第一章
夢小説設定
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「ほう??」
コハクが金狼をニヤニヤしながら更に聞き出そうとしているのを何となく察知した金狼は話題を反らさせようとした。
「…………話し合いをするんだろう
さっさと行け」
話題剃らしと周囲は分かっていたが、それ以上突っ込むとややこしい事になりそうだと移動した。
その移動集団に銀狼もこっそり付いていこうとしていたが、あっそり金狼にバレたまもやたんこぶが増えた。
たき火をくべ、周囲に木を刺した魚を置いて
焼いていく。
ただの焼き魚だ。
調味料は温泉で取れる塩のみという実にシンプルな晩御飯だ。
原始の世界ではこれが普通らしい。
現代人のあきらには物足りないが、
魚を分けて貰っている以上文句は言えまい。
「そういえば、自己紹介をしていなかったな
改めて、私はコハクだ」
金色の髪とブルーがかかった綺麗な目の女の子。
それと……。
少し羨ましい所がある。
自分もそれなりにはあるのだが、コハクの豊満には負けるだろう。
「で、」
コハクはチラリと隣の黒髪男を見た。
「おう、俺はクロムだ
千空と同じ科学使いだぜ!!!」
ふふん、とクロムが自信ありげに誇った。
科学使い?
「あきら、こいつはな……」
何と、クロムという男はこの何もかもなくなった世界で知識もない状態から科学のルールを自ら発見したのだと言う。
「まぁ、色々とすげぇやつだ」
千空が小声でポツリと言う。
「千空、何か言ったか??」
「いや、何にも」
(わざと聞こえないように小さい声で言ったな、千空)
とにかく千空はひねくれている。
それは親友の大樹への態度にも顕著に現れている。
「じゃあ!最後!スイカなんだよ!!」
スイカを被った小さい女の子がハキハキと元気そうに言った。
(このスイカ……)
村に行く最中見た変な物体はこの子だったのか。
「えっとね、スイカは……
目がぼやぼや病で見辛いからこのスイカマスク通して皆を見てるんだよ!」
「あーーぼやぼや病つーのは用は近眼だ
このスイカマスクにレンズ嵌めて……眼鏡代わりだな
これで貴重な労働力をゲット!って事だ」
クククと意地悪そうに千空は言うけれど、多分そんな事はない。
きっとただ単に困ってる人を救いたいだけなのだと思う。
それは昔も今も、そして未来も。
コハクが金狼をニヤニヤしながら更に聞き出そうとしているのを何となく察知した金狼は話題を反らさせようとした。
「…………話し合いをするんだろう
さっさと行け」
話題剃らしと周囲は分かっていたが、それ以上突っ込むとややこしい事になりそうだと移動した。
その移動集団に銀狼もこっそり付いていこうとしていたが、あっそり金狼にバレたまもやたんこぶが増えた。
たき火をくべ、周囲に木を刺した魚を置いて
焼いていく。
ただの焼き魚だ。
調味料は温泉で取れる塩のみという実にシンプルな晩御飯だ。
原始の世界ではこれが普通らしい。
現代人のあきらには物足りないが、
魚を分けて貰っている以上文句は言えまい。
「そういえば、自己紹介をしていなかったな
改めて、私はコハクだ」
金色の髪とブルーがかかった綺麗な目の女の子。
それと……。
少し羨ましい所がある。
自分もそれなりにはあるのだが、コハクの豊満には負けるだろう。
「で、」
コハクはチラリと隣の黒髪男を見た。
「おう、俺はクロムだ
千空と同じ科学使いだぜ!!!」
ふふん、とクロムが自信ありげに誇った。
科学使い?
「あきら、こいつはな……」
何と、クロムという男はこの何もかもなくなった世界で知識もない状態から科学のルールを自ら発見したのだと言う。
「まぁ、色々とすげぇやつだ」
千空が小声でポツリと言う。
「千空、何か言ったか??」
「いや、何にも」
(わざと聞こえないように小さい声で言ったな、千空)
とにかく千空はひねくれている。
それは親友の大樹への態度にも顕著に現れている。
「じゃあ!最後!スイカなんだよ!!」
スイカを被った小さい女の子がハキハキと元気そうに言った。
(このスイカ……)
村に行く最中見た変な物体はこの子だったのか。
「えっとね、スイカは……
目がぼやぼや病で見辛いからこのスイカマスク通して皆を見てるんだよ!」
「あーーぼやぼや病つーのは用は近眼だ
このスイカマスクにレンズ嵌めて……眼鏡代わりだな
これで貴重な労働力をゲット!って事だ」
クククと意地悪そうに千空は言うけれど、多分そんな事はない。
きっとただ単に困ってる人を救いたいだけなのだと思う。
それは昔も今も、そして未来も。