第一章
夢小説設定
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結局大した案も浮かばずに気づけばバレンタインデーの当日になってしまった。
「そうこうしている間にバレンタインデー当日になってしまったわけだが…………
今年も女子からのチョコは0か……」
仙蔵を含めた六年一同は項垂れた。
「結局、貰えたチョコはあきらちゃんからの
チロルチョコかあ……」
伊作はチロルチョコを虚ろな目で見た。
「というか、何で毎年チロルチョコなんだ!!
雜にも程があるだろう!!」
「私、チロルチョコ割りと好きだから気にしないけどなー」
小平太は早速チロルチョコを頬張っている。
「まぁ、結局いつもあきらちゃんが大量に
貰ったチョコのおこぼれ貰ってる側だから
あんまり強く言えないしねぇ
くのたまの同級生とか委員会の分を考えると
自然と僕らは市販品になるのかな……」
あきらはよく後輩からチョコをもらっているのだが、本人はあまり甘いものが得意ではなく毎年六年に消費を手伝ってもらっているのだ。
「……そうだな……
まぁ、かといってあいつからがちなチョコ
送られても困るし……今のままがいいか」
他の六年も同意したが、誰かいないような気がする。
「おい、伊作、留三郎はどうした」
「あっ、委員会行ってくるから先行っといてくれって言われたの忘れてた」
バレンタインデーだろうが、綾部が落し穴を
掘りまくっているので、用具委員会は通常通りである。
「委員会か……
我が作法委員会にも女子委員がいれば……!」
くっと、仙蔵は悔しそうにもらした。
「委員会に女子がいればなあ……」
小平太もくやしがったが、実はくのたまも委員会に参加可能である。
が、何故かあきら以外参加していないのだ。
皆遠ざけているが、ゆういつタカ丸が所属している火薬委員会は当初人が集まったものの、久々知の豆腐トークについていけず、結果希望するくのたまはいなくなった。
(そういえば、留三郎はチロルチョコの他にも委員会用のチョコも貰ってるんだっけ……
あ、じゃあ、今渡してるのか
あきらちゃん全然アプローチしないけど、今年はどうするのかな)
「そうこうしている間にバレンタインデー当日になってしまったわけだが…………
今年も女子からのチョコは0か……」
仙蔵を含めた六年一同は項垂れた。
「結局、貰えたチョコはあきらちゃんからの
チロルチョコかあ……」
伊作はチロルチョコを虚ろな目で見た。
「というか、何で毎年チロルチョコなんだ!!
雜にも程があるだろう!!」
「私、チロルチョコ割りと好きだから気にしないけどなー」
小平太は早速チロルチョコを頬張っている。
「まぁ、結局いつもあきらちゃんが大量に
貰ったチョコのおこぼれ貰ってる側だから
あんまり強く言えないしねぇ
くのたまの同級生とか委員会の分を考えると
自然と僕らは市販品になるのかな……」
あきらはよく後輩からチョコをもらっているのだが、本人はあまり甘いものが得意ではなく毎年六年に消費を手伝ってもらっているのだ。
「……そうだな……
まぁ、かといってあいつからがちなチョコ
送られても困るし……今のままがいいか」
他の六年も同意したが、誰かいないような気がする。
「おい、伊作、留三郎はどうした」
「あっ、委員会行ってくるから先行っといてくれって言われたの忘れてた」
バレンタインデーだろうが、綾部が落し穴を
掘りまくっているので、用具委員会は通常通りである。
「委員会か……
我が作法委員会にも女子委員がいれば……!」
くっと、仙蔵は悔しそうにもらした。
「委員会に女子がいればなあ……」
小平太もくやしがったが、実はくのたまも委員会に参加可能である。
が、何故かあきら以外参加していないのだ。
皆遠ざけているが、ゆういつタカ丸が所属している火薬委員会は当初人が集まったものの、久々知の豆腐トークについていけず、結果希望するくのたまはいなくなった。
(そういえば、留三郎はチロルチョコの他にも委員会用のチョコも貰ってるんだっけ……
あ、じゃあ、今渡してるのか
あきらちゃん全然アプローチしないけど、今年はどうするのかな)