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めぐみん、野薔薇ちゃん、悠仁くんが任務から帰って来た。
めぐみんは大怪我。
野薔薇ちゃんも腕の傷が酷かったし、悠仁くんも血の跡が。
「おかえり、みんな」
どこか元気のない三人はそのまま硝子ちゃんの治療を受けることに。
へろーへろー!!
孤高のアイドル☆通行人名前たんだぉ!!
みんなぁ、盛り上がってるかーい!!?
元気ないなぁ……そんな貴女に…
「名前たんの萌え☆萌えビィー…」
「ぶん殴るわよ」
「頭打ちました?」
「はい、反応が絶対零度」
もうすぐ三十路の崖っぷちアイドルが恥じを承知にやっているというのにもう!!
「プンプン!!」
「ぶん殴るわ」
「家入先生ですか?
すいませんが名前さんが頭打っておかしくなりました」
"おかしいのは元からだ。
殴れば戻る"
「OK。やるわ」
「ほどほどにな、釘崎」
「思っていた通りの絶対零度な対応に
ワタクシ、心ガ折レソウ」
恥ずかしくてもやりきったのにこの対応。
うん、野薔薇ちゃんそろそろトンカチ下ろして?私まじで記憶飛ぶ。重症なるから。
「つまんない用なら殴るわよ」
「野薔薇ちゃんはまず武器下ろそうか」
「何か用事でもありました?」
「特に仕事は無いよ」
「仕事サボって何してんだアンタ」
「大人だろ。仕事しなさいよ」
「ごもっともな意見にぐぅの音も出ない」
有給使ってすいまっせーん!!
サボってるわけじゃないの……うん、サボって休んだわけじゃないの…!!
「こないだの任務から三人揃って深刻な顔してるから心配して見に来たのに」
「立派なサボりね」
「読者の皆はこんな大人にならないように」
「ちょっとめぐみん、誰に言ってんのよ」
「こんなんが大人だと思われたくないので」
「馬鹿ね、めぐみん……。
大人なんていつまでも少年ジャンプが手放せない心はいつだって少年のままなんだから」
「微笑みながら何言ってんだアンタ」
「少女じゃないのにきゅんとしたくて少女漫画手放せないのも心がいつだって少女だから」
「何言ってんのよ」
「お肌が調子悪くたって、体の節々が痛んだって心はずっと17歳のままなのよ」
現実逃避?上等だよ。
「大人なんてね、仕事しなきゃ遊ぶことも暮らすこともままならないから仕事してるんだ。
仕事に生き甲斐を感じてますとかね、生きるためには金が全てだから仕事に生き甲斐探せなきゃ憂鬱で毎日が地獄なんです。
朝起きるたびに憂鬱なんです。
仕事は時間が遅く感じるのに休日は一瞬なので休日らしい休日を満喫するために用事ありますって有給消化していかないと有給が勝手に捨てられ消えていくのです」(※個人の感想です)
「呪い生み出しそうな闇ね」
「社会なんて闇だらけさ」
「聞きたくなかった」
少年少女よ……強く生きろ。
社会はもっと優しくないぞ。
「たいしたことじゃないわよ」
「普通に疲れていただけです」
「そうね。徹夜で張って、それから2徹入りしながらバトルだもの」
「なかなかの鬼畜スケジュール」
そりゃお姉さん耐えられない。
もう年だから。
「だから名前さんが心配する事ないです」
「そーゆー事よ」
こちらを見ないで……いや、顔は此方に向いているのに、視線が合わない。
二人ともどこか違うところを見ていた。
知られたくないことなのだろう。
そんな二人の頭を撫でる。
「心配するのが大人の役目」
「サボってんのに?」
「仕事しろ」
「お休みというお仕事中でーっす」
この子達なりに何かを乗り越えようとしている。
そして手助けはいらない様子。
なら、私に出来ることは
「よっしゃ。ピタゴラ装置作ろ」
「「は?」」
「ピタッゴラッスイッチー」
「待ちなさいよ!!!!
どっから出したのその道具!!」
「さっき学長に悟の不要品処分しろって言われてさ」
「うわ……変な人形ある」
「中庭で派手に燃やそうぜ」
「何がアンタをそこまで追い込んだのよ」
「悟の机からこちらが出てきまして…」
あはーんな、雑誌。
「悟の机にポスターだけ張り付けて、いらなそうなの全て持ってきた」
「「うわぁ……」」
「大丈夫。ちゃんと硝子ちゃんに聞いて確認したから」
基本いらないもんばっかだった。
いらないお土産ばっか溜め込むな。
「さあ、汚い花火を派手に打ち上げようか」
「「殺意満載」」
楽しそうだとノリノリな野薔薇ちゃん。
呆れながらも一緒に考えてくれるめぐみん。
そして遅れながらやってきた悠仁くん。
「皆何してんの?」
「「「ゴミ処理」」」
「ゴミ?処分?」
「準備はいいか!!」
「「「 おーー」」」
「レッツゴー!!」
ビー玉が転がり、次々とピタゴラしていくスイッチ。
何もわかってないが、喜ぶ悠仁くん。
「なーにしてんの?」
「「でた」」
野薔薇ちゃんと私の軽蔑した眼差し。
めぐみんの冷たい眼差し。
そして目を輝かせる悠仁くん。
「悟、アンタ教員用の机汚しすぎ。
学長からの指示で片付けました」
「まじ?ありがとー」
「ついでに出てきた破廉恥な本はあちら」
「は?破廉恥?」
最後のスイッチを迎えるピタゴラ。
カチッ、とスイッチが決まった瞬間……
噴射されるスプレーと、その目の前にあるバーナー。
そして燃えていくあはーんな雑誌。
「ええっ!?」
「職員の机にあんなの入れとくなよ」
「あー」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!」
なぜか膝から崩れる悠仁くん。
「アレ僕のじゃないよ」
「は?」
「悠仁の部屋片付けた時に預かってたやつ」
渾身のピタゴラファイヤー装置によってあはーんな本は灰となった。
泣き崩れる悠仁くん。
そして白けた視線を送る野薔薇ちゃんとめぐみん。
泣き崩れた悠仁くんの肩に手を置く。
「そして人は強くなるのよ」
「名前姉鬼じゃん!!」
「すまん。それは本当すまん」
「謝んなくていいと思いますが」
「虎杖の自業自得ね。あんな本燃やされて当然よ」
「しかし野薔薇ちゃんよ。
あれを見ながら男の子は成長するんだ」
「どこ成長するのよ。目抉るわ」
「「こわっ」」
悠仁くんと悟が真顔で野薔薇ちゃんから離れた。
なるほど、悟もエロ本で成長したのか。
「そもそも悟が紛らわしい。
普段から机片付けときなよ」
「故人の遺物を預かるのは教師として当然じゃん」
「その心は?」
「普通に忘れてた」
「先生ひっでー!!!アレそこそこ気に入ってたのに!!」
「悠仁くん、私の勘違いでごめんよ……。
ちなみに等身大ポスターは悟の机に張り付けてある」
「なんて事してんのオマエ」
「あ、ポスター無事ならいいや」
「なぁ、嘘だよね?僕の机無事だよね?」
「………」
「………」
悟との鬼ごっこが始まった。
「先生達仲良しだなー」
「馬鹿ね」
「馬鹿だな」
悟に捕まり、等身大ポスターを片付け悠仁くんに渡す。
「まったく、僕の評価落ちるからやめてよね」
「評価とかあんの?」
「イケメンで素晴らしい教師だから」
「はっ」
鼻で笑うとデコピンされた。
「ありがとね」
「なにがー?」
「一年の事心配して見に来たんでしょ?」
「私の杞憂だったけどねー」
思っていたよりも、今年の一年生は強いみたい。
優しくて、強くて、伸び代のある彼ら。
「あいつらは大丈夫だよ」
僕の生徒だからね、と自信満々な悟。
「優しすぎるのも、考えものなんだけど」
「僕のこと?」
「あんたはどちらかといえば薄情でしょ」
「思いやりのある優しい五条さんじゃーん」
「……悟くらい、割りきれるのも心配だけどね」
「んー?」
「何でもかんでも一人で出来るんだろうけど、溜め込みすぎるなってはーなーし!!」
「心配してくれんの?」
「悟は強いからね。
最弱の私が最強の悟を心配するくらいが丁度いいでしょ?」
「そーかも。うん。オマエ最弱だもんな」
グリグリと頭を雑に撫でられる。
お返しに悟の髪の毛も乱してやる。
「最近動きが不穏だから気を付けて」
「学校内も?」
「うん」
「気をつける」
交流会からずっとピリッとしている。
なので、私も見知らぬ呪術師には近寄らないようにしているし、必ず硝子ちゃんや学長か伊地知くんといるようにしている。
「僕も忙しいから構ってやれないけど浮気するなよ。七海とか七海とか七海とか」
「どんだけあの写真根に持ってるのさ」
「あの七海が打ち解けるとかレアだもん」
「残念ながら七海くんとはパン友です」
「は?」
「美味しいパン屋さんシェアしてる」
「仲良しかよ」
「そして時間が合えばお茶してる仲」
「仲良しかよ」
仲良しになりました。
ちなみにやましいことはありません。
だってほぼ猪野くんいるし。
猪野くんの七海くんリスペクト話で盛り上がる。
「嫉妬」
「悟くんが一番です」
「当たり前じゃん」
当たり前だった毎日。
みんなで笑って
みんなで騒いで
みんなで過ごす
そんな幸せをいつまでも、と願うのは
この世界では無理な話。
「やあ、久しいね。名前」
幸せはいつだって突然壊される。
あとがき
さあ次回は脳ミソだ!!
貴様だけは許さぬぇ……!!
唸れ!!我が右指!!
次回「あなたはだぁれ?
あなた、すぐるっていうの? 」
心は永遠の17歳な通行人が出会った
心温まる不思議な体験……!!
アニメ見ました!?
私は先行配信見たけど、寝落ちして起きたら3時30分でした!!こんにゃろっ!!
ツイッターで順平のいる存在しない映像に読者を殺しにかかるスタッフ。
そして後から心を抉られる初見の方々……ゲゲ先生に踊らされてるな、と。
夏油の額に縫い目がないと騒ぐ方々……なぜ!!見逃した!!私!!
まぁ、録画はしてるんで、ゆっくり観ます。
皆綺麗で悟と宿儺さんのうちわをフリフリ騒ぎたいが……私の中のMVPは先輩のおっぱい揉みまくる呪霊なんですしおすし。
あんなヌルヌル動いておっぱい揉みまくるなんてけしからん………もっとやろ!!とそこの記憶しかないwwwスケベですまないっっ!!
来週は悟くんのお土産必死に守るめぐみんかな?
さあ、毎週楽しみだなぁ。
めぐみんは大怪我。
野薔薇ちゃんも腕の傷が酷かったし、悠仁くんも血の跡が。
「おかえり、みんな」
どこか元気のない三人はそのまま硝子ちゃんの治療を受けることに。
へろーへろー!!
孤高のアイドル☆通行人名前たんだぉ!!
みんなぁ、盛り上がってるかーい!!?
元気ないなぁ……そんな貴女に…
「名前たんの萌え☆萌えビィー…」
「ぶん殴るわよ」
「頭打ちました?」
「はい、反応が絶対零度」
もうすぐ三十路の崖っぷちアイドルが恥じを承知にやっているというのにもう!!
「プンプン!!」
「ぶん殴るわ」
「家入先生ですか?
すいませんが名前さんが頭打っておかしくなりました」
"おかしいのは元からだ。
殴れば戻る"
「OK。やるわ」
「ほどほどにな、釘崎」
「思っていた通りの絶対零度な対応に
ワタクシ、心ガ折レソウ」
恥ずかしくてもやりきったのにこの対応。
うん、野薔薇ちゃんそろそろトンカチ下ろして?私まじで記憶飛ぶ。重症なるから。
「つまんない用なら殴るわよ」
「野薔薇ちゃんはまず武器下ろそうか」
「何か用事でもありました?」
「特に仕事は無いよ」
「仕事サボって何してんだアンタ」
「大人だろ。仕事しなさいよ」
「ごもっともな意見にぐぅの音も出ない」
有給使ってすいまっせーん!!
サボってるわけじゃないの……うん、サボって休んだわけじゃないの…!!
「こないだの任務から三人揃って深刻な顔してるから心配して見に来たのに」
「立派なサボりね」
「読者の皆はこんな大人にならないように」
「ちょっとめぐみん、誰に言ってんのよ」
「こんなんが大人だと思われたくないので」
「馬鹿ね、めぐみん……。
大人なんていつまでも少年ジャンプが手放せない心はいつだって少年のままなんだから」
「微笑みながら何言ってんだアンタ」
「少女じゃないのにきゅんとしたくて少女漫画手放せないのも心がいつだって少女だから」
「何言ってんのよ」
「お肌が調子悪くたって、体の節々が痛んだって心はずっと17歳のままなのよ」
現実逃避?上等だよ。
「大人なんてね、仕事しなきゃ遊ぶことも暮らすこともままならないから仕事してるんだ。
仕事に生き甲斐を感じてますとかね、生きるためには金が全てだから仕事に生き甲斐探せなきゃ憂鬱で毎日が地獄なんです。
朝起きるたびに憂鬱なんです。
仕事は時間が遅く感じるのに休日は一瞬なので休日らしい休日を満喫するために用事ありますって有給消化していかないと有給が勝手に捨てられ消えていくのです」(※個人の感想です)
「呪い生み出しそうな闇ね」
「社会なんて闇だらけさ」
「聞きたくなかった」
少年少女よ……強く生きろ。
社会はもっと優しくないぞ。
「たいしたことじゃないわよ」
「普通に疲れていただけです」
「そうね。徹夜で張って、それから2徹入りしながらバトルだもの」
「なかなかの鬼畜スケジュール」
そりゃお姉さん耐えられない。
もう年だから。
「だから名前さんが心配する事ないです」
「そーゆー事よ」
こちらを見ないで……いや、顔は此方に向いているのに、視線が合わない。
二人ともどこか違うところを見ていた。
知られたくないことなのだろう。
そんな二人の頭を撫でる。
「心配するのが大人の役目」
「サボってんのに?」
「仕事しろ」
「お休みというお仕事中でーっす」
この子達なりに何かを乗り越えようとしている。
そして手助けはいらない様子。
なら、私に出来ることは
「よっしゃ。ピタゴラ装置作ろ」
「「は?」」
「ピタッゴラッスイッチー」
「待ちなさいよ!!!!
どっから出したのその道具!!」
「さっき学長に悟の不要品処分しろって言われてさ」
「うわ……変な人形ある」
「中庭で派手に燃やそうぜ」
「何がアンタをそこまで追い込んだのよ」
「悟の机からこちらが出てきまして…」
あはーんな、雑誌。
「悟の机にポスターだけ張り付けて、いらなそうなの全て持ってきた」
「「うわぁ……」」
「大丈夫。ちゃんと硝子ちゃんに聞いて確認したから」
基本いらないもんばっかだった。
いらないお土産ばっか溜め込むな。
「さあ、汚い花火を派手に打ち上げようか」
「「殺意満載」」
楽しそうだとノリノリな野薔薇ちゃん。
呆れながらも一緒に考えてくれるめぐみん。
そして遅れながらやってきた悠仁くん。
「皆何してんの?」
「「「ゴミ処理」」」
「ゴミ?処分?」
「準備はいいか!!」
「「「 おーー」」」
「レッツゴー!!」
ビー玉が転がり、次々とピタゴラしていくスイッチ。
何もわかってないが、喜ぶ悠仁くん。
「なーにしてんの?」
「「でた」」
野薔薇ちゃんと私の軽蔑した眼差し。
めぐみんの冷たい眼差し。
そして目を輝かせる悠仁くん。
「悟、アンタ教員用の机汚しすぎ。
学長からの指示で片付けました」
「まじ?ありがとー」
「ついでに出てきた破廉恥な本はあちら」
「は?破廉恥?」
最後のスイッチを迎えるピタゴラ。
カチッ、とスイッチが決まった瞬間……
噴射されるスプレーと、その目の前にあるバーナー。
そして燃えていくあはーんな雑誌。
「ええっ!?」
「職員の机にあんなの入れとくなよ」
「あー」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!」
なぜか膝から崩れる悠仁くん。
「アレ僕のじゃないよ」
「は?」
「悠仁の部屋片付けた時に預かってたやつ」
渾身のピタゴラファイヤー装置によってあはーんな本は灰となった。
泣き崩れる悠仁くん。
そして白けた視線を送る野薔薇ちゃんとめぐみん。
泣き崩れた悠仁くんの肩に手を置く。
「そして人は強くなるのよ」
「名前姉鬼じゃん!!」
「すまん。それは本当すまん」
「謝んなくていいと思いますが」
「虎杖の自業自得ね。あんな本燃やされて当然よ」
「しかし野薔薇ちゃんよ。
あれを見ながら男の子は成長するんだ」
「どこ成長するのよ。目抉るわ」
「「こわっ」」
悠仁くんと悟が真顔で野薔薇ちゃんから離れた。
なるほど、悟もエロ本で成長したのか。
「そもそも悟が紛らわしい。
普段から机片付けときなよ」
「故人の遺物を預かるのは教師として当然じゃん」
「その心は?」
「普通に忘れてた」
「先生ひっでー!!!アレそこそこ気に入ってたのに!!」
「悠仁くん、私の勘違いでごめんよ……。
ちなみに等身大ポスターは悟の机に張り付けてある」
「なんて事してんのオマエ」
「あ、ポスター無事ならいいや」
「なぁ、嘘だよね?僕の机無事だよね?」
「………」
「………」
悟との鬼ごっこが始まった。
「先生達仲良しだなー」
「馬鹿ね」
「馬鹿だな」
悟に捕まり、等身大ポスターを片付け悠仁くんに渡す。
「まったく、僕の評価落ちるからやめてよね」
「評価とかあんの?」
「イケメンで素晴らしい教師だから」
「はっ」
鼻で笑うとデコピンされた。
「ありがとね」
「なにがー?」
「一年の事心配して見に来たんでしょ?」
「私の杞憂だったけどねー」
思っていたよりも、今年の一年生は強いみたい。
優しくて、強くて、伸び代のある彼ら。
「あいつらは大丈夫だよ」
僕の生徒だからね、と自信満々な悟。
「優しすぎるのも、考えものなんだけど」
「僕のこと?」
「あんたはどちらかといえば薄情でしょ」
「思いやりのある優しい五条さんじゃーん」
「……悟くらい、割りきれるのも心配だけどね」
「んー?」
「何でもかんでも一人で出来るんだろうけど、溜め込みすぎるなってはーなーし!!」
「心配してくれんの?」
「悟は強いからね。
最弱の私が最強の悟を心配するくらいが丁度いいでしょ?」
「そーかも。うん。オマエ最弱だもんな」
グリグリと頭を雑に撫でられる。
お返しに悟の髪の毛も乱してやる。
「最近動きが不穏だから気を付けて」
「学校内も?」
「うん」
「気をつける」
交流会からずっとピリッとしている。
なので、私も見知らぬ呪術師には近寄らないようにしているし、必ず硝子ちゃんや学長か伊地知くんといるようにしている。
「僕も忙しいから構ってやれないけど浮気するなよ。七海とか七海とか七海とか」
「どんだけあの写真根に持ってるのさ」
「あの七海が打ち解けるとかレアだもん」
「残念ながら七海くんとはパン友です」
「は?」
「美味しいパン屋さんシェアしてる」
「仲良しかよ」
「そして時間が合えばお茶してる仲」
「仲良しかよ」
仲良しになりました。
ちなみにやましいことはありません。
だってほぼ猪野くんいるし。
猪野くんの七海くんリスペクト話で盛り上がる。
「嫉妬」
「悟くんが一番です」
「当たり前じゃん」
当たり前だった毎日。
みんなで笑って
みんなで騒いで
みんなで過ごす
そんな幸せをいつまでも、と願うのは
この世界では無理な話。
「やあ、久しいね。名前」
幸せはいつだって突然壊される。
あとがき
さあ次回は脳ミソだ!!
貴様だけは許さぬぇ……!!
唸れ!!我が右指!!
次回「あなたはだぁれ?
あなた、すぐるっていうの? 」
心は永遠の17歳な通行人が出会った
心温まる不思議な体験……!!
アニメ見ました!?
私は先行配信見たけど、寝落ちして起きたら3時30分でした!!こんにゃろっ!!
ツイッターで順平のいる存在しない映像に読者を殺しにかかるスタッフ。
そして後から心を抉られる初見の方々……ゲゲ先生に踊らされてるな、と。
夏油の額に縫い目がないと騒ぐ方々……なぜ!!見逃した!!私!!
まぁ、録画はしてるんで、ゆっくり観ます。
皆綺麗で悟と宿儺さんのうちわをフリフリ騒ぎたいが……私の中のMVPは先輩のおっぱい揉みまくる呪霊なんですしおすし。
あんなヌルヌル動いておっぱい揉みまくるなんてけしからん………もっとやろ!!とそこの記憶しかないwwwスケベですまないっっ!!
来週は悟くんのお土産必死に守るめぐみんかな?
さあ、毎週楽しみだなぁ。