第三章
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おい、起きろ」
ゆさゆさ揺られあきらは目蓋を開けずに再び寝ようとした。
何か側にあったものにしがみついた。
多分枕か何かだろう。
微妙に温かいけど。
「抱きつくんじゃねぇ……!!」
何か慌てた様子で無理やり引き剥がされた勢いで地面に背中をぶつけた拍子で目が覚めた。
「いったたたた」
「やーと目覚めやがったか……
まぁ、無理もねぇか」
背中を擦り目蓋を開けるとそこには千空がいた。
そうだ、星空を眺めていたところだった。
「ごめん、寝てた?」
「ああ、ぐっすりとな」
寝顔を見られていたとは恥ずかしい。
「起こしてくれたら良かったのに」
文句を言うと千空は目をそらした。
「いや、まぁ、何だ
無理やり起こすのも何だと思ってな」
ふーん、と相槌を打ちつつ特に疑問にも思わなかったがそもそもあきらを眠らせたのは千空である事には気付かなかった。
「もう夜もおせぇし下りてさっさと寝るぞ」
「千空、それは?」
千空は何か大きな布を抱えていた。
「大したもんは入ってねぇ
気にすんな」
それは逆に気になる、と思ったがあまり詮索すると嫌がられるしなと思い追求はやめた。
「千空約束守ってくれてありがとね
一生の思い出にする」
千空に礼を言うとそっぽをむかれた。
「一生の思い出になんかしてどうすんだ
星なんざいつでも見れるからな
てめえが望むならいつでも何回でも
一緒に観に行ってやるよ
一緒の思い出はまた別に置いとけ」
「千空……」
顔こっちに向いてなくて良かったとつくづく思う。
だって今顔を見られたら困るから。
きっと真っ赤になってるのに違いない。
ゆさゆさ揺られあきらは目蓋を開けずに再び寝ようとした。
何か側にあったものにしがみついた。
多分枕か何かだろう。
微妙に温かいけど。
「抱きつくんじゃねぇ……!!」
何か慌てた様子で無理やり引き剥がされた勢いで地面に背中をぶつけた拍子で目が覚めた。
「いったたたた」
「やーと目覚めやがったか……
まぁ、無理もねぇか」
背中を擦り目蓋を開けるとそこには千空がいた。
そうだ、星空を眺めていたところだった。
「ごめん、寝てた?」
「ああ、ぐっすりとな」
寝顔を見られていたとは恥ずかしい。
「起こしてくれたら良かったのに」
文句を言うと千空は目をそらした。
「いや、まぁ、何だ
無理やり起こすのも何だと思ってな」
ふーん、と相槌を打ちつつ特に疑問にも思わなかったがそもそもあきらを眠らせたのは千空である事には気付かなかった。
「もう夜もおせぇし下りてさっさと寝るぞ」
「千空、それは?」
千空は何か大きな布を抱えていた。
「大したもんは入ってねぇ
気にすんな」
それは逆に気になる、と思ったがあまり詮索すると嫌がられるしなと思い追求はやめた。
「千空約束守ってくれてありがとね
一生の思い出にする」
千空に礼を言うとそっぽをむかれた。
「一生の思い出になんかしてどうすんだ
星なんざいつでも見れるからな
てめえが望むならいつでも何回でも
一緒に観に行ってやるよ
一緒の思い出はまた別に置いとけ」
「千空……」
顔こっちに向いてなくて良かったとつくづく思う。
だって今顔を見られたら困るから。
きっと真っ赤になってるのに違いない。