先輩ifシリーズ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
日常編
※呪術師だよ
※転生的なやつだよ
※記憶は高専時代のご都合主義だよ
※みんな中学生だよ
「綱吉、おはよう。起きて」
「ねーちゃん……おはよ」
物心ついたときには
気付けば禪院ではなく、沢田だった。
変わらず呪霊は見えていたが
変わったのは2つ離れた弟が出来たこと。
学校にいけば
後輩には悟と傑と硝子がいて
同級生には大和が。
この世界に高専は無いが
独自に会社を建てて
私達はひっそりとだが
依頼を受けて呪霊討伐をしている。
「平和だな」
「悟、あの爆発を見て言っているのかい?」
「むしろ、爆発無い方が不安になんね?」
「一理あるな」
「納得するなよ」
「おーっす、今日も元気に爆発してんな」
「あのグラウンド……雲雀君キレそう」
「原因、先輩の弟でしょう」
「なにしてんだかね?」
5人で廊下から
爆発しているグラウンドを眺める。
今日も並盛は
晴れ時々爆発だ。
「名前、弟ばっか構ってないで
俺のことも構ってよ」
「はいはい。悟は綱吉より甘えん坊だね」
「俺の方が可愛いし」
「デカイ身長で何言ってんだ」
「今日はどーすんの?
隣町の案件誰祓いに行く?」
「私が行こう」
「ん、よろしく傑。
依頼料はまかせるから」
「わかったよ」
「考えたよな。
俺ら全員いるってわかってから
会社建てて?呪霊討伐して?お金貰ってさ」
「高専無いからねー。
一ヶ所にみんないるなら
会社建てて仕事にしたらお金も入るし
将来も困らない」
「その代わり全国各地に行くのが
大変だけどね」
「ねー?
子供の会社だから
売れるまで大変だったし」
この世界の呪霊は
向こうに居たときよりも
特級や一級レベルがほとんどいない。
しかし、雑魚相手の依頼が多く
一度の仕事で纏まったお金が手に入る。
なので、まったりと仕事をしながら
売上金を5人で割っているため
学生にしては懐が潤っている。
「名前、今日の予定は?」
「特に無いよ」
「じゃあデートしよ」
「ナミモリーヌのケーキ食べる?」
「食べる」
「こないだ話題だった
DVD買ったから一緒に見よ」
「あ、それなら俺も見たい」
「大和は来んな」
「名前先輩見たかったやつですか?」
「うん。
昨日発売日だったから」
「私も見たいです」
「なら、硝子と大和がつまめるもの買って
悟の家に集合だね」
「えー」
「悟は私と一緒に
家に一度DVD取りに帰らなきゃ」
「チェッ」
「仕事が終わったら私も向かうよ」
「ツナ、あそこにいるの
ツナの姉ちゃん達じゃね?」
「………あ、本当だ」
「あいつら目立ちますよね」
「(獄寺くんがそれを言うの?)」
「ツナの姉ちゃん美人だもんな」
「へ?山本!?」
「クラスでも野球部でも結構有名だし」
「そうなの?」
「一つ上の五条さんと夏油さんって
噂じゃかなりの悪らしくてさ
雲雀でも手を余すって言われてるらしくて」
「え!?そーだったの!?
うちに来ると五条さん、だいたい
ねーちゃんの膝の上で寝てるし
夏油さんも好きに寛いでるし
一緒にゲームもしてくれて
たまに勉強教えてくれる
………お兄さんって感じの人達だよ」
「っけ!!
ただの不良じゃねーか」
「クラスでも家入先輩と三人で
つるんでいて、話しかけづらいみたいだし」
「家入さんもうちに来るけど
不良……っぽいところはあるけど
優しくていい人だよ」
「あとはツナの姉ちゃんの同級生の
大和先輩って人か」
「あぁ、あの扱い雑な人かな」
「あの5人、うちの学校じゃ
近寄りがたいけど
かなりの人気者なんだぜ?」
「そーだったんだ……」
廊下の窓際に集まり
五条さんがねーちゃんに抱きついている。
まだ小学生だった頃
いきなり家にあの人達がいた時は
驚いて泣いてしまい
姉に慰められた。
姉を取られたくなくて
何度か反抗的な態度をしても
姉は笑って許してくれたし
一緒に遊んでくれたみんなを
嫌いになることは出来なかった。
「あ、こっち気付いた」
「手振ってるな」
姉は俺や母を大切にしてくれているけど
あの四人はただ、仲がいい友達とは違う
家族に近い間柄にある気がした。
「あ、雲雀さんだ」
「ツナのねーちゃん達大丈夫か……??」
「何か話してるな」
「あ、トンファー出した」
「五条さんと夏油さん避けてるぞ」
「笑ってんな……」
「えっ!?窓開けた!?」
トンファーを振り回す雲雀さんに対し
笑い声が聞こえてきそうなくらい
楽しそうな五条さんと夏油さん。
窓を開けたと思えば
三階なのにそのまま二人は飛び降りた。
「おーい、恭弥!!
遊ぶなら外で遊ぼうぜ」
「室内じゃ狭いからねぇ」
「馬鹿じゃないの君たち」
「なんだ、負けるの怖いのかよ?」
「雲雀も噂だけってことか」
「………咬み殺す」
窓から降りた雲雀さん。
ケラケラ笑う五条さんと夏油さんに
殺気増し増しでトンファーを奮う雲雀さんに
俺達はポカンと眺める。
「あーあ、どうすんだよアレ」
「ほっとけばいーんじゃない?」
「うぇっ!?ねーちゃん!!」
「やほ、綱吉」
「どっから来たの!?いつ来たの!!?」
「普通に窓からぴょーんって」
「普通じゃないよ!!」
たまに奇想天外なことをやらかす姉に
ツッコミをいれる。
「名前、チャオっす」
「やほ、リボ君」
「お前らボンゴレに入れよ」
「何言ってんだよリボーン!!」
「ごめんね、リボ君」
「ねーちゃんも
こいつの言うこと気にしないで!!」
「お前もドンボンゴレの血を受け継いでんだ
逃げられねーぞ」
「おい!!ねーちゃんまで巻き込むなよ!!」
「私達はマフィアじゃなく
生まれながらの呪術師だから」
呪術師が何かはわからないが
にこっと笑うねーちゃんは
やっぱりどこか
他人のように思えた。
「あ、綱吉
私今日悟の家に行くから」
「ご飯は?」
「皆でDVD鑑賞会するから
晩御飯も皆で適当に食べるよ」
「夜は?」
「帰れたら帰るね」
「そっか……」
「寂しい?寂しいなら帰る」
「べっ、別に寂しくなんか!!」
「綱吉が寝る前には帰るから
いい子で待っててね」
「………早めに帰って着てよ」
「うん」
ふんわりと笑うねーちゃん。
どこか一線があるけれど
それでも俺は
ねーちゃんが家族として好きだ。
「弟に甘いなぁ、名前。
五条に妬かれるぞ」
「悟は大丈夫大丈夫」
「そろそろ次の授業始まるよ」
「なら戻ろうか」
「次なんだっけ?」
「数学じゃない?」
家入さん、大和さんと
上靴のまま校舎へ戻って行く姉。
くるりと振り返ると
手招きされる。
「綱吉達も教室戻ろう」
「う、うん!!」
「お姉さん、五条さん達ほっといて
いいんですか?」
「ほっとけば飽きたら戻るよ」
「ねーちゃん」
「なに?綱吉」
今はまだ、姉が秘密にしていることが
何かわからなくても
いつか、話してくれると信じて
「なんでもない」
「変な綱吉」
当たり前となっている
普通じゃない毎日が
これからも続けばいい。
あとがき
無理矢理な感じ(笑)
綱吉姉設定。
綱吉が好きすぎる。
まじで綱吉に恋した青春です。
※呪術師だよ
※転生的なやつだよ
※記憶は高専時代のご都合主義だよ
※みんな中学生だよ
「綱吉、おはよう。起きて」
「ねーちゃん……おはよ」
物心ついたときには
気付けば禪院ではなく、沢田だった。
変わらず呪霊は見えていたが
変わったのは2つ離れた弟が出来たこと。
学校にいけば
後輩には悟と傑と硝子がいて
同級生には大和が。
この世界に高専は無いが
独自に会社を建てて
私達はひっそりとだが
依頼を受けて呪霊討伐をしている。
「平和だな」
「悟、あの爆発を見て言っているのかい?」
「むしろ、爆発無い方が不安になんね?」
「一理あるな」
「納得するなよ」
「おーっす、今日も元気に爆発してんな」
「あのグラウンド……雲雀君キレそう」
「原因、先輩の弟でしょう」
「なにしてんだかね?」
5人で廊下から
爆発しているグラウンドを眺める。
今日も並盛は
晴れ時々爆発だ。
「名前、弟ばっか構ってないで
俺のことも構ってよ」
「はいはい。悟は綱吉より甘えん坊だね」
「俺の方が可愛いし」
「デカイ身長で何言ってんだ」
「今日はどーすんの?
隣町の案件誰祓いに行く?」
「私が行こう」
「ん、よろしく傑。
依頼料はまかせるから」
「わかったよ」
「考えたよな。
俺ら全員いるってわかってから
会社建てて?呪霊討伐して?お金貰ってさ」
「高専無いからねー。
一ヶ所にみんないるなら
会社建てて仕事にしたらお金も入るし
将来も困らない」
「その代わり全国各地に行くのが
大変だけどね」
「ねー?
子供の会社だから
売れるまで大変だったし」
この世界の呪霊は
向こうに居たときよりも
特級や一級レベルがほとんどいない。
しかし、雑魚相手の依頼が多く
一度の仕事で纏まったお金が手に入る。
なので、まったりと仕事をしながら
売上金を5人で割っているため
学生にしては懐が潤っている。
「名前、今日の予定は?」
「特に無いよ」
「じゃあデートしよ」
「ナミモリーヌのケーキ食べる?」
「食べる」
「こないだ話題だった
DVD買ったから一緒に見よ」
「あ、それなら俺も見たい」
「大和は来んな」
「名前先輩見たかったやつですか?」
「うん。
昨日発売日だったから」
「私も見たいです」
「なら、硝子と大和がつまめるもの買って
悟の家に集合だね」
「えー」
「悟は私と一緒に
家に一度DVD取りに帰らなきゃ」
「チェッ」
「仕事が終わったら私も向かうよ」
「ツナ、あそこにいるの
ツナの姉ちゃん達じゃね?」
「………あ、本当だ」
「あいつら目立ちますよね」
「(獄寺くんがそれを言うの?)」
「ツナの姉ちゃん美人だもんな」
「へ?山本!?」
「クラスでも野球部でも結構有名だし」
「そうなの?」
「一つ上の五条さんと夏油さんって
噂じゃかなりの悪らしくてさ
雲雀でも手を余すって言われてるらしくて」
「え!?そーだったの!?
うちに来ると五条さん、だいたい
ねーちゃんの膝の上で寝てるし
夏油さんも好きに寛いでるし
一緒にゲームもしてくれて
たまに勉強教えてくれる
………お兄さんって感じの人達だよ」
「っけ!!
ただの不良じゃねーか」
「クラスでも家入先輩と三人で
つるんでいて、話しかけづらいみたいだし」
「家入さんもうちに来るけど
不良……っぽいところはあるけど
優しくていい人だよ」
「あとはツナの姉ちゃんの同級生の
大和先輩って人か」
「あぁ、あの扱い雑な人かな」
「あの5人、うちの学校じゃ
近寄りがたいけど
かなりの人気者なんだぜ?」
「そーだったんだ……」
廊下の窓際に集まり
五条さんがねーちゃんに抱きついている。
まだ小学生だった頃
いきなり家にあの人達がいた時は
驚いて泣いてしまい
姉に慰められた。
姉を取られたくなくて
何度か反抗的な態度をしても
姉は笑って許してくれたし
一緒に遊んでくれたみんなを
嫌いになることは出来なかった。
「あ、こっち気付いた」
「手振ってるな」
姉は俺や母を大切にしてくれているけど
あの四人はただ、仲がいい友達とは違う
家族に近い間柄にある気がした。
「あ、雲雀さんだ」
「ツナのねーちゃん達大丈夫か……??」
「何か話してるな」
「あ、トンファー出した」
「五条さんと夏油さん避けてるぞ」
「笑ってんな……」
「えっ!?窓開けた!?」
トンファーを振り回す雲雀さんに対し
笑い声が聞こえてきそうなくらい
楽しそうな五条さんと夏油さん。
窓を開けたと思えば
三階なのにそのまま二人は飛び降りた。
「おーい、恭弥!!
遊ぶなら外で遊ぼうぜ」
「室内じゃ狭いからねぇ」
「馬鹿じゃないの君たち」
「なんだ、負けるの怖いのかよ?」
「雲雀も噂だけってことか」
「………咬み殺す」
窓から降りた雲雀さん。
ケラケラ笑う五条さんと夏油さんに
殺気増し増しでトンファーを奮う雲雀さんに
俺達はポカンと眺める。
「あーあ、どうすんだよアレ」
「ほっとけばいーんじゃない?」
「うぇっ!?ねーちゃん!!」
「やほ、綱吉」
「どっから来たの!?いつ来たの!!?」
「普通に窓からぴょーんって」
「普通じゃないよ!!」
たまに奇想天外なことをやらかす姉に
ツッコミをいれる。
「名前、チャオっす」
「やほ、リボ君」
「お前らボンゴレに入れよ」
「何言ってんだよリボーン!!」
「ごめんね、リボ君」
「ねーちゃんも
こいつの言うこと気にしないで!!」
「お前もドンボンゴレの血を受け継いでんだ
逃げられねーぞ」
「おい!!ねーちゃんまで巻き込むなよ!!」
「私達はマフィアじゃなく
生まれながらの呪術師だから」
呪術師が何かはわからないが
にこっと笑うねーちゃんは
やっぱりどこか
他人のように思えた。
「あ、綱吉
私今日悟の家に行くから」
「ご飯は?」
「皆でDVD鑑賞会するから
晩御飯も皆で適当に食べるよ」
「夜は?」
「帰れたら帰るね」
「そっか……」
「寂しい?寂しいなら帰る」
「べっ、別に寂しくなんか!!」
「綱吉が寝る前には帰るから
いい子で待っててね」
「………早めに帰って着てよ」
「うん」
ふんわりと笑うねーちゃん。
どこか一線があるけれど
それでも俺は
ねーちゃんが家族として好きだ。
「弟に甘いなぁ、名前。
五条に妬かれるぞ」
「悟は大丈夫大丈夫」
「そろそろ次の授業始まるよ」
「なら戻ろうか」
「次なんだっけ?」
「数学じゃない?」
家入さん、大和さんと
上靴のまま校舎へ戻って行く姉。
くるりと振り返ると
手招きされる。
「綱吉達も教室戻ろう」
「う、うん!!」
「お姉さん、五条さん達ほっといて
いいんですか?」
「ほっとけば飽きたら戻るよ」
「ねーちゃん」
「なに?綱吉」
今はまだ、姉が秘密にしていることが
何かわからなくても
いつか、話してくれると信じて
「なんでもない」
「変な綱吉」
当たり前となっている
普通じゃない毎日が
これからも続けばいい。
あとがき
無理矢理な感じ(笑)
綱吉姉設定。
綱吉が好きすぎる。
まじで綱吉に恋した青春です。