第一章
夢小説設定
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(駄目だこりゃ)
あきらはため息をつき自分が握っている物体を眺めた。
一応木刀のつもりなのだが所見で木刀とはとうてい思われるような代物ではない。
あまりにもひどい出来だ、いくら以前作った時から時間が経ってるとはいえここまでとは…。
…原因は分かっている、まるで集中出来ていないのが自分ながらに思う。
道具が石器しかないのもあるけど。
でも、千空の事を思い出すとろくに剣も振れなかった。
そうこうしている間に時間が経ってしまった。
少し歩いて気分転換でもしようと歩いているといつの間にか大きな滝の
手前に辿り着いていた。
そっと滝の音に耳を澄ませる。
ざあざあと水が落ちる音が心地いい。
そのまま滝の音を聞こうと思ったがふいに滝の下が目に入った。
ここから落ちれば助からないであろう高さにあきらは立っている。
(もし落ちたら…千空と一緒のところに行けるのかな)
そんな事を思ってふらふら歩いていると急に腕を掴まれた。
「………司」
「こんなことろで何をしているんだい?」
あきらの腕を掴んで止めたのは司だった。
「木刀作りに苦難してたから涼みに来てただけだけど」
「そうならいいんだが」
どうやら私は身投げしないか心配されているらしい。
きまずくなりあきらは逃げるようにその場を去った。
司はあきらの様子に眉を寄せた。
(だいぶ顔がやつれているな、原因は俺なんだが)
すると一連のやり取りを見ていたある男が司に声をかけた。
「ねえ、司ちゃん、さっき通った子顔色ジーマーでバイヤーだったけどどったの?」
「ゲン」
司に声をかけた男はあさぎりゲンという。
石化前はマジシャンをやっていてテレビに
引っ張りだこであり、そこで司と共演した事で復活者に選ばれたのだ。
ちなみに原始的な村の調査の時に村人といさかいを起こしたらしく少し怪我をしていた。
「さっきの子ってさ~~
剣道家のあきらちゃんでしょ?
んで、気になったんだけど…………
なんかやつれてない?」
前、共演してた時と顔つきが違うな~とゲンは顎に手を当て何かを読んでいる。
「俺の予想では司ちゃんと何かモメたんじゃないかな?って思ってるんだけどさ~~」
「…………そうだね、合っているよ」
司は何故あきらがあんな風に元気がないのかを伝えた。
「………………は!?ジーマーで!?!?
全部話しちゃったの!?!?」
「全て話した方がいいと、判断した
希望を抱かせてもどうせ分かるんだ」
ゲンはだらだら汗を流して司を見る。
「そりゃあ、あんな風になるでしょ!
好きな相手がもう死んでて、そんで、殺したのは自分ですって……
あきらちゃんに後ろから刺されても可笑しくないのに……」
「そうだね、彼女はしなかったけど」
剣道家としての信念ゆえに行動を起こさなかったのは少し驚いた。
「でも、仮に歯向かって来ても問題ないよ
彼女を千空と同じ場所に送ってあげるだけだ」
ゲンは何も言わなかった。
実際司はこの中で一番強く、何をされようが最強だ。
「で、司ちゃんは俺にそんな事を話してどうしたいの?」
「単純だよ、今あきらは戦える精神状態ではない
彼女にはやってほしい事がある」
ふんふん、とゲンは察し頷いた。
「なるほどね~~
カウンセリングをしろって事か~
まぁ、任してよ」
あきらはため息をつき自分が握っている物体を眺めた。
一応木刀のつもりなのだが所見で木刀とはとうてい思われるような代物ではない。
あまりにもひどい出来だ、いくら以前作った時から時間が経ってるとはいえここまでとは…。
…原因は分かっている、まるで集中出来ていないのが自分ながらに思う。
道具が石器しかないのもあるけど。
でも、千空の事を思い出すとろくに剣も振れなかった。
そうこうしている間に時間が経ってしまった。
少し歩いて気分転換でもしようと歩いているといつの間にか大きな滝の
手前に辿り着いていた。
そっと滝の音に耳を澄ませる。
ざあざあと水が落ちる音が心地いい。
そのまま滝の音を聞こうと思ったがふいに滝の下が目に入った。
ここから落ちれば助からないであろう高さにあきらは立っている。
(もし落ちたら…千空と一緒のところに行けるのかな)
そんな事を思ってふらふら歩いていると急に腕を掴まれた。
「………司」
「こんなことろで何をしているんだい?」
あきらの腕を掴んで止めたのは司だった。
「木刀作りに苦難してたから涼みに来てただけだけど」
「そうならいいんだが」
どうやら私は身投げしないか心配されているらしい。
きまずくなりあきらは逃げるようにその場を去った。
司はあきらの様子に眉を寄せた。
(だいぶ顔がやつれているな、原因は俺なんだが)
すると一連のやり取りを見ていたある男が司に声をかけた。
「ねえ、司ちゃん、さっき通った子顔色ジーマーでバイヤーだったけどどったの?」
「ゲン」
司に声をかけた男はあさぎりゲンという。
石化前はマジシャンをやっていてテレビに
引っ張りだこであり、そこで司と共演した事で復活者に選ばれたのだ。
ちなみに原始的な村の調査の時に村人といさかいを起こしたらしく少し怪我をしていた。
「さっきの子ってさ~~
剣道家のあきらちゃんでしょ?
んで、気になったんだけど…………
なんかやつれてない?」
前、共演してた時と顔つきが違うな~とゲンは顎に手を当て何かを読んでいる。
「俺の予想では司ちゃんと何かモメたんじゃないかな?って思ってるんだけどさ~~」
「…………そうだね、合っているよ」
司は何故あきらがあんな風に元気がないのかを伝えた。
「………………は!?ジーマーで!?!?
全部話しちゃったの!?!?」
「全て話した方がいいと、判断した
希望を抱かせてもどうせ分かるんだ」
ゲンはだらだら汗を流して司を見る。
「そりゃあ、あんな風になるでしょ!
好きな相手がもう死んでて、そんで、殺したのは自分ですって……
あきらちゃんに後ろから刺されても可笑しくないのに……」
「そうだね、彼女はしなかったけど」
剣道家としての信念ゆえに行動を起こさなかったのは少し驚いた。
「でも、仮に歯向かって来ても問題ないよ
彼女を千空と同じ場所に送ってあげるだけだ」
ゲンは何も言わなかった。
実際司はこの中で一番強く、何をされようが最強だ。
「で、司ちゃんは俺にそんな事を話してどうしたいの?」
「単純だよ、今あきらは戦える精神状態ではない
彼女にはやってほしい事がある」
ふんふん、とゲンは察し頷いた。
「なるほどね~~
カウンセリングをしろって事か~
まぁ、任してよ」
