通行人A
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ずーん、とどこか影のあるめぐみんと野薔薇ちゃん。
私は心が痛いよ……。
悟のいつもの雑用を言い渡され、2年生にぶん投げられ、フルボッコの一年生を見た通行人名前です。
「え?虐め?」
「んなわけねーだろ」
真希ちゃんから今年の交流会は一年生も出るからしごいているとのこと。
「交流会って?」
「去年憂太が行ったやつ」
「あー……なんか一人で全員フルボッコにしておいて、恐怖を植え付けられて帰ってきたというあれ?」
「しゃけ」
「変なゴリラに言い寄られて怖かったって震えてたもんね」
どこ行ってもゴリラがいるという謎。
呪術界はゴリラばっかなの?
必ずゴリってないと駄目なの?
「ん?けどそれって去年憂太くんは特例での参加じゃなかった?」
「今年の三年が辞退したんだ」
「そーなの?」
そーいや三年に会ったことないな。
「だからオレら2年だけじゃ人数足りないから1年の出番ってわけ」
「しゃけ」
「しっかし……タイミング悪ィことにこないだ1年の一人が死んだらしい」
「oh……」
すまん、私その死んだ子と会ったわ。
ヨハネスブルグで危うく諸々巻き込まれて命大事に!!って思ったわ。ノリとテンションで行っちゃいけない。
「私らは知らねーけど……等級の合わねぇ任務だったんだってな」
しんっ、となる空気。
「同級生だっただけ。
あんなやつのために泣く暇あるなら私は強くなるわよ」
「俺も強くなります」
二人共心を痛ませても、前を向いて立ち上がり強さを求める。
命を掛けた覚悟を決めるには若すぎる子達。
この世界にいる以上、力が全てだ。
どんなにいい人でも
どんなに優しい人でも
どんなに悪人でも
力が無ければ死しかない。
ぽふぽふ、とめぐみんと野薔薇ちゃんの頭を撫でる。
きょとんとする二人。
「強いね」
「下手な励ましはいらないわよ」
「同級生の死を乗り越えて強くなるなんて並の覚悟じゃ出来ないよ。
君達は本来、大人に守られなきゃいけない立場なんだから」
「この世界じゃ力が全てだ」
「力がありゃ大人より危険な任務に送られるカラな」
「明太子」
この中じゃ、棘くんが一番等級が高い。
だから、子供であろうと一人任務に出されてしまう回数が多い。
「力が無いと、見送ることしか出来ない立場は嫌になるよ……
駄目な大人でごめんね」
「なんつー顔してんだよ」
「泣くなよ名前」
「おかか」
泣いてはいない。
だけど、力が無い大人が力ある子供を死地に送らなきゃいけないなんて……なんて残酷な世界なのだろう。
伊地知さんのように補助監督として働いていたら……私は耐えられなかっただろうな。
「ごめんね」
君達に託して。
君達を送り出して。
君達を待つしかできない。
「ありがとう」
生きていてくれて。
戻って来てくれて。
強くなろうとしてくれて。
「真希ちゃん」
真希ちゃんは人一倍努力を欠かさない。
特別な体質だから、認められる為には自分の理想を越えていかなきゃいけない。
女だからと馬鹿にされないように。
呪力がないからと相手にされなくても、等級を上げてもらえなくても、絶対に諦めない。
「パンダ」
パンダは突然変異で生まれたらしく、呪骸だけどパンダはパンダらしい。
だからなのか、たまに人間である私達を気持ち悪いと言うが、そこが人間の面白いところだと笑う。
バッサリと切り捨てるとこもあるけど、ムードメーカーで人をよく見ていて根は優しい子。
「棘くん」
誰よりも優しい子。
力が強すぎるせいで誰かを傷付けたり呪ってしまうより、と普段の言葉を封じてしまった。
それによって彼の心が誰よりも傷付くはずなのに……自分より他人を想える優しい子。
理解するまで少し時間はかかっても、一緒にいればわかる彼の優しさ。
「野薔薇ちゃん」
気が強くて、自分にも他人にも厳しいが人を想える優しさがある。
口先ではトゲトゲしくても、彼女なりの優しさが見え隠れしている。
弱さに屈せず、諦めず、向き合って乗り越える強さがある素敵な子。
「恵くん」
冷たいようで熱いところがある。
頭が良いから一番いい状況を判断し、切り捨ててしまおうとする冷たさがあるが……結局は捨てきれない優しい子。
心を隠してしまおうとするから、他と一線を引こうとする素直じゃない子。
「みんなが戻って来てくれるなら
私は私の出来ることを君達にしてあげたい」
勉強して
お洒落して
恋話して
馬鹿なことして
笑って
泣いて
怒って
騒いで
「他の人に溢せなくても
私くらいに愚痴っても罰なんて当たらない」
弱さを溢すことは悪いことじゃない。
「君達はとっても凄くて、強くなる子だよ。
だって"最強"である悟が認めて育てているんだもの。
中身はともかく、実力のあるアイツが期待している皆が強くならないはずがない!!」
強さを与えられないけど
力を与えられないけど
どうか
君達の"心"が壊れないように
少しでも頼れる、寄り添える存在でありたい。
「みんな大好きだよ」
それぞれの頭を撫でる。
死を乗り越えて強くなろうとするのは、彼らには必要な強さになるのかもしれない。
だけど、その分死への恐怖が増し何度も悪夢に心を壊されてしまう可能性だってある。
「無理だ、しんどいって思った時はいつでも吐き出しにおいで。
私はみんなの味方だから」
この子達の素敵な輝きを消したくない。
「………うっせーよ、馬鹿が」
「ちょっ、いたっ!!」
「大人ぶんなよ、ノミメンタルのクセに」
「痛いって!!」
「おかか。こんぶ」
「いった!!君ら照れが痛いって!!」
なんで2年組しっぺしてきた!?
しかも容赦ないだろ!!赤くなってんだけど!?
「馬鹿にすんじゃないわよ。
そんなヘタレメンタルじゃないっつの」
「いたっ!!嘘でしょ!?」
「アンタが心痛めてセンチメンタルにならないでください」
「めぐみんまでいっった!?」
嘘やん!?
1年までしっぺしてくる!?
私の腕真っ赤に染まりましたよ!!!
じんじんするぉぉおおお!!
「腕が……!!腕がぁぁあああっ」
「はっ、包帯巻くか?」
「かっこよく封じられた右腕にしてやるヨ」
「厨二病かよ」
「しゃけ」
いや、君らの照れ隠しが痛いんだよ!!
知ってんだからね!!照れ隠しって!!
慰めようとしてたわけじゃないけど、申し訳ないな……とか思って、だけどこの子らなら大丈夫だし、駄目な時はドンとこいっ!!とか思って話してたのに……っ
虐めだ虐めだ!!
なんてやつらだ!!ニヤニヤしながらいじりやがって!!
「くっっ!?我が右手に宿りし邪悪なるほにゃららが暴れているっっ!!」
「ノるのかよ」
「設定ガバガバすぎ。ほにゃららって何よ」
「馬鹿ダヨなぁ……」
「しゃけ」
「馬鹿っすね」
「呆れないで?最後までノッてくれない!?」
はずっ!!
三十路手前でこんなんはっっず!!
「………埋めてくれ」
「アンタが馬鹿みたいに笑っててくれりゃ、それだけで俺らも嗤えるんで」
「待って?めぐみん最後の笑うのニュアンスおかしくない?
まさかの君まで悪のりしちゃうの?」
全員でニヤニヤしてやがる……!!
さっきまでのお通夜の表情どこいった!?
「まったく……
可愛いから許すが他の人にはやっちゃダメだぞ」
「オマエにしかやんねーよ」
「ソウダソウダ」
「しゃけ」
「それは虐めの宣戦布告?」
「愛だよ、愛」
「やだ……真希ちゃん。キュンッとしちゃう」
「キュンッとしたついでに相手してけよ」
「ほら、ちゃんと獲物もあるゾ」
「サンキューパンダ!!」
私の相棒!!
「は?釘バット……?」
「釘バットとバール持ったあの人最強だぞ」
「嘘でしょ?どこのヤンキーよ」
「普通の一般人だよ」
「どこの世界にそんな物騒なモノ持った一般人がいんのよ!?」
ここに いるよ!!
体力の続く限り相手していたが、早々にへばった。
いや、だからね?
25越えると人間劣化していく一方だから。
進化するんじゃなく退化するから。
あ、もしや呪術界では進化してくの?
それきっとゴリってるゴリラだけだわ。
やっぱ呪術界ゴリラしかいない説だわ。
「チクショウ……ゴリラ共めっ」
「喧嘩売ってんのか」
「可憐な私達に向かってよく吐き出せたわね」
「野薔薇、張り付けにするか」
「いいですね。
私頭に林檎置いて打ち抜きたいです」
「パンダ、棘縄持ってこい縄」
「オウ、任せろ」「しゃけ!!」
「まてまてまて!!
パンダステイ!!ステーーイ!!」
「馬鹿っすね」
そーゆー遊び良くない!!
憂太くん、はよカムバァァアアアアッック!!
君がいないと癒しと引き留め役がいないから、コイツら止まらねぇ!!
特に2年!!憂太さんを見習ってもう少し遠慮して!!
「慰めなんて、同情なんていらないわ」
「俺らは強くなるんで」
「そのためなら協力するよな?」
「オレらに出来ることしたいんだもんなぁ?」
「しゃけ」
「ねぇ!!最初の頃の悲痛な感じどこ!?
今の君達、全力で強くなることより
私虐めることに全力出してない!?ねぇ!!」
再び相棒を手に取り、逃げ回る私を追いかけてくる生徒ら。
いい笑顔過ぎて身の危険を感じたが、体力の衰えが激しい私は秒で捕まったとさ。
ちゃんちゃん。
あとがき
その後 通行人を 知るものは 誰も いない ………。
→ 続きから
ゲームオーバー
私は心が痛いよ……。
悟のいつもの雑用を言い渡され、2年生にぶん投げられ、フルボッコの一年生を見た通行人名前です。
「え?虐め?」
「んなわけねーだろ」
真希ちゃんから今年の交流会は一年生も出るからしごいているとのこと。
「交流会って?」
「去年憂太が行ったやつ」
「あー……なんか一人で全員フルボッコにしておいて、恐怖を植え付けられて帰ってきたというあれ?」
「しゃけ」
「変なゴリラに言い寄られて怖かったって震えてたもんね」
どこ行ってもゴリラがいるという謎。
呪術界はゴリラばっかなの?
必ずゴリってないと駄目なの?
「ん?けどそれって去年憂太くんは特例での参加じゃなかった?」
「今年の三年が辞退したんだ」
「そーなの?」
そーいや三年に会ったことないな。
「だからオレら2年だけじゃ人数足りないから1年の出番ってわけ」
「しゃけ」
「しっかし……タイミング悪ィことにこないだ1年の一人が死んだらしい」
「oh……」
すまん、私その死んだ子と会ったわ。
ヨハネスブルグで危うく諸々巻き込まれて命大事に!!って思ったわ。ノリとテンションで行っちゃいけない。
「私らは知らねーけど……等級の合わねぇ任務だったんだってな」
しんっ、となる空気。
「同級生だっただけ。
あんなやつのために泣く暇あるなら私は強くなるわよ」
「俺も強くなります」
二人共心を痛ませても、前を向いて立ち上がり強さを求める。
命を掛けた覚悟を決めるには若すぎる子達。
この世界にいる以上、力が全てだ。
どんなにいい人でも
どんなに優しい人でも
どんなに悪人でも
力が無ければ死しかない。
ぽふぽふ、とめぐみんと野薔薇ちゃんの頭を撫でる。
きょとんとする二人。
「強いね」
「下手な励ましはいらないわよ」
「同級生の死を乗り越えて強くなるなんて並の覚悟じゃ出来ないよ。
君達は本来、大人に守られなきゃいけない立場なんだから」
「この世界じゃ力が全てだ」
「力がありゃ大人より危険な任務に送られるカラな」
「明太子」
この中じゃ、棘くんが一番等級が高い。
だから、子供であろうと一人任務に出されてしまう回数が多い。
「力が無いと、見送ることしか出来ない立場は嫌になるよ……
駄目な大人でごめんね」
「なんつー顔してんだよ」
「泣くなよ名前」
「おかか」
泣いてはいない。
だけど、力が無い大人が力ある子供を死地に送らなきゃいけないなんて……なんて残酷な世界なのだろう。
伊地知さんのように補助監督として働いていたら……私は耐えられなかっただろうな。
「ごめんね」
君達に託して。
君達を送り出して。
君達を待つしかできない。
「ありがとう」
生きていてくれて。
戻って来てくれて。
強くなろうとしてくれて。
「真希ちゃん」
真希ちゃんは人一倍努力を欠かさない。
特別な体質だから、認められる為には自分の理想を越えていかなきゃいけない。
女だからと馬鹿にされないように。
呪力がないからと相手にされなくても、等級を上げてもらえなくても、絶対に諦めない。
「パンダ」
パンダは突然変異で生まれたらしく、呪骸だけどパンダはパンダらしい。
だからなのか、たまに人間である私達を気持ち悪いと言うが、そこが人間の面白いところだと笑う。
バッサリと切り捨てるとこもあるけど、ムードメーカーで人をよく見ていて根は優しい子。
「棘くん」
誰よりも優しい子。
力が強すぎるせいで誰かを傷付けたり呪ってしまうより、と普段の言葉を封じてしまった。
それによって彼の心が誰よりも傷付くはずなのに……自分より他人を想える優しい子。
理解するまで少し時間はかかっても、一緒にいればわかる彼の優しさ。
「野薔薇ちゃん」
気が強くて、自分にも他人にも厳しいが人を想える優しさがある。
口先ではトゲトゲしくても、彼女なりの優しさが見え隠れしている。
弱さに屈せず、諦めず、向き合って乗り越える強さがある素敵な子。
「恵くん」
冷たいようで熱いところがある。
頭が良いから一番いい状況を判断し、切り捨ててしまおうとする冷たさがあるが……結局は捨てきれない優しい子。
心を隠してしまおうとするから、他と一線を引こうとする素直じゃない子。
「みんなが戻って来てくれるなら
私は私の出来ることを君達にしてあげたい」
勉強して
お洒落して
恋話して
馬鹿なことして
笑って
泣いて
怒って
騒いで
「他の人に溢せなくても
私くらいに愚痴っても罰なんて当たらない」
弱さを溢すことは悪いことじゃない。
「君達はとっても凄くて、強くなる子だよ。
だって"最強"である悟が認めて育てているんだもの。
中身はともかく、実力のあるアイツが期待している皆が強くならないはずがない!!」
強さを与えられないけど
力を与えられないけど
どうか
君達の"心"が壊れないように
少しでも頼れる、寄り添える存在でありたい。
「みんな大好きだよ」
それぞれの頭を撫でる。
死を乗り越えて強くなろうとするのは、彼らには必要な強さになるのかもしれない。
だけど、その分死への恐怖が増し何度も悪夢に心を壊されてしまう可能性だってある。
「無理だ、しんどいって思った時はいつでも吐き出しにおいで。
私はみんなの味方だから」
この子達の素敵な輝きを消したくない。
「………うっせーよ、馬鹿が」
「ちょっ、いたっ!!」
「大人ぶんなよ、ノミメンタルのクセに」
「痛いって!!」
「おかか。こんぶ」
「いった!!君ら照れが痛いって!!」
なんで2年組しっぺしてきた!?
しかも容赦ないだろ!!赤くなってんだけど!?
「馬鹿にすんじゃないわよ。
そんなヘタレメンタルじゃないっつの」
「いたっ!!嘘でしょ!?」
「アンタが心痛めてセンチメンタルにならないでください」
「めぐみんまでいっった!?」
嘘やん!?
1年までしっぺしてくる!?
私の腕真っ赤に染まりましたよ!!!
じんじんするぉぉおおお!!
「腕が……!!腕がぁぁあああっ」
「はっ、包帯巻くか?」
「かっこよく封じられた右腕にしてやるヨ」
「厨二病かよ」
「しゃけ」
いや、君らの照れ隠しが痛いんだよ!!
知ってんだからね!!照れ隠しって!!
慰めようとしてたわけじゃないけど、申し訳ないな……とか思って、だけどこの子らなら大丈夫だし、駄目な時はドンとこいっ!!とか思って話してたのに……っ
虐めだ虐めだ!!
なんてやつらだ!!ニヤニヤしながらいじりやがって!!
「くっっ!?我が右手に宿りし邪悪なるほにゃららが暴れているっっ!!」
「ノるのかよ」
「設定ガバガバすぎ。ほにゃららって何よ」
「馬鹿ダヨなぁ……」
「しゃけ」
「馬鹿っすね」
「呆れないで?最後までノッてくれない!?」
はずっ!!
三十路手前でこんなんはっっず!!
「………埋めてくれ」
「アンタが馬鹿みたいに笑っててくれりゃ、それだけで俺らも嗤えるんで」
「待って?めぐみん最後の笑うのニュアンスおかしくない?
まさかの君まで悪のりしちゃうの?」
全員でニヤニヤしてやがる……!!
さっきまでのお通夜の表情どこいった!?
「まったく……
可愛いから許すが他の人にはやっちゃダメだぞ」
「オマエにしかやんねーよ」
「ソウダソウダ」
「しゃけ」
「それは虐めの宣戦布告?」
「愛だよ、愛」
「やだ……真希ちゃん。キュンッとしちゃう」
「キュンッとしたついでに相手してけよ」
「ほら、ちゃんと獲物もあるゾ」
「サンキューパンダ!!」
私の相棒!!
「は?釘バット……?」
「釘バットとバール持ったあの人最強だぞ」
「嘘でしょ?どこのヤンキーよ」
「普通の一般人だよ」
「どこの世界にそんな物騒なモノ持った一般人がいんのよ!?」
ここに いるよ!!
体力の続く限り相手していたが、早々にへばった。
いや、だからね?
25越えると人間劣化していく一方だから。
進化するんじゃなく退化するから。
あ、もしや呪術界では進化してくの?
それきっとゴリってるゴリラだけだわ。
やっぱ呪術界ゴリラしかいない説だわ。
「チクショウ……ゴリラ共めっ」
「喧嘩売ってんのか」
「可憐な私達に向かってよく吐き出せたわね」
「野薔薇、張り付けにするか」
「いいですね。
私頭に林檎置いて打ち抜きたいです」
「パンダ、棘縄持ってこい縄」
「オウ、任せろ」「しゃけ!!」
「まてまてまて!!
パンダステイ!!ステーーイ!!」
「馬鹿っすね」
そーゆー遊び良くない!!
憂太くん、はよカムバァァアアアアッック!!
君がいないと癒しと引き留め役がいないから、コイツら止まらねぇ!!
特に2年!!憂太さんを見習ってもう少し遠慮して!!
「慰めなんて、同情なんていらないわ」
「俺らは強くなるんで」
「そのためなら協力するよな?」
「オレらに出来ることしたいんだもんなぁ?」
「しゃけ」
「ねぇ!!最初の頃の悲痛な感じどこ!?
今の君達、全力で強くなることより
私虐めることに全力出してない!?ねぇ!!」
再び相棒を手に取り、逃げ回る私を追いかけてくる生徒ら。
いい笑顔過ぎて身の危険を感じたが、体力の衰えが激しい私は秒で捕まったとさ。
ちゃんちゃん。
あとがき
その後 通行人を 知るものは 誰も いない ………。
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