第一章
夢小説設定
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「よーし、修補始めるぞーー」
留三郎の号令に従い用具委員会は委員会活動を始めた。
性別が変われどやる事はだいたい変わらないのだ。
綾部は相変わらず落とし穴を掘ってるし、残りの忍たま達も同様なので
今日も修補に追われる日々だ。
作兵衛は壁の修補をしながら隣のあきらに話しかけた。
「この騒ぎいったい誰のせいなんでしょうかね……」
「私は薄々伊作のせいなんじゃないかって思ってるけど」
「えっでも善法寺先輩自分じゃないって否定したんですよね……?」
だから犯人が誰なのか調べてるのにあきらの意外な返答に作兵衛は驚いた。
「真っ正直に自分が犯人なんですーなんて答えたらどうなるか分かるでしょ?特にくのたまとか」
「あーーーなるほどーーー」
数人ならいざ知らず忍術学園全体、そしてあの末恐ろしいくのたままで巻き込んでしまったとすればそれはもうどうなるか分かったものではない。
もしかしたら死よりも恐ろしい目に会うかもしれないと思うと作兵衛はごくりと唾を飲んだ。
「私だけじゃなくて留三郎や他の六年達もあいつが犯人だって薄々勘づいてはいると思うけど……
ほんとに犯人じゃない可能性もあるから否定してるやつにこれ以上追及は出来ないから様子見だね
うまくいけば薬の効果切れで元に戻るかもしれない」
「戻り……ますかね」
あきらは不安そうな作兵衛の肩に手を置いて励ました。
「大丈夫だよ、いざとなったら伊作が解除薬でも作ってくれるよ、きっと
あいつだって元の体に戻りたいはずだし……
本音を言えばすぐにでもなんとかしてほしいとこだけどなあ」
はあ、と溜め息をつくあきらを見て作兵衛は複雑な思いにかられた。
(不思議だな、あきらに肩を触れられたのに全然ドキドキしないや
やっぱり男になってるからかなあ
……あきら先輩も同じ思いなのかな……)
留三郎の号令に従い用具委員会は委員会活動を始めた。
性別が変われどやる事はだいたい変わらないのだ。
綾部は相変わらず落とし穴を掘ってるし、残りの忍たま達も同様なので
今日も修補に追われる日々だ。
作兵衛は壁の修補をしながら隣のあきらに話しかけた。
「この騒ぎいったい誰のせいなんでしょうかね……」
「私は薄々伊作のせいなんじゃないかって思ってるけど」
「えっでも善法寺先輩自分じゃないって否定したんですよね……?」
だから犯人が誰なのか調べてるのにあきらの意外な返答に作兵衛は驚いた。
「真っ正直に自分が犯人なんですーなんて答えたらどうなるか分かるでしょ?特にくのたまとか」
「あーーーなるほどーーー」
数人ならいざ知らず忍術学園全体、そしてあの末恐ろしいくのたままで巻き込んでしまったとすればそれはもうどうなるか分かったものではない。
もしかしたら死よりも恐ろしい目に会うかもしれないと思うと作兵衛はごくりと唾を飲んだ。
「私だけじゃなくて留三郎や他の六年達もあいつが犯人だって薄々勘づいてはいると思うけど……
ほんとに犯人じゃない可能性もあるから否定してるやつにこれ以上追及は出来ないから様子見だね
うまくいけば薬の効果切れで元に戻るかもしれない」
「戻り……ますかね」
あきらは不安そうな作兵衛の肩に手を置いて励ました。
「大丈夫だよ、いざとなったら伊作が解除薬でも作ってくれるよ、きっと
あいつだって元の体に戻りたいはずだし……
本音を言えばすぐにでもなんとかしてほしいとこだけどなあ」
はあ、と溜め息をつくあきらを見て作兵衛は複雑な思いにかられた。
(不思議だな、あきらに肩を触れられたのに全然ドキドキしないや
やっぱり男になってるからかなあ
……あきら先輩も同じ思いなのかな……)