先輩シリーズ (五条)
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やぁ、皆
どうも大和です。
オリキャラながらに
色々出てきちゃっている大和です。
けど、地味に人気出てきてるから
調子ノってます。
メタ発言?
いや、脇役なことは充分承知。
だって俺の身の回り
キャラ濃すぎの強すぎだから。
初回で目立とうとしたけど
どう頑張っても後輩達がアク強すぎて
早々に断念したんだよ。
何だよ。
白髪、長身、童顔、最強。
黒髪、長身、細目、最強。
イケメンの後輩。
無理っ!!!
あれらと張り合うとか無理!!
ちょっとチャラチャラして
髪色染めて教師あだ名で呼んじゃう
自己主張強めなキャラでいきたくても
後輩達が色々と強すぎて、無理!!!!
っとまぁ………
そんな俺の心は荒れ模様のなか
ツッコミの能力と大和だから、という
謎な位置に着いた俺の話をするぜ!!!
………え?いらない?
ちょっとでいいから聞いて!!
いや、聞いて下さい。
今回だけは俺目線でいかせてください。
ってことで、長々と一人語ってしまったが
俺の話を聞いてくれ。
俺の下の名前、和真なんだけどさ
きっと誰も知らないんじゃね?
ってくらい、大和って呼ばれてる。
五条は悟だし
夏油は傑だし
硝子は硝子で
名前は名前。
だいたいみんな名前で呼び合う中
俺だけ苗字なの。
………うん、仲間外れとかじゃないから。
大和のが呼びやすくてそう呼ばれてるだけだから。
決して、俺の名前を知らないとかじゃ………
「え?知らね」
「そういえば、大和先輩の下の名前
私も知りませんね」
「だと思ったよ、チクショーーー!!!」
「え、急に何この人」
「ご乱心だね」
可愛くない後輩二人。
知ってましたー!!
お前らが俺に興味無いとか知ってましたーー!!
「え、名前で呼ばれたいの?」
「それはちょっと……」
「ねぇ、夏油の態度すんごい傷つく」
「今日、いつもよりうざくね?」
「ちょっと自分メインだから
自己主張強めなんだよ」
「うざ」
「悟、こういう時はそっとしておくべきだ」
「お前ら二人いつも通り酷いよね」
両手で顔を覆うが
二人揃って携帯かこかこし始めた。
興味無いってか。
「なーに喚いてるの?」
名前が来て、後輩二人が
携帯弄りを止めた。
うん、お前らが名前大好きなの知ってる。
「喚いてるとか言うなよ」
「大和……また髪色染めたの?」
「今度は紫にしてみた」
「また先生に拳骨されるね」
「もうされた」
呆れた顔の名前は
俺の髪の毛の色が頻繁に変わっても
気にしない。
先生をあだ名で呼ぶのはもう辞めたが
髪の毛の色を主張するくらい
キャラ立ちとして許して欲しいです。
「まじ尊敬するわ」
「奇抜な色ばかり、よく攻めますね」
「金、緑、青、金、ピンク、赤、紫………
飽きないねぇ」
「だってさー
ここ娯楽少ないから染めるしかないだろ」
「意味わかんない」
「ちなみに、名前
俺の名前は?」
「大和」
「下の名前だよ」
「大和」
「それ、苗字」
「………!!!」
「なにその、今知りました!!って顔!!
わざとだろ!?」
「まぁね。
流石に同級生だから覚えてるよ」
くすくす笑う名前に
俺が適当な扱い受ける原因って
名前にある気がする。
「何で急に名前?」
「あー……
いや、たいしたことじゃないんだけど……
その…」
「キモいな、終了」
「お疲れ様でした、大和先輩
お帰りはあちらです」
「お前ら酷すぎ!!」
「硝子に名前で呼んで欲しいの?」
「違う!!けど、違わない……っ」
流石、一年一緒に居ただけある。
そう、俺の今の悩みだ。
「硝子はさ、名前のことは
名前先輩!!って呼ぶのに……
俺、苗字ですら呼ばれないことに
気付いてしまって……」
「そーいえば、硝子
一緒にいても大和のことは呼んでないな」
「だよね……」
「大和先輩、元気出して下さい。
きっと眼中に無いから
呼ぶ必要も無いんですよ」
「だな」
「後輩の言葉の暴力が酷すぎるっっ」
後輩の紅一点。
美人の家入硝子。
俺が密かに思いを寄せているのに
なぜか三人にはバレバレらしい。
なぜだ。
「大和顔に出やすいから」
「童貞の不慣れな初初しさがありますよ」
「へたれ」
「ってゆーか何で硝子?」
「私も知りたい。
チャラ男キャラで町を出歩けば女の子に
声をかけて玉砕してたのに」
「やめて!?
俺の恥ずかしいこと言わないで!?」
「事実じゃん」
「それで?」
「………一目惚れだよ」
「「「ピュアか」」」
三人揃ってシラケるのやめて!?
本当、酷すぎ。
「で、話は戻すけど」
「解散解散」
「間に合ってまーす」
「後輩共聞けよ」
「「ヤローに興味無い」」
「ほんっっと、お前らって奴は可愛くない!!」
「硝子に名前呼ばれたいってこと?」
「そーだよ!!
五条は五条だし、夏油も夏油だし
名前は名前なのに!!
俺は大和とも和真とも呼ばれないっっ」
「だ、そーだけど硝子」
「……………は?」
名前が謎の発言をする。
「んー、別に呼ぶ用事無いですから」
「だ、そうだ」
「え、待って。待て待てマテ!!!」
「そんなことより名前先輩
歌姫先輩から連絡来てましたよー」
「なんて?」
「今、都心にいるらしいので
ブラブラ遊ぼうって」
「歌姫暇人かよ」
「五条君、歌姫先輩、先輩だから」
「仕方ないなぁ
俺らも行って歌姫をからか………遊んでやろ」
「私もかい?」
「五条、歌姫先輩から
絶対お前は来るなってさ」
「やだ。
名前と俺の時間奪うの重罪」
「………歌姫先輩に電話かけるか」
「………ですね」
硝子と名前が対照的な顔で
五条を見ている。
ねぇ、放置?
俺放置なの?
「大和先輩」
「夏油……
お前が本当は優しい子だって知ってた……」
「硝子、名前云々のとこから居ましたよ」
「…………は?」
「硝子にもバレてますが
改めて宣言しちゃいましたね」
「…………は?え?ドユコト?」
「硝子に一目惚れ云々
聞かれてるってことです」
にっこりと、いい笑顔で話す夏油。
俺はその瞬間凍りついた。
え?知ってて言わせたの?
え?しかもバレてんの?
「傑、準備しよーぜ」
「おや?結局行くことになったのかい?」
「名前が行くから行く」
「歌姫先輩怒るぞ」
「歌姫だから怖くねーし。
むしろ、寂しいから連絡してきてんだろ?
遊んでやらなきゃ可哀想じゃん」
「歌姫先輩、友達少ないからね」
「五条君もなかなかだけど
夏油君もわりと酷いよね」
「?」
「名前先輩、こいつら根がグズなんで」
「「………」」
ぞろぞろと俺を置いて
用意しに行くみんな。
ねぇ、放置?放置なの?
「大和、行かないの?」
ひらひらと俺の目の前で手を振る硝子。
あ、可愛い………ってそれより名前!?
「来たくなったら来れば?」
「行く!!今すぐ一緒に行く!!」
「女の子に声掛けたらちょん切るよ」
「え?切られるの?」
「よそ見ばかりのチャラ男はいらないよ」
くすり、と笑った硝子に
きゅんとする。
「硝子一筋です」
「あっそ。どーでもいい」
「硝子、名前呼んで?」
「うざ」
「………硝子も名前に似てきたな」
「え?私君らをあんな扱いしないよ」
「むしろ、私には
大和が悟に見えるよ」
「俺あんなキモくてうざくねーし」
「大和のいいところは
切り替え早くてノリいいとこだよね」
「付きまとわれてる硝子は災難だけどね」
影から見ている三人は
揃って勝手なことを言っているが……
うん、俺何でもいい。
硝子にバレようと
名前なかなか呼ばれなくても
硝子が可愛いからいいと思う。
この後、約10年。
俺のチキンと臆病と奥手なせいで
硝子とはほとんど関係が変わらず
ピュア過ぎる乙女心で片思いが
引きずるとは誰も思っていないのだった。
あとがき
オリキャラをメインに(笑)
大和、ありがたいことに人気あるんですよね(笑)
読んでいただき
ありがとうございました!!
どうも大和です。
オリキャラながらに
色々出てきちゃっている大和です。
けど、地味に人気出てきてるから
調子ノってます。
メタ発言?
いや、脇役なことは充分承知。
だって俺の身の回り
キャラ濃すぎの強すぎだから。
初回で目立とうとしたけど
どう頑張っても後輩達がアク強すぎて
早々に断念したんだよ。
何だよ。
白髪、長身、童顔、最強。
黒髪、長身、細目、最強。
イケメンの後輩。
無理っ!!!
あれらと張り合うとか無理!!
ちょっとチャラチャラして
髪色染めて教師あだ名で呼んじゃう
自己主張強めなキャラでいきたくても
後輩達が色々と強すぎて、無理!!!!
っとまぁ………
そんな俺の心は荒れ模様のなか
ツッコミの能力と大和だから、という
謎な位置に着いた俺の話をするぜ!!!
………え?いらない?
ちょっとでいいから聞いて!!
いや、聞いて下さい。
今回だけは俺目線でいかせてください。
ってことで、長々と一人語ってしまったが
俺の話を聞いてくれ。
俺の下の名前、和真なんだけどさ
きっと誰も知らないんじゃね?
ってくらい、大和って呼ばれてる。
五条は悟だし
夏油は傑だし
硝子は硝子で
名前は名前。
だいたいみんな名前で呼び合う中
俺だけ苗字なの。
………うん、仲間外れとかじゃないから。
大和のが呼びやすくてそう呼ばれてるだけだから。
決して、俺の名前を知らないとかじゃ………
「え?知らね」
「そういえば、大和先輩の下の名前
私も知りませんね」
「だと思ったよ、チクショーーー!!!」
「え、急に何この人」
「ご乱心だね」
可愛くない後輩二人。
知ってましたー!!
お前らが俺に興味無いとか知ってましたーー!!
「え、名前で呼ばれたいの?」
「それはちょっと……」
「ねぇ、夏油の態度すんごい傷つく」
「今日、いつもよりうざくね?」
「ちょっと自分メインだから
自己主張強めなんだよ」
「うざ」
「悟、こういう時はそっとしておくべきだ」
「お前ら二人いつも通り酷いよね」
両手で顔を覆うが
二人揃って携帯かこかこし始めた。
興味無いってか。
「なーに喚いてるの?」
名前が来て、後輩二人が
携帯弄りを止めた。
うん、お前らが名前大好きなの知ってる。
「喚いてるとか言うなよ」
「大和……また髪色染めたの?」
「今度は紫にしてみた」
「また先生に拳骨されるね」
「もうされた」
呆れた顔の名前は
俺の髪の毛の色が頻繁に変わっても
気にしない。
先生をあだ名で呼ぶのはもう辞めたが
髪の毛の色を主張するくらい
キャラ立ちとして許して欲しいです。
「まじ尊敬するわ」
「奇抜な色ばかり、よく攻めますね」
「金、緑、青、金、ピンク、赤、紫………
飽きないねぇ」
「だってさー
ここ娯楽少ないから染めるしかないだろ」
「意味わかんない」
「ちなみに、名前
俺の名前は?」
「大和」
「下の名前だよ」
「大和」
「それ、苗字」
「………!!!」
「なにその、今知りました!!って顔!!
わざとだろ!?」
「まぁね。
流石に同級生だから覚えてるよ」
くすくす笑う名前に
俺が適当な扱い受ける原因って
名前にある気がする。
「何で急に名前?」
「あー……
いや、たいしたことじゃないんだけど……
その…」
「キモいな、終了」
「お疲れ様でした、大和先輩
お帰りはあちらです」
「お前ら酷すぎ!!」
「硝子に名前で呼んで欲しいの?」
「違う!!けど、違わない……っ」
流石、一年一緒に居ただけある。
そう、俺の今の悩みだ。
「硝子はさ、名前のことは
名前先輩!!って呼ぶのに……
俺、苗字ですら呼ばれないことに
気付いてしまって……」
「そーいえば、硝子
一緒にいても大和のことは呼んでないな」
「だよね……」
「大和先輩、元気出して下さい。
きっと眼中に無いから
呼ぶ必要も無いんですよ」
「だな」
「後輩の言葉の暴力が酷すぎるっっ」
後輩の紅一点。
美人の家入硝子。
俺が密かに思いを寄せているのに
なぜか三人にはバレバレらしい。
なぜだ。
「大和顔に出やすいから」
「童貞の不慣れな初初しさがありますよ」
「へたれ」
「ってゆーか何で硝子?」
「私も知りたい。
チャラ男キャラで町を出歩けば女の子に
声をかけて玉砕してたのに」
「やめて!?
俺の恥ずかしいこと言わないで!?」
「事実じゃん」
「それで?」
「………一目惚れだよ」
「「「ピュアか」」」
三人揃ってシラケるのやめて!?
本当、酷すぎ。
「で、話は戻すけど」
「解散解散」
「間に合ってまーす」
「後輩共聞けよ」
「「ヤローに興味無い」」
「ほんっっと、お前らって奴は可愛くない!!」
「硝子に名前呼ばれたいってこと?」
「そーだよ!!
五条は五条だし、夏油も夏油だし
名前は名前なのに!!
俺は大和とも和真とも呼ばれないっっ」
「だ、そーだけど硝子」
「……………は?」
名前が謎の発言をする。
「んー、別に呼ぶ用事無いですから」
「だ、そうだ」
「え、待って。待て待てマテ!!!」
「そんなことより名前先輩
歌姫先輩から連絡来てましたよー」
「なんて?」
「今、都心にいるらしいので
ブラブラ遊ぼうって」
「歌姫暇人かよ」
「五条君、歌姫先輩、先輩だから」
「仕方ないなぁ
俺らも行って歌姫をからか………遊んでやろ」
「私もかい?」
「五条、歌姫先輩から
絶対お前は来るなってさ」
「やだ。
名前と俺の時間奪うの重罪」
「………歌姫先輩に電話かけるか」
「………ですね」
硝子と名前が対照的な顔で
五条を見ている。
ねぇ、放置?
俺放置なの?
「大和先輩」
「夏油……
お前が本当は優しい子だって知ってた……」
「硝子、名前云々のとこから居ましたよ」
「…………は?」
「硝子にもバレてますが
改めて宣言しちゃいましたね」
「…………は?え?ドユコト?」
「硝子に一目惚れ云々
聞かれてるってことです」
にっこりと、いい笑顔で話す夏油。
俺はその瞬間凍りついた。
え?知ってて言わせたの?
え?しかもバレてんの?
「傑、準備しよーぜ」
「おや?結局行くことになったのかい?」
「名前が行くから行く」
「歌姫先輩怒るぞ」
「歌姫だから怖くねーし。
むしろ、寂しいから連絡してきてんだろ?
遊んでやらなきゃ可哀想じゃん」
「歌姫先輩、友達少ないからね」
「五条君もなかなかだけど
夏油君もわりと酷いよね」
「?」
「名前先輩、こいつら根がグズなんで」
「「………」」
ぞろぞろと俺を置いて
用意しに行くみんな。
ねぇ、放置?放置なの?
「大和、行かないの?」
ひらひらと俺の目の前で手を振る硝子。
あ、可愛い………ってそれより名前!?
「来たくなったら来れば?」
「行く!!今すぐ一緒に行く!!」
「女の子に声掛けたらちょん切るよ」
「え?切られるの?」
「よそ見ばかりのチャラ男はいらないよ」
くすり、と笑った硝子に
きゅんとする。
「硝子一筋です」
「あっそ。どーでもいい」
「硝子、名前呼んで?」
「うざ」
「………硝子も名前に似てきたな」
「え?私君らをあんな扱いしないよ」
「むしろ、私には
大和が悟に見えるよ」
「俺あんなキモくてうざくねーし」
「大和のいいところは
切り替え早くてノリいいとこだよね」
「付きまとわれてる硝子は災難だけどね」
影から見ている三人は
揃って勝手なことを言っているが……
うん、俺何でもいい。
硝子にバレようと
名前なかなか呼ばれなくても
硝子が可愛いからいいと思う。
この後、約10年。
俺のチキンと臆病と奥手なせいで
硝子とはほとんど関係が変わらず
ピュア過ぎる乙女心で片思いが
引きずるとは誰も思っていないのだった。
あとがき
オリキャラをメインに(笑)
大和、ありがたいことに人気あるんですよね(笑)
読んでいただき
ありがとうございました!!