第三章
夢小説設定
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千空、クロム、マグマが鉱石採掘に出掛けたのを確認したゲンは怪しい笑みを浮かべた。
「やっといなくなってくれたね~
石神村から千空ちゃんがさ~~」
笑顔で石神村の人々に素敵な話があると言うゲンにあきらは気配を殺し音もなく近づいた。
「ゲン、素敵な話ってなに……?
千空が居なくなって好都合って?」
「ひぇっ」
背筋が凍りゲンは慌てて弁解した。
「あ~~~違う違う!!!
いや、言い方悪かったかもしんないけど!!
怪しい事じゃないから!!」
「じゃあ、何」
「いやあのね
もうすぐ千空ちゃんの誕生日があるならサプライズパーティーでもしようって話」
あきらは誕生日……と呟き気づいた。
「1月4日千空ちゃんの誕生日……であってるよね?
こないだ生きた日数聞いたからそれから逆算してみたけど……念の為にね
俺千空ちゃんほど計算ばっちしっていうわけでもないし」
「……うん、確か1月4日だった
はあ~~てっきり何か寝返るとかそっち系かと思ったよ」
心配して損したというあきらにゲンは、メンゴメンゴ~~~と謝った。
「それで何をするのだ??」
「天文台作ろうかなって、それと望遠鏡
千空ちゃんにぴったりでしょ」
「でも作り方なんて知らないよ」
どうやって作るのかと疑問を抱いているとなんとゲンが作り方を覚えていた。
「にしても望遠鏡の作り方なんてよく覚えてんね」
「小学生の頃さ、自由研究とかあったでしょ?
俺小三とかそのくらいに望遠鏡の工作とかやったのよ
まぁうろ覚えだからあんま自信ないんだけどね……」
ゲンはあの時どうやってたかなーーと記憶を巡らせている。
「望遠鏡の方は工作チームに任せるとして……
私たちはその展望台とやらを作るとするか」
「そうだね」
当日まであと約三日。
千空が帰ってきて驚く様子を思い浮かべながらあきらは展望台作りにとりかかった。
「こんなものか?」
展望台の上に登ったコハクが下にいるゲンに確認をとる。
するとゲンは頭の上に両腕で大きく丸を作っていたのだがコハクはそれが何を指しているのか分からなかった。
「ゲンが手をこんな風にしていたのだがあきらこれはどういう意味だ?」
「ああ、それOK……これで大丈夫って意味だよ」
百物語のおかげで意思疎通はとれているもののやはり文化の違いから度々意味が通じない事が起こる。
「それにしても今日で三日だぞ
千空の誕生日だという四日まで……あと1日しかないが当の本人が帰って来なければ祝いも出来ん」
「それなら大丈夫
ちゃーんとマグマちゃんに三日目の夜までに帰らすようこっそり伝えといたから
サプライズだから千空ちゃんに直接言うわけにもいかないしね」
あきらはマグマか……と若干不安げな様子だ。
あの御前試合から何ヵ月が経ちマグマには特に目立った様子もなく復興作業には参加していた。(素直に……とは言えない様子だったが)
「大丈夫なの?ほんとに帰ってくる?」
「……大丈夫よ、マグマちゃんなら」
「しかしあのマグマだぞ?」
不安げな二人な二人にゲンは。
「多分二人が心配するような事にはなってないと思うよ?
御前試合の前ならともかく……今のマグマちゃんは違うよ
……分かるのよ、人の心境の変化ってさ」
特に自分が経験した事については、ね、とゲンは発電機を横目に優しく笑った。
「やっといなくなってくれたね~
石神村から千空ちゃんがさ~~」
笑顔で石神村の人々に素敵な話があると言うゲンにあきらは気配を殺し音もなく近づいた。
「ゲン、素敵な話ってなに……?
千空が居なくなって好都合って?」
「ひぇっ」
背筋が凍りゲンは慌てて弁解した。
「あ~~~違う違う!!!
いや、言い方悪かったかもしんないけど!!
怪しい事じゃないから!!」
「じゃあ、何」
「いやあのね
もうすぐ千空ちゃんの誕生日があるならサプライズパーティーでもしようって話」
あきらは誕生日……と呟き気づいた。
「1月4日千空ちゃんの誕生日……であってるよね?
こないだ生きた日数聞いたからそれから逆算してみたけど……念の為にね
俺千空ちゃんほど計算ばっちしっていうわけでもないし」
「……うん、確か1月4日だった
はあ~~てっきり何か寝返るとかそっち系かと思ったよ」
心配して損したというあきらにゲンは、メンゴメンゴ~~~と謝った。
「それで何をするのだ??」
「天文台作ろうかなって、それと望遠鏡
千空ちゃんにぴったりでしょ」
「でも作り方なんて知らないよ」
どうやって作るのかと疑問を抱いているとなんとゲンが作り方を覚えていた。
「にしても望遠鏡の作り方なんてよく覚えてんね」
「小学生の頃さ、自由研究とかあったでしょ?
俺小三とかそのくらいに望遠鏡の工作とかやったのよ
まぁうろ覚えだからあんま自信ないんだけどね……」
ゲンはあの時どうやってたかなーーと記憶を巡らせている。
「望遠鏡の方は工作チームに任せるとして……
私たちはその展望台とやらを作るとするか」
「そうだね」
当日まであと約三日。
千空が帰ってきて驚く様子を思い浮かべながらあきらは展望台作りにとりかかった。
「こんなものか?」
展望台の上に登ったコハクが下にいるゲンに確認をとる。
するとゲンは頭の上に両腕で大きく丸を作っていたのだがコハクはそれが何を指しているのか分からなかった。
「ゲンが手をこんな風にしていたのだがあきらこれはどういう意味だ?」
「ああ、それOK……これで大丈夫って意味だよ」
百物語のおかげで意思疎通はとれているもののやはり文化の違いから度々意味が通じない事が起こる。
「それにしても今日で三日だぞ
千空の誕生日だという四日まで……あと1日しかないが当の本人が帰って来なければ祝いも出来ん」
「それなら大丈夫
ちゃーんとマグマちゃんに三日目の夜までに帰らすようこっそり伝えといたから
サプライズだから千空ちゃんに直接言うわけにもいかないしね」
あきらはマグマか……と若干不安げな様子だ。
あの御前試合から何ヵ月が経ちマグマには特に目立った様子もなく復興作業には参加していた。(素直に……とは言えない様子だったが)
「大丈夫なの?ほんとに帰ってくる?」
「……大丈夫よ、マグマちゃんなら」
「しかしあのマグマだぞ?」
不安げな二人な二人にゲンは。
「多分二人が心配するような事にはなってないと思うよ?
御前試合の前ならともかく……今のマグマちゃんは違うよ
……分かるのよ、人の心境の変化ってさ」
特に自分が経験した事については、ね、とゲンは発電機を横目に優しく笑った。