残念な先輩シリーズ
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「とっっっっ…棘きゅん……」
「しゃけ」
「そ、その格好は……」
ノースリーブにパーカーを羽織って肩丸出しな狗巻。
その目の前で震える名前。
「どうした?」
「なになにー?」
ぞろぞろと私服姿の一年と五条と真希が近寄ってきた。
「…………」
「コイツどうしたんだ?棘」
「おかか」
わからね、と真希と会話する狗巻。
その瞬間、財布から札を取り出す名前にギョッとする一年達。
「おいくら?」
「「えっ」」
「いつもの発作ですね」
「だな」
「相変わらず棘愛されてんねー」
「おかか」
「え?なんなの?みんなしてかっこかわいく決めちゃって私への宣戦布告?よし、受けてたつ!!けどね、今手持ちが少ないから出来ればこれからちょっとダッシュでATM行くから待っててくれない?特に真希ちゃん!!そのエッチィ隙間という隙間に私のお札をねじ込ませて?
特に太腿!!そのニーハイソックスの太腿に是非真希ちゃんの素晴らしさをお金で買い取らせて!!!!
あああああっ!!!勿論棘きゅんにはいくらねじ込んでも足りない……足りないよっ!!もう私の愛を証明するには目に見えるほどの愛という課金をするしかないってこないだ2ちゃんねるの方々に教えて貰ったの!!究極の愛ならお金をつぎ込めっっって!!!!」
ハァハァしながら棘くんの肌には触れずに脇、胸、腰周りにお札を突っ込んでいく。
狗巻は遠い顔をしたまま無心になる。コイツに意味のわからない愛の証明方法を面白可笑しく伝えた2ちゃんねる絶対許さない、と決めた。
ここでポイントなのは絶対に肌には触れちゃいけないこと!!
「キメェ」
「ぶっ」
真希ちゃんのおみ足に蹴りあげられた。
しかし抜かることなかれ……!!
「真希さんのニーハイにお札がっ!!」
「何て反射速度!!」
「驚く事ないだろ」
驚く釘崎と虎杖に対し、伏黒は冷めた目で早くこの茶番劇が終わることを祈る。
「アニメに伴い、棘きゅんのバッサバサな睫毛にサラサラしたプラチナブロンド!!そして透き通るような白い肌!!これはもう棘きゅん親衛隊……いや、棘きゅんを愛すべき1人の女として!!愛を叫ばずにはいられない!!」
「黙ってろ」
「公式ですら脱いでいないというのに、アニメ化の途端私服でまだ見ぬ棘きゅんの神秘なる内側を公開なんてそれなんてご褒美?思わず何度見たことか!!!」
「それ言っちゃいけないやつ」
「だから私は決めたのさ!!
棘きゅんの理解者であり、棘きゅんを愛する者であり、全国の皆々様の為にも棘きゅんという美の天使に棘きゅんへの愛を叫ぶ事だけではなく!!全国の棘きゅんの女代表としてお金をねじ込むことを!!!!」
ぐしゃっ、と握る札束。
どこから出した、とかその札束全て狗巻先輩にねじ込もうとしてんの?とか諸々言いたいことはあったのだが、鼻息粗く狗巻へと近付く不振人物の除去が先だ……と。
「名前、名前」
「もう!何かなぁ、ごじょせん!!今私はとっても忙し……」
"動くな"
「……………………」
アニメ映像がタブレットに流れ出す。
東堂によって伏黒がボッコボコにされているなか、インナーのチャックを下げて広げ、見える首筋と鎖骨。
そして普段はめったに見ることのない口のなか。
「あ、止まった」
「いや、違うな」
「アレ死んだんじゃね?」
「立ったまま鼻血流して死んでるわね」
そのまま地面に倒れこんだ名前。
その死に顔は幸せそうだった。
「まったく、棘のことになるとすぐ暴走するんだから」
「五条先生どうしたの?これ」
「棘の姿見たら絶対いつも以上に騒ぎ出すと思って予め対応してみました」
良くやった!と全員が珍しく五条を褒め称えた。
「ハッ!!!
私は今とてつもなくエッチィ棘きゅんの私服姿を目にした幸せと、アニメの鎖骨のエッチィ棘きゅんに二重で殺されかけた夢を見た気がした!!!」
「おかか」
「うわっ、何だこのゴリラ」
「突然寝起きに気持ち悪ぃ」
パンダと真希が引いている。
授業サボってお昼寝していたのだが、とてつもなく最高な夢を見た気がした。
興奮気味に思ったことを口走ったら後輩達は引いたがよく考えたらいつものことだった。
名前は周りの反応など気にせず起き上がろうとして……事の重要さに気付き名前はピタリと動きが止まった。
「………棘きゅんのご尊顔が真上にございますね」
「しゃけ」
「私の頭の下に感じられる硬い太腿と温もりと柑橘系の爽やかな制汗剤の匂い……」
「やばい。まじで気持ち悪いゾ」
「棘、このゴリラを気を失うまで殴るか?」
「つまり、私は今棘きゅんに膝枕されている?」
「しゃけ」
「つまり、私と棘きゅんは正式に入籍して心は既に捧げているから身も捧げるべきでは!?」
「殴るか」
「手伝うゼ」
このゴリラを早めに仕留めなければ狗巻の身が本当に危ないのでは?と思い始めた真希とパンダが武器を手に取る。
「今すぐに棘きゅんの服の隙間という隙間に愛を形とすべくお金をねじ込みたい所存でございますが、今すぐに市役所に行って入籍届けを持ってくるのが先?それともATMで薔薇の花を折って棘きゅんにプロポーズするのが先?」
「まずは落ち着くのが先だよゴリラ」
「その前に棘から退けろ」
「嫌だ!!私は棘きゅんと一体化しているんだ!!だからこそここを離れたら棘きゅんの匂いと温もりを合法的に感じられるこの瞬間を逃すわけにはいかないっ!!」
「「キメェ」」
パンダによって足を持たれ、真希によって武具でつつかれる。
しかし、意地でも離れないと腕の力だけで耐えてみせる名前。
「しゃけ」
「えっ?好きだって?照れちゃうなぁ。今すぐに結婚しよう」
「おかか」
「棘きゅんの照れ屋さん☆」
「おかか」
「大丈夫。私は棘きゅんへの愛の為にも負けないよ!!
例えこの身が引き裂かれようと、棘きゅんの合法膝枕を自分から止めるわけにはいかないの!!だって棘きゅんの細くも引き締まった足の筋肉を感じつつ、横目に見えるトレンカが棘きゅんの足の細さとエッチさを際立たせ、仄かに香る制汗剤に混じった棘きゅん本来の体臭を直に嗅げるチャンスだからね!!!」
「………昆布」
「あああああああっ!!!!
なぜ!?なぜ棘きゅん離れるの!?」
「おかか」
「気持ち悪いって言わないで!!」
ズルズルとパンダに引きずられ、腹筋を使って浮き上がりながら狗巻へと手を伸ばす名前。
「パンダ、回せ」
「ほーらほらほら」
「うわーーはっはっはっは!!!
めちゃくちゃ楽しい!!」
「ほいっ」
「ふっ、なんのこれしき!!」
ぶん回され、そのまま放り投げられた名前は空中で身を翻し華麗に着地。
「棘きゅん見てた!?」
「しゃけ」
「えへへへー。
棘きゅん大好きだよ!!」
とてとてと近寄り、そのまま抱き着く名前。
「あ、棘きゅん。今度デートしよ。
私がコーディネートするから」
「いくら」
「そして隙間という隙間にお札ねじ込ませて」
「おかか」
今日も先輩は残念な日々。
あとがき
マルイ編の私服姿の棘きゅんがエッチ過ぎて何度もガン見した。からのアニメの動くなってインナーのチャックおろして見えた首からの鎖骨にもうこれは残念な先輩の出番かと思いまして。
「しゃけ」
「そ、その格好は……」
ノースリーブにパーカーを羽織って肩丸出しな狗巻。
その目の前で震える名前。
「どうした?」
「なになにー?」
ぞろぞろと私服姿の一年と五条と真希が近寄ってきた。
「…………」
「コイツどうしたんだ?棘」
「おかか」
わからね、と真希と会話する狗巻。
その瞬間、財布から札を取り出す名前にギョッとする一年達。
「おいくら?」
「「えっ」」
「いつもの発作ですね」
「だな」
「相変わらず棘愛されてんねー」
「おかか」
「え?なんなの?みんなしてかっこかわいく決めちゃって私への宣戦布告?よし、受けてたつ!!けどね、今手持ちが少ないから出来ればこれからちょっとダッシュでATM行くから待っててくれない?特に真希ちゃん!!そのエッチィ隙間という隙間に私のお札をねじ込ませて?
特に太腿!!そのニーハイソックスの太腿に是非真希ちゃんの素晴らしさをお金で買い取らせて!!!!
あああああっ!!!勿論棘きゅんにはいくらねじ込んでも足りない……足りないよっ!!もう私の愛を証明するには目に見えるほどの愛という課金をするしかないってこないだ2ちゃんねるの方々に教えて貰ったの!!究極の愛ならお金をつぎ込めっっって!!!!」
ハァハァしながら棘くんの肌には触れずに脇、胸、腰周りにお札を突っ込んでいく。
狗巻は遠い顔をしたまま無心になる。コイツに意味のわからない愛の証明方法を面白可笑しく伝えた2ちゃんねる絶対許さない、と決めた。
ここでポイントなのは絶対に肌には触れちゃいけないこと!!
「キメェ」
「ぶっ」
真希ちゃんのおみ足に蹴りあげられた。
しかし抜かることなかれ……!!
「真希さんのニーハイにお札がっ!!」
「何て反射速度!!」
「驚く事ないだろ」
驚く釘崎と虎杖に対し、伏黒は冷めた目で早くこの茶番劇が終わることを祈る。
「アニメに伴い、棘きゅんのバッサバサな睫毛にサラサラしたプラチナブロンド!!そして透き通るような白い肌!!これはもう棘きゅん親衛隊……いや、棘きゅんを愛すべき1人の女として!!愛を叫ばずにはいられない!!」
「黙ってろ」
「公式ですら脱いでいないというのに、アニメ化の途端私服でまだ見ぬ棘きゅんの神秘なる内側を公開なんてそれなんてご褒美?思わず何度見たことか!!!」
「それ言っちゃいけないやつ」
「だから私は決めたのさ!!
棘きゅんの理解者であり、棘きゅんを愛する者であり、全国の皆々様の為にも棘きゅんという美の天使に棘きゅんへの愛を叫ぶ事だけではなく!!全国の棘きゅんの女代表としてお金をねじ込むことを!!!!」
ぐしゃっ、と握る札束。
どこから出した、とかその札束全て狗巻先輩にねじ込もうとしてんの?とか諸々言いたいことはあったのだが、鼻息粗く狗巻へと近付く不振人物の除去が先だ……と。
「名前、名前」
「もう!何かなぁ、ごじょせん!!今私はとっても忙し……」
"動くな"
「……………………」
アニメ映像がタブレットに流れ出す。
東堂によって伏黒がボッコボコにされているなか、インナーのチャックを下げて広げ、見える首筋と鎖骨。
そして普段はめったに見ることのない口のなか。
「あ、止まった」
「いや、違うな」
「アレ死んだんじゃね?」
「立ったまま鼻血流して死んでるわね」
そのまま地面に倒れこんだ名前。
その死に顔は幸せそうだった。
「まったく、棘のことになるとすぐ暴走するんだから」
「五条先生どうしたの?これ」
「棘の姿見たら絶対いつも以上に騒ぎ出すと思って予め対応してみました」
良くやった!と全員が珍しく五条を褒め称えた。
「ハッ!!!
私は今とてつもなくエッチィ棘きゅんの私服姿を目にした幸せと、アニメの鎖骨のエッチィ棘きゅんに二重で殺されかけた夢を見た気がした!!!」
「おかか」
「うわっ、何だこのゴリラ」
「突然寝起きに気持ち悪ぃ」
パンダと真希が引いている。
授業サボってお昼寝していたのだが、とてつもなく最高な夢を見た気がした。
興奮気味に思ったことを口走ったら後輩達は引いたがよく考えたらいつものことだった。
名前は周りの反応など気にせず起き上がろうとして……事の重要さに気付き名前はピタリと動きが止まった。
「………棘きゅんのご尊顔が真上にございますね」
「しゃけ」
「私の頭の下に感じられる硬い太腿と温もりと柑橘系の爽やかな制汗剤の匂い……」
「やばい。まじで気持ち悪いゾ」
「棘、このゴリラを気を失うまで殴るか?」
「つまり、私は今棘きゅんに膝枕されている?」
「しゃけ」
「つまり、私と棘きゅんは正式に入籍して心は既に捧げているから身も捧げるべきでは!?」
「殴るか」
「手伝うゼ」
このゴリラを早めに仕留めなければ狗巻の身が本当に危ないのでは?と思い始めた真希とパンダが武器を手に取る。
「今すぐに棘きゅんの服の隙間という隙間に愛を形とすべくお金をねじ込みたい所存でございますが、今すぐに市役所に行って入籍届けを持ってくるのが先?それともATMで薔薇の花を折って棘きゅんにプロポーズするのが先?」
「まずは落ち着くのが先だよゴリラ」
「その前に棘から退けろ」
「嫌だ!!私は棘きゅんと一体化しているんだ!!だからこそここを離れたら棘きゅんの匂いと温もりを合法的に感じられるこの瞬間を逃すわけにはいかないっ!!」
「「キメェ」」
パンダによって足を持たれ、真希によって武具でつつかれる。
しかし、意地でも離れないと腕の力だけで耐えてみせる名前。
「しゃけ」
「えっ?好きだって?照れちゃうなぁ。今すぐに結婚しよう」
「おかか」
「棘きゅんの照れ屋さん☆」
「おかか」
「大丈夫。私は棘きゅんへの愛の為にも負けないよ!!
例えこの身が引き裂かれようと、棘きゅんの合法膝枕を自分から止めるわけにはいかないの!!だって棘きゅんの細くも引き締まった足の筋肉を感じつつ、横目に見えるトレンカが棘きゅんの足の細さとエッチさを際立たせ、仄かに香る制汗剤に混じった棘きゅん本来の体臭を直に嗅げるチャンスだからね!!!」
「………昆布」
「あああああああっ!!!!
なぜ!?なぜ棘きゅん離れるの!?」
「おかか」
「気持ち悪いって言わないで!!」
ズルズルとパンダに引きずられ、腹筋を使って浮き上がりながら狗巻へと手を伸ばす名前。
「パンダ、回せ」
「ほーらほらほら」
「うわーーはっはっはっは!!!
めちゃくちゃ楽しい!!」
「ほいっ」
「ふっ、なんのこれしき!!」
ぶん回され、そのまま放り投げられた名前は空中で身を翻し華麗に着地。
「棘きゅん見てた!?」
「しゃけ」
「えへへへー。
棘きゅん大好きだよ!!」
とてとてと近寄り、そのまま抱き着く名前。
「あ、棘きゅん。今度デートしよ。
私がコーディネートするから」
「いくら」
「そして隙間という隙間にお札ねじ込ませて」
「おかか」
今日も先輩は残念な日々。
あとがき
マルイ編の私服姿の棘きゅんがエッチ過ぎて何度もガン見した。からのアニメの動くなってインナーのチャックおろして見えた首からの鎖骨にもうこれは残念な先輩の出番かと思いまして。