第一章
夢小説設定
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「く、くのたまとペア実習!?!?」
いきなり学園長から呼び出された上級生は驚愕した。
「い、いきなり仰られても………
何かご理由があるのですか???」
と仙蔵が聞くと、学園長は
「特にない!!!!突然の思いつきじゃ!!」と答えた。
(やっぱり突然の思いつきか…………)
くのたま関連では嫌な思い出しかない忍たま達は震えた。
青ざめている忍たまに気付いていないのか、学園長は話を続けた。
「では、後の詳細は後日山本シナ先生と協議の上、他の先生方から説明する
以上!」
そう言うと、学園長は立ち去ってしまった。
「あれ?ペアの決め方とか学園長言った?」
伊作は疑問に思って他の5人に訊ねた。
「いや、何も言ってはいなかったが……」
仙蔵も不思議に思ったのか、思案している。
すると、文次郎がはっと何かを思い付いた。
「もしかして………くのたまを誘って、ペアを成立させるとゆうことか……???
それも実習のうち…とか」
忍たまのほとんどはくのたまに対して苦手意識を持っている。
つまりくのたまにペアを申し込みに行くのも実習のうちに入るのではないかと文次郎は考えた。
「なるほど……となれば……
そのくのたまが他のやつらと組んでしまう可能性を考えると……早いもの勝ちだな」
現在、6年生の脳内には一人のくのたましか浮かび上がっていなかった。
そう、あきらである。
6年にとって危険度がないくのたまはあきらしか存在しなかった。
(くの一教室には忍たまを罠にかけるとゆう授業があるのだが、あきらが受けることを拒否した為唯一くのたまで無害な存在)
6人は、あきらがいそうな場所を目掛けて同時に走りだした。
先頭は小平太が爆走し、文次郎と留三郎はお互いにらみ合いながら走り、その後ろに仙蔵、長次が続き、最後尾に伊作といった感じだ。
(なお、伊作は時々転んでいる)
「あっいたぞ!!!!!!!!!!」
と小平太の叫びに他の5人もあきらの元へ到着した。
慌てて走りってきた6人を不思議に思ったのか、あきらは
「何か用????」と怪訝そうに尋ねた。
「あきら!!!!!!私と組もう!!
イケイケドンドンで勝つぞ!!!!」
「いーや、小平太はバカ力で扱いにくいだろう、ぞ こ で 忍術学園一クールな私と組むのがふさわしい」
「時々爆発しがちな仙蔵よりも俺と組まないか??組んでくれたら次の予算考えてやらなくもないぞ」
「あっっっっ、てめえ!!汚ねえぞ!!!
文次郎!!!!あきら!!用具委員会での
タッグ力を見せつけてやろうぜ!!」
「もそ……もそ………自分には落着きがある……」
「あっっっ、えーーと…………
あきらちゃんなら僕の不運を超えてくれると思います!!!!!」
各々があきらにアピールし、俺が俺と私と僕がと言い争っている。
各好き放題に言うのでしっちゃかめちゃかになりあきらは頭が痛くなってきた。
「ごめん、何の話してるのかぜんっぜん分からないんだけど……」
「あきら、まだ聞いてなかったのか、
くのたまと忍たまで合同実習すんだとよ」
文次郎と掴み合いをしていた留三郎が説明した。
あきらは察したが
「ペア実習なら聞いてるけど、くじ引きで決めるって説明受けたんだけどな……」
「えっっっっっ、くじ引き???
早いもん勝ちじゃなくて????」
6人は驚愕した。
ほら、とあきらはプリントを渡した。
そこには実習の知らせとペアは当日にくじを引いて決めると書いてあった。
「まあ…大方学園長がいい忘れただけでしょ」
(それにしても、くのたまが怖いとは言え楽しに来たな…こいつら……)
「何だ、くじ引きかー、楽出来るかと思ったのにーー」
あきらの予想は的中し、六人はあきらなら苦労することなくペアを組める、それだけで誘いに来てたのだ。
勝手にペアを組むと勘違いしていた事が判明すると、6人は帰っていった。
(全く、無駄な時間を過ごしたな……
ペアがどいつでも苦労しそうだ、やれやれ)
あきらはため息をついて、せめてましなやつに当たってほしいと思った。
いきなり学園長から呼び出された上級生は驚愕した。
「い、いきなり仰られても………
何かご理由があるのですか???」
と仙蔵が聞くと、学園長は
「特にない!!!!突然の思いつきじゃ!!」と答えた。
(やっぱり突然の思いつきか…………)
くのたま関連では嫌な思い出しかない忍たま達は震えた。
青ざめている忍たまに気付いていないのか、学園長は話を続けた。
「では、後の詳細は後日山本シナ先生と協議の上、他の先生方から説明する
以上!」
そう言うと、学園長は立ち去ってしまった。
「あれ?ペアの決め方とか学園長言った?」
伊作は疑問に思って他の5人に訊ねた。
「いや、何も言ってはいなかったが……」
仙蔵も不思議に思ったのか、思案している。
すると、文次郎がはっと何かを思い付いた。
「もしかして………くのたまを誘って、ペアを成立させるとゆうことか……???
それも実習のうち…とか」
忍たまのほとんどはくのたまに対して苦手意識を持っている。
つまりくのたまにペアを申し込みに行くのも実習のうちに入るのではないかと文次郎は考えた。
「なるほど……となれば……
そのくのたまが他のやつらと組んでしまう可能性を考えると……早いもの勝ちだな」
現在、6年生の脳内には一人のくのたましか浮かび上がっていなかった。
そう、あきらである。
6年にとって危険度がないくのたまはあきらしか存在しなかった。
(くの一教室には忍たまを罠にかけるとゆう授業があるのだが、あきらが受けることを拒否した為唯一くのたまで無害な存在)
6人は、あきらがいそうな場所を目掛けて同時に走りだした。
先頭は小平太が爆走し、文次郎と留三郎はお互いにらみ合いながら走り、その後ろに仙蔵、長次が続き、最後尾に伊作といった感じだ。
(なお、伊作は時々転んでいる)
「あっいたぞ!!!!!!!!!!」
と小平太の叫びに他の5人もあきらの元へ到着した。
慌てて走りってきた6人を不思議に思ったのか、あきらは
「何か用????」と怪訝そうに尋ねた。
「あきら!!!!!!私と組もう!!
イケイケドンドンで勝つぞ!!!!」
「いーや、小平太はバカ力で扱いにくいだろう、ぞ こ で 忍術学園一クールな私と組むのがふさわしい」
「時々爆発しがちな仙蔵よりも俺と組まないか??組んでくれたら次の予算考えてやらなくもないぞ」
「あっっっっ、てめえ!!汚ねえぞ!!!
文次郎!!!!あきら!!用具委員会での
タッグ力を見せつけてやろうぜ!!」
「もそ……もそ………自分には落着きがある……」
「あっっっ、えーーと…………
あきらちゃんなら僕の不運を超えてくれると思います!!!!!」
各々があきらにアピールし、俺が俺と私と僕がと言い争っている。
各好き放題に言うのでしっちゃかめちゃかになりあきらは頭が痛くなってきた。
「ごめん、何の話してるのかぜんっぜん分からないんだけど……」
「あきら、まだ聞いてなかったのか、
くのたまと忍たまで合同実習すんだとよ」
文次郎と掴み合いをしていた留三郎が説明した。
あきらは察したが
「ペア実習なら聞いてるけど、くじ引きで決めるって説明受けたんだけどな……」
「えっっっっっ、くじ引き???
早いもん勝ちじゃなくて????」
6人は驚愕した。
ほら、とあきらはプリントを渡した。
そこには実習の知らせとペアは当日にくじを引いて決めると書いてあった。
「まあ…大方学園長がいい忘れただけでしょ」
(それにしても、くのたまが怖いとは言え楽しに来たな…こいつら……)
「何だ、くじ引きかー、楽出来るかと思ったのにーー」
あきらの予想は的中し、六人はあきらなら苦労することなくペアを組める、それだけで誘いに来てたのだ。
勝手にペアを組むと勘違いしていた事が判明すると、6人は帰っていった。
(全く、無駄な時間を過ごしたな……
ペアがどいつでも苦労しそうだ、やれやれ)
あきらはため息をついて、せめてましなやつに当たってほしいと思った。