第三章
夢小説設定
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夜が明けマンガン電池800個が完成した。
それにともない真空管、プラスチック、電線も同じく完成したようだ。
ということは。それらを繋ぎ合わせれば……!!
携帯電話の完成と共に電波を流すことが可能になった。
後は声を伝えるのに必要なマイクのみだ。
千空はマイクは今までで一番簡単だ、というと去年仕込んだ酒樽を持ってきた。
なんでもワイン+海藻=マイク……らしい。
全くもって想像出来ないが。(クロムもゲンも微妙な顔をしている)
千空は酒樽の蓋についていたピンクの粒と焼いた海藻を一緒にお湯に溶かした。
「以上!」
「え!?これで終わり!?」
ガラスの底にはガラスのような透明な石が出来ている。
ちなみにこれはロッシェル塩というらしくこれをプラスチックのメガホンにでも貼りつければいいとか。
「クククVS司最終決戦に間に合ったな
無限の彼方に声を届ける現代戦最強武器の爆誕だ!!」
やっと完成した、と村人達は歓喜にのまれた。
するとルリがこの声が大空を舞い遥か彼方へと届くのですね……!と感動しているとコハクと釘をさした。
「うむ、ところで声が大空を舞うのはいいがそれをキャッチして聞くのは誰なのだ?」
そうこれを聞くのは司帝国にいる大樹と杠だ。
発信するのにも一台、そして向こう側にも一台必要……となると……
「いっけね、もう一台必要だったわ」
もう一つ必要なんかい!!とクロムたちがずっこける。
というかあえて黙ってたに違いない、とゲンは察した。
あの計算高い千空が気付かないわけがない。
ただでさえ一台作るのにこれだけ苦労しているのだ、もう一つとなると作る量が倍になりそれだけかかる苦労も時間も増えてきっと心も折れていただろう。
「ケータイ電話かけるにはもう一台ないとだがな
コード伸ばしまくりゃ電話としては通じるはずだ」
千空はぐるぐるに巻かれたコードを科学倉庫からルリのいる居住までコードを伸ばしていく。
科学倉庫にはクロムが待機しており試しにテストでクロムが話しかける予定だ。
とはいえそれは真空管作りが成功していた場合でのみ通話が可能なのだが。
真空管が失敗していたら何を喋っても聞こえないし伝わる事はない。
そんな大事なチャレンジ一回目の通話に銀狼は珍しく気を聞かせたのか。
クロムに何を言うのか決めたのか、と問う。
「向こうでルリちゃんが聞いてるよ
クロムの本当の想い言うチャンスなんじゃないのぉ?今!ココなんじゃないのおお!?」
銀狼の言葉にあきら、コハク、スイカ達が耳をを立てる。
銀狼の言葉を受け取ったクロムは意味ありげに沈黙した後決意したように顔を上げる。
今だ!と銀狼はスイカに通話スイッチを押すように指示しスイカがONに切り替えた。
「ルリ……!!」
告白が始まる……!かと思いきや。
「見たかルリヤベーーーだろ!!科学はよ!」
あまりのうとさに皆、そこでそれか~~~!!とがっかりしたが当の本人は理由を察することはなかった。
せっかく場を用意したのに本人が気付いていない様では気遣いも無駄、ということだ。
果たしてクロムが自分の想いを自覚する日は来るのだろうか……??
それにともない真空管、プラスチック、電線も同じく完成したようだ。
ということは。それらを繋ぎ合わせれば……!!
携帯電話の完成と共に電波を流すことが可能になった。
後は声を伝えるのに必要なマイクのみだ。
千空はマイクは今までで一番簡単だ、というと去年仕込んだ酒樽を持ってきた。
なんでもワイン+海藻=マイク……らしい。
全くもって想像出来ないが。(クロムもゲンも微妙な顔をしている)
千空は酒樽の蓋についていたピンクの粒と焼いた海藻を一緒にお湯に溶かした。
「以上!」
「え!?これで終わり!?」
ガラスの底にはガラスのような透明な石が出来ている。
ちなみにこれはロッシェル塩というらしくこれをプラスチックのメガホンにでも貼りつければいいとか。
「クククVS司最終決戦に間に合ったな
無限の彼方に声を届ける現代戦最強武器の爆誕だ!!」
やっと完成した、と村人達は歓喜にのまれた。
するとルリがこの声が大空を舞い遥か彼方へと届くのですね……!と感動しているとコハクと釘をさした。
「うむ、ところで声が大空を舞うのはいいがそれをキャッチして聞くのは誰なのだ?」
そうこれを聞くのは司帝国にいる大樹と杠だ。
発信するのにも一台、そして向こう側にも一台必要……となると……
「いっけね、もう一台必要だったわ」
もう一つ必要なんかい!!とクロムたちがずっこける。
というかあえて黙ってたに違いない、とゲンは察した。
あの計算高い千空が気付かないわけがない。
ただでさえ一台作るのにこれだけ苦労しているのだ、もう一つとなると作る量が倍になりそれだけかかる苦労も時間も増えてきっと心も折れていただろう。
「ケータイ電話かけるにはもう一台ないとだがな
コード伸ばしまくりゃ電話としては通じるはずだ」
千空はぐるぐるに巻かれたコードを科学倉庫からルリのいる居住までコードを伸ばしていく。
科学倉庫にはクロムが待機しており試しにテストでクロムが話しかける予定だ。
とはいえそれは真空管作りが成功していた場合でのみ通話が可能なのだが。
真空管が失敗していたら何を喋っても聞こえないし伝わる事はない。
そんな大事なチャレンジ一回目の通話に銀狼は珍しく気を聞かせたのか。
クロムに何を言うのか決めたのか、と問う。
「向こうでルリちゃんが聞いてるよ
クロムの本当の想い言うチャンスなんじゃないのぉ?今!ココなんじゃないのおお!?」
銀狼の言葉にあきら、コハク、スイカ達が耳をを立てる。
銀狼の言葉を受け取ったクロムは意味ありげに沈黙した後決意したように顔を上げる。
今だ!と銀狼はスイカに通話スイッチを押すように指示しスイカがONに切り替えた。
「ルリ……!!」
告白が始まる……!かと思いきや。
「見たかルリヤベーーーだろ!!科学はよ!」
あまりのうとさに皆、そこでそれか~~~!!とがっかりしたが当の本人は理由を察することはなかった。
せっかく場を用意したのに本人が気付いていない様では気遣いも無駄、ということだ。
果たしてクロムが自分の想いを自覚する日は来るのだろうか……??