残念な先輩シリーズ
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「ここに
第1回狗巻先輩とゴリラをくっつけよう!!
〜さっさと爆発しろ〜 を開催します」
「え、物騒なんだけど」
「つまり……アレか」
「アレよ」
「今年の1年はクレイジーだな」
「暇人かよ」
鍛錬の休憩中
野薔薇が突然ホワイトボードを持ち込み
バンっとボードを叩く。
乗り気な伏黒に対し
虎杖は困惑。
先輩二人は呆れたように
眺めることにした。
「真希さん、私は常々思うんです。
目の前でイチャつかれ
照れながら拒否し
わかっていながら煽るゴリラ……
正直イラついてしょうがない」
「まぁ、確かにな」
「あの二人のペースもあるからな」
「くっつけとか思わないんですか!?」
「棘次第だろ」
「はい!!
そもそも名前先輩って
本当に狗巻先輩が好きなんですか?」
手を上げた虎杖に
全員があり得ない目を向ける。
「え、なに?」
「お前……アレ見ててまじかよ」
「んー、確かにすっげぇ
好きなんだなーと思うけど
名前先輩五条先生のこと好きなのかな?
って思って」
「は?あんた何言ってんの?」
「まぁ、あいつら仲良いからな」
「師弟関係だしなぁ」
「そーなんすか!?」
「まぁな」
なるほど!!と納得した虎杖。
「………いや、待て。
確かに名前さんは狗巻先輩を
溺愛しているが
五条先生とよく二人でお菓子会してるぞ」
「だよな」
「なんですって……!!」
「座ってる先生の背中からハグしたり
お菓子食べさせあったり
五条先生の膝で寝てたり…」
「え、何それ?
教職の立場上やばいでしょ」
「五条先生も止めないしな」
真面目に語りだす1年組。
彼らの中で、五条がどんどん
変態となっていく。
「真希、どーすんだよ」
「ほっとけ」
放置し始めた先輩二人。
1年生達はどんどん悪化していく。
「なんてこと……!!
狗巻先輩はカモフラで
本命は教師だったなんて……」
「あの人、狗巻先輩がいないと
わりと性格がアレだしな」
「えぇ……
名前先輩、質悪い時あるものね」
「じゃあやっぱり
五条先生と付き合ってんのかな?」
「そういうことに」
「なるわけないよね」
「「「!!?」」」
いつの間にか後ろにいた五条に
1年生達はズザッと、後ずさる。
「君たちさ、僕のこと何だと思ってんの?」
「強い!!」
「クズ教師」
「性格悪い」
「悠二以外減点」
「ごじょ先は強くて格好いい最高の男だよ!!」
「「「!!?」」」
「はい、名前満点」
「わーい!!」
ひょこっと、五条の背中から顔を出して
五条の腕にしがみつく名前に
またもや驚く1年。
「酷いよね。
僕と名前がデキてるなんて」
「酷いねー?
私の棘きゅんの愛を疑うなんて!!」
「あんた達の距離感考えなさいよ」
「「普通じゃない?」」
「普通じゃねーよ!!」
野薔薇のツッコミに
えー?と頭を傾げる二人。
「野薔薇ちゃん……
私はね、確かにごじょ先が大好きだよ。
身長高くて、顔良くて、
多少性格に難はあるけど
お金あるし、強いし、最高の人だと思うの」
「その性格が破綻してるな」
「先生ちょっと適当だもんな」
「僕貶されてない?」
「けどね、棘きゅんはごじょ先とは
比べられないよね。
そもそも存在が神がかっているというか
神さえも踏みつけて
椅子にした上に座るべき存在が
棘きゅんじゃない?
確かにごじょ先もその領域にいるけれど
優しさと可愛さと美しさとえっちさを
かね揃えた素晴らしき存在の棘きゅんを
神と呼ばず何と言う?
神より上があるというのなら
私は棘と名付けるよ……
神の最高位イコール棘。
私はね、そんな神である棘きゅんから
愛を返されなくてもいいんだよ!!
だって棘きゅんはまず
全人類から愛されるために産まれ
愛されるために存在するんだよ?
棘きゅんを愛さない人間なんている?
いないよね?
いたとしたらまず私の目の前に連れてきな。
私が直々に棘きゅんの素晴らしさで
脳内がいっぱいになるまで語った後
棘きゅんを貶したことを人生後悔するまで
叩きのめしてあげるから」
「わぁー、長い」
にっこりと笑いながら話す名前に
五条がクスクス笑っている。
「1年脅すな、ゴリラ」
「えー、脅してないよ!!」
「お前棘のことになると
本当おかしくなるよな」
「だってさ、こんな人を好きになるとは
思ってなかったもん。
ごじょ先は確かに初恋だけど
盲目的に人を愛すってことは
棘きゅんにしか出来ないなぁ」
「はいはい。で、いつくっつくんだ?」
「棘きゅんが照れ屋さんだからなー
私としては、もう一生離れないように
婚姻届持ってきたいけど
それは重たいでしょ?」
「重すぎて怖ぇよ」
「だから、棘きゅんが今いい感じに
私に懐いてきてくれていて
手に堕ちるまでもう少しかな?
って感じだから
もーちょっと皆は応援して
待っていて欲しいな!!」
「お前のそーゆーとこ質悪いよな」
「こっわ!!棘逃げろ」
「訳すると
1年共、勝手に首突っ込んで
邪魔すんじゃねーぞってことだろ?」
「棘!!全力で逃げろ!!
ゴリラがクモの巣張りながら待ってるぞ!!」
「真希ちゃんもパンダもひどーい!!」
プンプン怒ってる名前だが
ぽかんと見る1年達。
「君ら、余計なことしない方がいいよ」
「………え、こわっ」
「あの人、あんなに狂気的でしたっけ?」
「名前って基本的には人の話聞かないけど
純粋で真っ直ぐなんだよね。
だけど僕とそっくりだからさ
時々性格悪いよ」
「女の人って怖いな……」
「まぁ、呪術師やってるから
イカれてるってことだよね」
「あっ!!棘きゅーーーーん!!
任務お疲れ様!!怪我は?大丈夫?
喉はどう?お薬いっぱいあるよ!!
のど飴の方がいいかな?」
「しゃけ」
「ふふっ、おかえり」
「しゃけ」
走り出したかと思えば
任務から帰ってきた狗巻に
ぎゅっと抱き付いている。
のど飴を手渡し
にこにこしながら
おかえりを話す名前は
裏表なく幸せそうで
狗巻もどこか微笑んでいるように見える。
「棘きゅん、今日はこれからお休み?
なら私と」
「名前、盛り上がってるとこ悪いけど
君任務だからね?
忘れてるよね?」
「えー、せんせ……お願い」
「無理。指名されてるし」
「やーだー
棘きゅんを抱っこしながら
お部屋でDVD見ながら
きゃっきゃしたーい!!
あわよくば棘きゅんの身体を触って
ハスハスしながら興奮したい!!」
「おかか」
「嫌?嫌なの?
私と居たくない?」
「………こんぶ」
「ふふっ。じゃあ手を繋いで
一緒にDVD観るのはいかがですか?」
「しゃけ」
「だからお前任務だって。
棘も流されない」
「………名前先輩って
ただのちゃらんぽらんな先輩じゃ
無かったんだな」
「狗巻先輩への愛だけは本物ってことね」
「人の恋路に首突っ込む奴は
馬に蹴られるからな」
「まぁ、もう少し様子見ようぜ」
「あいつらなりのペースで
ほっとけばくっつくだろ」
その日、1年は学習した。
ゴリラに触れることなかれ。
ゴリラに首を突っ込むと
首を叩きおられるぞ、と。
あとがき
ちょこちょこ出ていた
夢主の狂気さと性格の悪さを
チラッと全面に(笑)
後輩達には優しいけど
自分以外の人にかき回されると
計画と違ってくるので
イラッ☆しちゃいます。
本気で怒らないけれど
イラッとはしちゃいます。
だって人間だもの(笑)
いつもにこにこ
元気一杯な明るさがある分怖そう(笑)
笑顔で毒を吐き、人を煽る
五条タイプです。
第1回狗巻先輩とゴリラをくっつけよう!!
〜さっさと爆発しろ〜 を開催します」
「え、物騒なんだけど」
「つまり……アレか」
「アレよ」
「今年の1年はクレイジーだな」
「暇人かよ」
鍛錬の休憩中
野薔薇が突然ホワイトボードを持ち込み
バンっとボードを叩く。
乗り気な伏黒に対し
虎杖は困惑。
先輩二人は呆れたように
眺めることにした。
「真希さん、私は常々思うんです。
目の前でイチャつかれ
照れながら拒否し
わかっていながら煽るゴリラ……
正直イラついてしょうがない」
「まぁ、確かにな」
「あの二人のペースもあるからな」
「くっつけとか思わないんですか!?」
「棘次第だろ」
「はい!!
そもそも名前先輩って
本当に狗巻先輩が好きなんですか?」
手を上げた虎杖に
全員があり得ない目を向ける。
「え、なに?」
「お前……アレ見ててまじかよ」
「んー、確かにすっげぇ
好きなんだなーと思うけど
名前先輩五条先生のこと好きなのかな?
って思って」
「は?あんた何言ってんの?」
「まぁ、あいつら仲良いからな」
「師弟関係だしなぁ」
「そーなんすか!?」
「まぁな」
なるほど!!と納得した虎杖。
「………いや、待て。
確かに名前さんは狗巻先輩を
溺愛しているが
五条先生とよく二人でお菓子会してるぞ」
「だよな」
「なんですって……!!」
「座ってる先生の背中からハグしたり
お菓子食べさせあったり
五条先生の膝で寝てたり…」
「え、何それ?
教職の立場上やばいでしょ」
「五条先生も止めないしな」
真面目に語りだす1年組。
彼らの中で、五条がどんどん
変態となっていく。
「真希、どーすんだよ」
「ほっとけ」
放置し始めた先輩二人。
1年生達はどんどん悪化していく。
「なんてこと……!!
狗巻先輩はカモフラで
本命は教師だったなんて……」
「あの人、狗巻先輩がいないと
わりと性格がアレだしな」
「えぇ……
名前先輩、質悪い時あるものね」
「じゃあやっぱり
五条先生と付き合ってんのかな?」
「そういうことに」
「なるわけないよね」
「「「!!?」」」
いつの間にか後ろにいた五条に
1年生達はズザッと、後ずさる。
「君たちさ、僕のこと何だと思ってんの?」
「強い!!」
「クズ教師」
「性格悪い」
「悠二以外減点」
「ごじょ先は強くて格好いい最高の男だよ!!」
「「「!!?」」」
「はい、名前満点」
「わーい!!」
ひょこっと、五条の背中から顔を出して
五条の腕にしがみつく名前に
またもや驚く1年。
「酷いよね。
僕と名前がデキてるなんて」
「酷いねー?
私の棘きゅんの愛を疑うなんて!!」
「あんた達の距離感考えなさいよ」
「「普通じゃない?」」
「普通じゃねーよ!!」
野薔薇のツッコミに
えー?と頭を傾げる二人。
「野薔薇ちゃん……
私はね、確かにごじょ先が大好きだよ。
身長高くて、顔良くて、
多少性格に難はあるけど
お金あるし、強いし、最高の人だと思うの」
「その性格が破綻してるな」
「先生ちょっと適当だもんな」
「僕貶されてない?」
「けどね、棘きゅんはごじょ先とは
比べられないよね。
そもそも存在が神がかっているというか
神さえも踏みつけて
椅子にした上に座るべき存在が
棘きゅんじゃない?
確かにごじょ先もその領域にいるけれど
優しさと可愛さと美しさとえっちさを
かね揃えた素晴らしき存在の棘きゅんを
神と呼ばず何と言う?
神より上があるというのなら
私は棘と名付けるよ……
神の最高位イコール棘。
私はね、そんな神である棘きゅんから
愛を返されなくてもいいんだよ!!
だって棘きゅんはまず
全人類から愛されるために産まれ
愛されるために存在するんだよ?
棘きゅんを愛さない人間なんている?
いないよね?
いたとしたらまず私の目の前に連れてきな。
私が直々に棘きゅんの素晴らしさで
脳内がいっぱいになるまで語った後
棘きゅんを貶したことを人生後悔するまで
叩きのめしてあげるから」
「わぁー、長い」
にっこりと笑いながら話す名前に
五条がクスクス笑っている。
「1年脅すな、ゴリラ」
「えー、脅してないよ!!」
「お前棘のことになると
本当おかしくなるよな」
「だってさ、こんな人を好きになるとは
思ってなかったもん。
ごじょ先は確かに初恋だけど
盲目的に人を愛すってことは
棘きゅんにしか出来ないなぁ」
「はいはい。で、いつくっつくんだ?」
「棘きゅんが照れ屋さんだからなー
私としては、もう一生離れないように
婚姻届持ってきたいけど
それは重たいでしょ?」
「重すぎて怖ぇよ」
「だから、棘きゅんが今いい感じに
私に懐いてきてくれていて
手に堕ちるまでもう少しかな?
って感じだから
もーちょっと皆は応援して
待っていて欲しいな!!」
「お前のそーゆーとこ質悪いよな」
「こっわ!!棘逃げろ」
「訳すると
1年共、勝手に首突っ込んで
邪魔すんじゃねーぞってことだろ?」
「棘!!全力で逃げろ!!
ゴリラがクモの巣張りながら待ってるぞ!!」
「真希ちゃんもパンダもひどーい!!」
プンプン怒ってる名前だが
ぽかんと見る1年達。
「君ら、余計なことしない方がいいよ」
「………え、こわっ」
「あの人、あんなに狂気的でしたっけ?」
「名前って基本的には人の話聞かないけど
純粋で真っ直ぐなんだよね。
だけど僕とそっくりだからさ
時々性格悪いよ」
「女の人って怖いな……」
「まぁ、呪術師やってるから
イカれてるってことだよね」
「あっ!!棘きゅーーーーん!!
任務お疲れ様!!怪我は?大丈夫?
喉はどう?お薬いっぱいあるよ!!
のど飴の方がいいかな?」
「しゃけ」
「ふふっ、おかえり」
「しゃけ」
走り出したかと思えば
任務から帰ってきた狗巻に
ぎゅっと抱き付いている。
のど飴を手渡し
にこにこしながら
おかえりを話す名前は
裏表なく幸せそうで
狗巻もどこか微笑んでいるように見える。
「棘きゅん、今日はこれからお休み?
なら私と」
「名前、盛り上がってるとこ悪いけど
君任務だからね?
忘れてるよね?」
「えー、せんせ……お願い」
「無理。指名されてるし」
「やーだー
棘きゅんを抱っこしながら
お部屋でDVD見ながら
きゃっきゃしたーい!!
あわよくば棘きゅんの身体を触って
ハスハスしながら興奮したい!!」
「おかか」
「嫌?嫌なの?
私と居たくない?」
「………こんぶ」
「ふふっ。じゃあ手を繋いで
一緒にDVD観るのはいかがですか?」
「しゃけ」
「だからお前任務だって。
棘も流されない」
「………名前先輩って
ただのちゃらんぽらんな先輩じゃ
無かったんだな」
「狗巻先輩への愛だけは本物ってことね」
「人の恋路に首突っ込む奴は
馬に蹴られるからな」
「まぁ、もう少し様子見ようぜ」
「あいつらなりのペースで
ほっとけばくっつくだろ」
その日、1年は学習した。
ゴリラに触れることなかれ。
ゴリラに首を突っ込むと
首を叩きおられるぞ、と。
あとがき
ちょこちょこ出ていた
夢主の狂気さと性格の悪さを
チラッと全面に(笑)
後輩達には優しいけど
自分以外の人にかき回されると
計画と違ってくるので
イラッ☆しちゃいます。
本気で怒らないけれど
イラッとはしちゃいます。
だって人間だもの(笑)
いつもにこにこ
元気一杯な明るさがある分怖そう(笑)
笑顔で毒を吐き、人を煽る
五条タイプです。