第一章

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「そういえば、千空はここで何をしてるの?」

司に死んだと思わせ秘密裏に何をしているのか。

「そうだな……
もうすぐ日も暮れるし晩飯食いながらでも
話すか」

場所を移そうと橋の手前まで来ると突然あきらの足元に槍が
突き刺さった。


「おい、女」

その槍を持った目付きが鋭い男が言い放った。

「千空の知り合いという事は分かったが
部外者には変わりない
部外者は村の中には一歩も入れないのが
ルールとして決まってる以上、貴様をここから一歩も入れる事はできない」

様は橋から踏み入れるなという事らしい。

「ええーーー、いいじゃん!、金狼~~
女の子だよぉ!?!?」

金狼と呼ぶ金髪の少年はぶーぶー文句を言っているが、
金狼が一睨みをすると縮みこまった。

「というわけでな、俺もこの村には一歩も入ったことはねぇ」

耳をほじくりながら千空は門番を見た。

「ルールはルールだ、破る事は出来ん
もし、破るような事があれば……
女ともいえども容赦はしない」

あきらは特に怯えた様子もなく、ふむと把握すると。

「分かった」

「そうか、分かったか
なら………ならいいんだが」

それにしても素直すぎじゃないか?と言うコハクに千空が説明した。

「あーこいつもな金狼みたくルールマン……いやルールウーマンか
とにかく決められた事には逐一従う真面目系だからな」

「金狼みたく真面目なのぉ??
えーそれはやだなあ、うるさいのがもう一人増えるって事ぉ?」

すると、ゴンという衝撃音と共に銀狼の頭に一つのたんこぶが出来た。

「何だよ!!もう!!
あーあ!!金狼がさっきから話したそうにしてたって言っちゃうもんね~~!!!」

「ぎ、銀狼!!!!」

銀狼の頭にもう一つたんこぶが増えたのは言うまでもない。
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