に戻って何よりだ」
「ほんと、どうなることかと思ったぜ……」
「いやー珍しい体験だったな!!」
「もそ……」
「俺は二度とあんな体験はしたくねぇけどな」
「はは、皆元に戻れたようで良かったよ」
これでひとまず安心だね、と言う伊作を残りの五人は若干睨んだ。
「えっ、何……?」
「いや?何も」
含みのある笑いで伊作を見る五人に伊作はまさかバレてる??と苦笑いをした。
「伊作」
ちょうど現れたあきらに伊作が近寄った。
「ね、ねぇ……くのたまの方はどんな感じ?」
「もう皆元に戻ったよ
犯人探しはしないらしいけど……ああ、そうそう
同じことやらかしたら今度はコロス、だってさ」
「はは、何のことかなあ???僕分かんないや」
と変わらずシラを着るらしい。
まあ、流石に忍術学園全体を巻き込んだのでちょっとはおとなくしくしてくれるかもしれない。
「おはよう、あきら」
「おはよう留三郎」
留三郎を挨拶を交わしたあきらはちょっと目線をずらした。
久しぶりに男の留三郎を見たせいか気恥ずかしいのだ。
それは留三郎も同様なのだがお互い視線を外しているので気づかなかった。
こうして忍術学園性転換の事件は幕を閉じたのだった。