第一章
夢小説設定
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「あれ?長次どこ行った?」
修補してきたあきらは新委員長が見えない事に気づいた。
「あーなんか図書委員会が気になるって言ってましたよ」
「まあ長次は心配になる方だから仕方がないか…」
図書の生き字引って呼ばれるくらいだし。
留三郎は用具委員会の事は気になっていないのか、とちょっと図書がうらやましくなる。
「で、新図書委員会は…小平太だったか…」
委員会長が交代になって少し経つがどう考えても向いていない。
「どう思います?あきら先輩」
「うーん、状況によっては長次怒るんじゃないかな…」
と言った時、不気味な声が響いてきた。
「これは……!長次……?」
校庭に用具委員全員で行くと、長次と小平太それを遠目に見る忍たまたちが集まっている。
「これは…どういう事…?」
すると、しんべえが近寄り現状を教えてくれた。
そりゃ、流石に怒るわ、いつ戦いが始まってもおかしくない状態だ。
(……で、留三郎は戦いが始まると思ってきたのか…)
作法委員も連れ今か今かとウキウキしている。
「おっ!あきら!お前も戦いに来たのか!!」
留三郎はあきらを肘でウリウリ突つく。
「違うし、私は留三郎みたいな戦闘狂じゃないから、あと後輩巻き込むな」
あきらはギロリと留三郎を睨む。
「う!うるせー!!俺は戦う作法委員会にすると決めたんだ!!」
(あわわ…こっちでも戦い始まりそう…)
作兵衛はひやひやしたが、長次が喋りだした事で一旦会話は止まった。
「あー、本の事か!あとでかたしとく!!」
長次に本の事を言われた小平太はすまんと素直に謝罪した。
「ほんとか?」
「ほんとほんと!」
すると、長次は小平太をあっさり許してしまった。
「それでいいのかあ????」
二人を取り囲んでいた周りはあっさりと問題が解決したのにあっけにとられた。
何というか拍子抜けである。
てっきり戦いになると思ってやってきた野次馬達は物足りない顔をしている。
かくいう私も当てはまるのだが。
期待を裏切られた留三郎は怒りのあまり生首フィギュアを投げつけたが、
たまたま長次の頭にぶつけてしまった。
(あーあ)
当てられた長次は無言で留三郎を見る。
「お前が長次怒らせてどうすんだよ」
「だからわざとじゃないって…!!何だよあきらも同じような顔しやがってえ」
慌てて弁解しようとした留三郎だったが、ここで思わぬ事態が起きた。
「食満委員長!!ついに戦ですか!?!?!」
後輩達が誤解し、行動を起こしてしまった。
そしていつのまにか用具委員会の作兵衛まで突入している。
(しまった、目を離していた隙に!!!」
校庭はあっという間に武器や色んなものが投げ込まれてめちゃくちゃになってしまっている。
あきらはどこからから投げられたのを苦無で跳ね除けながら舌打ちする。
「ああ、もう…!!しっちゃかめっちゃじゃん!!」
留三郎の方を見ると、楽しげに手当たりしだい投げているのを見てあきらはこめかみに青筋を立てた。
「もう、こんな所に焙烙火矢置いたの誰だよ」
「危ないから気をつけて」
乱太郎が危機管理で言ったのをしんべえはお約束で聞き間違える。
「はい!火をつける!」
慌てて空に投げたが運悪く長次と小平太の前に落ちてきて、当然長次はトスをした。
「あれ?これ焙烙火矢だ、まあいいか!いけいけどんどーーん!!!」
どっかーんと大きい爆破の音がして校庭は煙に包まれた。
当然あの場にいた(上空にした小平太を除く)者は全員黒焦げになった。
その中には騒ぎを聞きつけやってきた学園長も含まれており、忍たまたちは庵に集められ大説教させられたのだ。
「委員長が変わろうとお前たちは迷惑じゃああ!!!」
ということで委員長改変はあっという間に白紙に戻りいつもの学園生活が帰ってきた。
やはり留三郎とともに委員会活動ができると思うと、頬がゆるんでしまう。
「何ニヤニヤしてんだ」
「別に?何でもない、ほら委員会行こ」
修補してきたあきらは新委員長が見えない事に気づいた。
「あーなんか図書委員会が気になるって言ってましたよ」
「まあ長次は心配になる方だから仕方がないか…」
図書の生き字引って呼ばれるくらいだし。
留三郎は用具委員会の事は気になっていないのか、とちょっと図書がうらやましくなる。
「で、新図書委員会は…小平太だったか…」
委員会長が交代になって少し経つがどう考えても向いていない。
「どう思います?あきら先輩」
「うーん、状況によっては長次怒るんじゃないかな…」
と言った時、不気味な声が響いてきた。
「これは……!長次……?」
校庭に用具委員全員で行くと、長次と小平太それを遠目に見る忍たまたちが集まっている。
「これは…どういう事…?」
すると、しんべえが近寄り現状を教えてくれた。
そりゃ、流石に怒るわ、いつ戦いが始まってもおかしくない状態だ。
(……で、留三郎は戦いが始まると思ってきたのか…)
作法委員も連れ今か今かとウキウキしている。
「おっ!あきら!お前も戦いに来たのか!!」
留三郎はあきらを肘でウリウリ突つく。
「違うし、私は留三郎みたいな戦闘狂じゃないから、あと後輩巻き込むな」
あきらはギロリと留三郎を睨む。
「う!うるせー!!俺は戦う作法委員会にすると決めたんだ!!」
(あわわ…こっちでも戦い始まりそう…)
作兵衛はひやひやしたが、長次が喋りだした事で一旦会話は止まった。
「あー、本の事か!あとでかたしとく!!」
長次に本の事を言われた小平太はすまんと素直に謝罪した。
「ほんとか?」
「ほんとほんと!」
すると、長次は小平太をあっさり許してしまった。
「それでいいのかあ????」
二人を取り囲んでいた周りはあっさりと問題が解決したのにあっけにとられた。
何というか拍子抜けである。
てっきり戦いになると思ってやってきた野次馬達は物足りない顔をしている。
かくいう私も当てはまるのだが。
期待を裏切られた留三郎は怒りのあまり生首フィギュアを投げつけたが、
たまたま長次の頭にぶつけてしまった。
(あーあ)
当てられた長次は無言で留三郎を見る。
「お前が長次怒らせてどうすんだよ」
「だからわざとじゃないって…!!何だよあきらも同じような顔しやがってえ」
慌てて弁解しようとした留三郎だったが、ここで思わぬ事態が起きた。
「食満委員長!!ついに戦ですか!?!?!」
後輩達が誤解し、行動を起こしてしまった。
そしていつのまにか用具委員会の作兵衛まで突入している。
(しまった、目を離していた隙に!!!」
校庭はあっという間に武器や色んなものが投げ込まれてめちゃくちゃになってしまっている。
あきらはどこからから投げられたのを苦無で跳ね除けながら舌打ちする。
「ああ、もう…!!しっちゃかめっちゃじゃん!!」
留三郎の方を見ると、楽しげに手当たりしだい投げているのを見てあきらはこめかみに青筋を立てた。
「もう、こんな所に焙烙火矢置いたの誰だよ」
「危ないから気をつけて」
乱太郎が危機管理で言ったのをしんべえはお約束で聞き間違える。
「はい!火をつける!」
慌てて空に投げたが運悪く長次と小平太の前に落ちてきて、当然長次はトスをした。
「あれ?これ焙烙火矢だ、まあいいか!いけいけどんどーーん!!!」
どっかーんと大きい爆破の音がして校庭は煙に包まれた。
当然あの場にいた(上空にした小平太を除く)者は全員黒焦げになった。
その中には騒ぎを聞きつけやってきた学園長も含まれており、忍たまたちは庵に集められ大説教させられたのだ。
「委員長が変わろうとお前たちは迷惑じゃああ!!!」
ということで委員長改変はあっという間に白紙に戻りいつもの学園生活が帰ってきた。
やはり留三郎とともに委員会活動ができると思うと、頬がゆるんでしまう。
「何ニヤニヤしてんだ」
「別に?何でもない、ほら委員会行こ」