残念な先輩シリーズ
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「一年生が増えたって本当!?」
「はい、名前デコピン」
「あだっっ!!!」
「え………」
入学早々見たのは
デコピンによって崩れ落ちる先輩の姿でした。
「痛いよごじょ先!!」
「また僕のお菓子食べたでしょ」
「美味しかった」
「お前、人のお菓子盗るなよ」
「ごじょ先のお菓子は私のもの」
「僕のだよ」
チョップされている女子生徒。
ちょっぴり涙目で
可愛らしい。
こちらをちらりと見たため
ドキリとすれば
テコテコ近寄って来て見上げてくる。
「もしかして君が?」
「乙骨憂太です」
「憂太くんね!!私2年の名前です」
「先輩!?」
「うん、先輩!!」
にかっと、笑う顔が眩しくて
なんとなく目を反らしてしまう。
ドキドキとした気持ちがおさまらない。
「あ、名前気をつけな」
「わお」
「り、里香ちゃん!?」
突然出て来てしまった里香ちゃんに
気持ちが焦る。
先輩に攻撃したのだが
先輩は軽々と里香ちゃんの攻撃を避けて
五条先生の隣へ。
「ゆ、ゆゆ憂太は………わ、私の……」
「里香ちゃん!!」
「私の憂太ぁ!!」
「素晴らしい!!!!!」
「………え?」
「その愛、感動したよ!!
憂太くんへの愛が溢れてる!!」
「え……え?」
「呪霊となっても愛した人を想い
その想いが強さとなる!!
憂太くんを護るためなら
仲間でも容赦はしない里香ちゃん……
君の憂太くんへの愛は素晴らしい!!」
「あの……先生………」
「しかし!!!
愛なら私も棘きゅんへの愛は負けない!!
あのトゲトゲした見た目なのに
柔らかな羽毛のような手触りの髪と
眠たそうなのにしっかりと強さを秘めた瞳。
そして顔を覆い、普段は見えないのに
戦うときはチャックを下ろして
チラリと見える呪言師の印。
舌を出したら最高にえっちくて
もはや鼻血が止まらないんだ!!
好きな具がツナマヨ……つ・な・ま・よ!!
もはやおにぎりの具すら可愛らしいし
おにぎりの具を言うだけで可愛らしい。
天使……そう!!存在が天使なんだよ!!」
「…………憂太、コイツ……オカシイ」
「ぶはっっ!!!」
「里香ちゃんひどいっ!!
私純愛だよ!!」
五条先生はお腹を抱えて笑っているし
先輩は里香ちゃんに抗議しているが
里香ちゃんは一言「コワイ」と言って
引っ込んでしまったのを見て
五条先生が再び笑う。
「ひーっ!!
名前やるねー」
「納得いかない!!」
「あの里香ちゃんを追い返すとか
もはやお前の愛は狂気だよ」
「五条先酷い!!それは酷い!!
純愛だもん!ちょっと棘きゅんへの愛が
溢れてるだけだもん!!」
「はいはい。
面白かったから戻りな」
「憂太くん!!
ちょっと里香ちゃんに
ちゃんと私の愛が純愛だと伝えるから
言っといて!!」
「は、はい……」
嵐のような先輩と思った第一印象。
先輩は明るい人だ。
五条先生と居れば
真希さんやパンダくんや狗巻くんが
呆れるくらい。
けど、ムードメーカーな先輩は
暗い情報を聞いたときや
憂鬱な時、みんなが暗い顔の時に
ふざけて笑わせてくれる。
真希さんは、馬鹿なゴリラだと言う。
パンダくんは、ゴリラだと言う。
狗巻くんは………うん。
みんな先輩を貶すけれど
何だかんだ懐いている気がする。
いつも笑顔で
小さい身体で格闘家で
優しくて
ひまわりのような人。
太陽の方を見上げるように
先輩がいれば
僕達は上を見上げる。
狗巻くんへの対応は………うん。
とても好きなんだなぁ、と
見てて笑ってしまう。
「乙骨くん、凄いね」
「へ?」
「おい、名前邪魔だぞ」
真希さんと組み手で負けて
地面に転がされた僕に対して
覗き込むように見てくる先輩。
「入学して3ヶ月でよく動けてるよ」
「そうですか?」
「まだまだだよ」
「真希ちゃん、たまには飴も必要だよ」
「未熟なヤツに飴なんざ
まだまだ早ェよ」
「こんなこと言ってるけど
真希ちゃんも憂太くんを認めてるんだよ」
「黙れゴリラ」
「憂太くん伸び代あるから
真希ちゃんも気合い入っちゃうんだよ」
「おい、いい加減にしろゴリラ」
「そのうちラブ☆ハプニングも…」
「このゴリラァ!!!」
根を振り回し
先輩へ突く真希さん。
笑顔で避けながら、ケラケラ笑う先輩。
「やんっ!!真希ちゃん激しいわっ」
「ちょこまか逃げんな!!」
「当・て・て」
「コノヤロウ……」
額に青筋が浮かぶ真希さんに対して
笑顔で真希さんの頬をつつく先輩。
その後、ダッシュで逃げて
真希さんが鬼の形相で追いかけて行った。
「………すご」
「あれは身のこなしが猿だよな」
「しゃけ」
愉快な先輩がいれば
いつだって明るくなる。
「あ、憂太くん」
「はい?」
「これあげる」
「これ何ですか?」
「シルバー磨き。
ほら、指輪って劣化しやすいからか。
里香ちゃんがくれた大切なものなんだから
いつでもピカピカにしてなきゃ!!」
「………ありがとうございます」
「純愛仲間の里香ちゃんと憂太くんの為なら」
グッと親指を立てる先輩に
思わず笑ってしまう。
「棘きゅん!!
棘きゅんには私が指輪を贈るね!!」
「おかか」
「ダイヤの指輪は邪魔になるから
内側に誕生石ついたやつがいいかな?
ハリー・ウィンストン?
カルティエ?
ティファニー?
ブルガリ?
ヴァンクリーフ&アーペル?
もちろん内側には文字要りにするよ!!
永遠……一蓮托生……
はっ!!愛の国、フランスに習い
Je t’aimerai toute ma vie
意味は永遠の愛を貴方に……いいっ!!」
「おかか」
「世界五大高級リングはやだ?
棘きゅんに似合うものっていったら……
あ、世界に一つだけの
オーダーメイドにする?」
「お・か・か!!」
「え、待って待って棘きゅん!!
怒らないでよぉー!!
ちゃんと一緒に選ぶからぁ!!!
棘きゅんの知らぬ間にサイズ計って
贈ろうとか考えてないから!!」
「高菜!!」
「ごめんなさい。
本当しないから、ごめんなさい」
「………明太子」
「え、本当?怒ってない?
指輪駄目なら私を贈ってもいい?」
「昆布」
「棘きゅんに、
ばかって言われたぁぁあああああああ」
「おーい、砂ぼこり酷いから
ゴロゴロすんなよ」
「………昆布」
「馬鹿って言われて喜ぶとか
もう手に負えない変態だな」
ちょっと………
いや、かなりおかしな先輩だけど
僕達が笑っていられる
ひまわりのような人。
あとがき
短くてすいません……。
憂太くんちょっとレベル高すぎて
続かない……(笑)
ごめん、憂太くん。
出来ることなら
里香ちゃんと
お互いの推しについて
語り合いたいが
里香ちゃんもドン引きな夢主www
「はい、名前デコピン」
「あだっっ!!!」
「え………」
入学早々見たのは
デコピンによって崩れ落ちる先輩の姿でした。
「痛いよごじょ先!!」
「また僕のお菓子食べたでしょ」
「美味しかった」
「お前、人のお菓子盗るなよ」
「ごじょ先のお菓子は私のもの」
「僕のだよ」
チョップされている女子生徒。
ちょっぴり涙目で
可愛らしい。
こちらをちらりと見たため
ドキリとすれば
テコテコ近寄って来て見上げてくる。
「もしかして君が?」
「乙骨憂太です」
「憂太くんね!!私2年の名前です」
「先輩!?」
「うん、先輩!!」
にかっと、笑う顔が眩しくて
なんとなく目を反らしてしまう。
ドキドキとした気持ちがおさまらない。
「あ、名前気をつけな」
「わお」
「り、里香ちゃん!?」
突然出て来てしまった里香ちゃんに
気持ちが焦る。
先輩に攻撃したのだが
先輩は軽々と里香ちゃんの攻撃を避けて
五条先生の隣へ。
「ゆ、ゆゆ憂太は………わ、私の……」
「里香ちゃん!!」
「私の憂太ぁ!!」
「素晴らしい!!!!!」
「………え?」
「その愛、感動したよ!!
憂太くんへの愛が溢れてる!!」
「え……え?」
「呪霊となっても愛した人を想い
その想いが強さとなる!!
憂太くんを護るためなら
仲間でも容赦はしない里香ちゃん……
君の憂太くんへの愛は素晴らしい!!」
「あの……先生………」
「しかし!!!
愛なら私も棘きゅんへの愛は負けない!!
あのトゲトゲした見た目なのに
柔らかな羽毛のような手触りの髪と
眠たそうなのにしっかりと強さを秘めた瞳。
そして顔を覆い、普段は見えないのに
戦うときはチャックを下ろして
チラリと見える呪言師の印。
舌を出したら最高にえっちくて
もはや鼻血が止まらないんだ!!
好きな具がツナマヨ……つ・な・ま・よ!!
もはやおにぎりの具すら可愛らしいし
おにぎりの具を言うだけで可愛らしい。
天使……そう!!存在が天使なんだよ!!」
「…………憂太、コイツ……オカシイ」
「ぶはっっ!!!」
「里香ちゃんひどいっ!!
私純愛だよ!!」
五条先生はお腹を抱えて笑っているし
先輩は里香ちゃんに抗議しているが
里香ちゃんは一言「コワイ」と言って
引っ込んでしまったのを見て
五条先生が再び笑う。
「ひーっ!!
名前やるねー」
「納得いかない!!」
「あの里香ちゃんを追い返すとか
もはやお前の愛は狂気だよ」
「五条先酷い!!それは酷い!!
純愛だもん!ちょっと棘きゅんへの愛が
溢れてるだけだもん!!」
「はいはい。
面白かったから戻りな」
「憂太くん!!
ちょっと里香ちゃんに
ちゃんと私の愛が純愛だと伝えるから
言っといて!!」
「は、はい……」
嵐のような先輩と思った第一印象。
先輩は明るい人だ。
五条先生と居れば
真希さんやパンダくんや狗巻くんが
呆れるくらい。
けど、ムードメーカーな先輩は
暗い情報を聞いたときや
憂鬱な時、みんなが暗い顔の時に
ふざけて笑わせてくれる。
真希さんは、馬鹿なゴリラだと言う。
パンダくんは、ゴリラだと言う。
狗巻くんは………うん。
みんな先輩を貶すけれど
何だかんだ懐いている気がする。
いつも笑顔で
小さい身体で格闘家で
優しくて
ひまわりのような人。
太陽の方を見上げるように
先輩がいれば
僕達は上を見上げる。
狗巻くんへの対応は………うん。
とても好きなんだなぁ、と
見てて笑ってしまう。
「乙骨くん、凄いね」
「へ?」
「おい、名前邪魔だぞ」
真希さんと組み手で負けて
地面に転がされた僕に対して
覗き込むように見てくる先輩。
「入学して3ヶ月でよく動けてるよ」
「そうですか?」
「まだまだだよ」
「真希ちゃん、たまには飴も必要だよ」
「未熟なヤツに飴なんざ
まだまだ早ェよ」
「こんなこと言ってるけど
真希ちゃんも憂太くんを認めてるんだよ」
「黙れゴリラ」
「憂太くん伸び代あるから
真希ちゃんも気合い入っちゃうんだよ」
「おい、いい加減にしろゴリラ」
「そのうちラブ☆ハプニングも…」
「このゴリラァ!!!」
根を振り回し
先輩へ突く真希さん。
笑顔で避けながら、ケラケラ笑う先輩。
「やんっ!!真希ちゃん激しいわっ」
「ちょこまか逃げんな!!」
「当・て・て」
「コノヤロウ……」
額に青筋が浮かぶ真希さんに対して
笑顔で真希さんの頬をつつく先輩。
その後、ダッシュで逃げて
真希さんが鬼の形相で追いかけて行った。
「………すご」
「あれは身のこなしが猿だよな」
「しゃけ」
愉快な先輩がいれば
いつだって明るくなる。
「あ、憂太くん」
「はい?」
「これあげる」
「これ何ですか?」
「シルバー磨き。
ほら、指輪って劣化しやすいからか。
里香ちゃんがくれた大切なものなんだから
いつでもピカピカにしてなきゃ!!」
「………ありがとうございます」
「純愛仲間の里香ちゃんと憂太くんの為なら」
グッと親指を立てる先輩に
思わず笑ってしまう。
「棘きゅん!!
棘きゅんには私が指輪を贈るね!!」
「おかか」
「ダイヤの指輪は邪魔になるから
内側に誕生石ついたやつがいいかな?
ハリー・ウィンストン?
カルティエ?
ティファニー?
ブルガリ?
ヴァンクリーフ&アーペル?
もちろん内側には文字要りにするよ!!
永遠……一蓮托生……
はっ!!愛の国、フランスに習い
Je t’aimerai toute ma vie
意味は永遠の愛を貴方に……いいっ!!」
「おかか」
「世界五大高級リングはやだ?
棘きゅんに似合うものっていったら……
あ、世界に一つだけの
オーダーメイドにする?」
「お・か・か!!」
「え、待って待って棘きゅん!!
怒らないでよぉー!!
ちゃんと一緒に選ぶからぁ!!!
棘きゅんの知らぬ間にサイズ計って
贈ろうとか考えてないから!!」
「高菜!!」
「ごめんなさい。
本当しないから、ごめんなさい」
「………明太子」
「え、本当?怒ってない?
指輪駄目なら私を贈ってもいい?」
「昆布」
「棘きゅんに、
ばかって言われたぁぁあああああああ」
「おーい、砂ぼこり酷いから
ゴロゴロすんなよ」
「………昆布」
「馬鹿って言われて喜ぶとか
もう手に負えない変態だな」
ちょっと………
いや、かなりおかしな先輩だけど
僕達が笑っていられる
ひまわりのような人。
あとがき
短くてすいません……。
憂太くんちょっとレベル高すぎて
続かない……(笑)
ごめん、憂太くん。
出来ることなら
里香ちゃんと
お互いの推しについて
語り合いたいが
里香ちゃんもドン引きな夢主www