通行人 番外編
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※名探偵とクロスオーバー
※許せる方のみ
「………………」
やぁ、通行人名前だよ。
ちょっとしたデ……いや視察のために以前爆発?観覧車が転がった?だかなんだかで再びリニューアルオープンした東都水族館に来たんだよ。
「水族館とか始めてきたかも」
「えっ、そーなの?」
「うん」
「………」
「………」
ねぇ、何でこの子供らめっちゃ見てくるの?
怖いんだけど。
友人が子供熱だしたからって水族館のチケットくれたの。
そして、たまたま悟も休みだったし、私も噂は知っていたからラッキーだったの。
で、で……で、でっ、でででっ
デートを、ね?悟を誘って……
「あの、あのね、悟」
「なに」
「友人から、水族館のチケット貰ってね…それで、その……」
「行きたいの?」
「………デート、したい」
ボソッと呟いたら抱き締められた。
なんかこの人、付き合ってからめちゃくちゃスキンシップ多いんだけど……学生の頃のツンツンどこいった?おや?この人丸くなったの?
って丸くなりすぎてもはやコンニャクじゃね?ってくらい甘やかされてる。
で、なんか後輩くんに連絡して脅……いや、お願いして休みもぎ取ってた。
私、その扱い方知ってる。
それこそ学生の頃のキミだよ、と思ったがやはり私にはチュロス対応なのであっまあまな。
いや、ありがたいけど……ありがたいけど!!
「照れるんだコノヤローーー!!!!」
「なに大声出してるの恥ずかしい。ヤメテよね」
「ナチュラルに腰に手回すのやめてよ」
「じゃあ恋人繋ぎならいい?」
「…………っ!!!!」
「いちいち照れるのヤメテよ」
と、まぁなんだかんだ手ぎゅっと握って歩いてたんだよね。
そしたらチビッ子がわーっと走っていて、博士とか呼ばれてる人がひーふー言いながら走ってた。お疲れ様、博士。頑張って、博士。
で、水族館を楽しみにワクワクしてたんだよ。
してたんだけどさ
二人組のチビッ子がめっっっちゃ見てくるの。
ゆっっくり同じ一定の距離で付かず離れず。
えっ、なに?と思ってほっといたが、親の敵のごとく睨み付けてきてんの。
「………あ」
「なに?」
「友人からさ、チケット渡された時変なこと言われたんだよね」
「オマエの友人おかしいの今さらじゃん」
「おい。
東都行くなら遺書書いておけ、とか。
防犯グッズ忘れるな、とか。
小さな死神に気をつけて、とか。
色黒の金髪のベビーフェイスには気をつけろ、とか」
「やっぱオマエの友人おかしいよ」
「悟と行くって言ったら爆発しろって言われた」
「縁起でもない」
なーんて話していたら……。
どっかーん、と水族館が爆発した。
は?
いや、ごめん。私も意味わかんない。
親の敵のごとく睨み付けてきた子どもらはなんか走って爆発のところへ。
「「…………」」
「名前、悪ふざけにしちゃ酷いよ」
「私でも爆発する悪ふざけは学生の頃までだよ」
「学生で爆発ってどーゆー状況?」
「象の歯みがき粉だよ」
「あー、あれね」
濃い過酸化水素水に、洗剤などの泡立ちやすい液体を混ぜ、その後、過酸化水素水を酸素に分解させる触媒となるヨウ化カリウム、またはその固体を混合液に溶かすと石鹸水が酸素を捕らえて泡立つという仕組み。
まぁ、でんじろー先生を見てね☆
「………どーする?」
「違うところ行こうか」
爆発してるのに無理でしょ。
なんやかんや悟とぶらぶら食べ歩いたり、映画観たり、手を繋いで歩いた。
あ、そーいや昔の馴染みのお店の店長が米花の某ファーストフード店に移動になったからと顔を出したら泣かれた。
「そうか……
アップルちゃんが、あのアップルちゃんが……」
「店長…っ」
「何も言わず、ここは俺にお祝いさせてくれっ!!
ほら、青春……いや!!今日だけはアップルちゃんのアオハルの味だ!!」
「ただのポテトとアップルパイだね」
「店長ぉ!!」
「ぐすっ……娘がな、こないだ彼氏を連れてきてな……俺は覚悟したさ。
娘には店でアップルパイを30個も頼まないように、と。
あと黒い制服の男はやめときなさいと」
「「おい」」
「じゃないとまともなアオハルは過ごせない、と」
「で?娘さんなんて?」
「汚物を見る目で素通りされたよ……。
アップルちゃん、反抗期っていつまでかな?
おじさん汚物なのかな?」
「ドンマイ、店長」
「あ、そうだ。
この街出歩くなら気をつけるんだよ」
「ねぇ、この街なんなの?
さっきは水族館爆発してたし」
「いつものことさ。月に一回は盛大な爆発イベントがあるからな、ここは」
「ヤバくない?店長、爆発は早々おきないよ?」
「殺人事件なんて毎日当たり前だが、検挙率100%だからな」
「は?」
店長、娘に汚物と扱われておかしくなったのかな?なーんて思っていたら……
「全員手をあげろ!!」
「「は?」」
「いつものこと、いつものこと」
「強盗……僕、初めて見た」
「私もだよ」
「大丈夫大丈夫」
ガシャンパリーンとか盛大な音と共に、サッカーボールが飛んできて犯人の顔にめり込んだ。
………おい、嘘だろとか思った貴方。
現実です。
「「…………」」
「やれやれ、これで今月5枚目のガラス交換だな」
「いや、いやいやいや店長ぉ!!?」
「今警察呼んだわ」
「博士!!はい、縄!!」
「オレ腹減っちまった」
「えー、またぁ?さっき食べたばかりだよ」
「仕方ないですねぇ」
「オメーら勝手な行動すんじゃねーぞ」
さっき、親の敵見るようにしてたチビッ子だ。
何事もなかったかのように、サッカーボール回収してる。
え?サッカーボールって人の顔にめり込んで人が浮く威力に耐えられる素材だっけ?
「………」
「店長…私、どうやら寝ぼけてるみたいだ」
「アップルちゃん。
この街で生きるには多少の慣れと現実から目をそらす事が大切さ」
どうやら店長は
この街の異質さに囚われてしまったようです。
なんだかいく先々でおかしな事が起こるので、怖くなって悟と帰ろうか、なーんて話していたらお洒落な喫茶店からいい匂いが。
悟と疲れちゃったから甘いものでも……と中に入ると色黒の金髪ベビーフェイスがいた。
「いらっしゃいませ」
「「……………」」
「僕の顔になにか?」
「イエ、ナンデモ」
通された席に座り、メニューを見る。
「悟、この街怖い」
「僕でも恐怖を感じるよ」
「なにこの犯罪都市。ゲームかな?」
「呪霊居すぎてヤバイ。
すぐ湧くとかこの街に呪霊ホイホイでもいんのかな?」
「こんにちはー!!」
わいわいガヤガヤ入ってきたのは
本日三度ましてのチビッ子らと博士。
いや、遭遇率!!!怖いよ!!
この喫茶店で何が起こるの!?
「ご注文は決まりましたか?」
「ピャッ!!」
「?」
「本日のデザートセット2つ」
にっこり笑っていなくなったベビーフェイス。
気配無く立つのやめてほしい。
「ねぇねぇおねーさん」
「んあ"っ!!?」
「!!」
「もーちょい可愛い声出しなよ。
チビッ子ビックリしてんじゃん」
「こっちがビックリだよ!!」
なんなのこのチビッ子!?
こっわ!!何かわからないが、私の危険センサーがビンビンだぜ!!
関わっちゃいけないと、ビンビンビンだぜ!!
「おねーさん達、今日水族館にもファーストフード店にもいたよね?」
「い、いたね……」
「僕達の行くところに現れていたよね」
「そうだね。
行く先々に君たちが来たね」
「偶然かなぁ?」
小首傾げてるけど、全然可愛くねーぞ。
「チビッ子」
「なぁに?おにーさん」
「僕ら今日久々のデートなの。
だから、行く先々でラブラブデートが出来ない可哀想な僕らに何が言いたいのかな?」
「えーっと……」
「ちょっと悟、子どもに何言ってんのさ」
「お待たせしました。コーヒーと本日のデザートです」
ベビーフェイスが運んできたコーヒーとケーキ。
いい香りのコーヒーに緊張が緩む。
「いい匂い」
「ありがとうございます」
「………うわ、美味しい」
「それは良かったです」
私のなかで過去最高に美味しいコーヒーに感動していると、ボチャボチャと不穏な音。
チラリと見れば、角砂糖をボチャボチャ入れる悟の姿。
おい、ベビーフェイスとチビッ子が固まってるぞ。
「あ、本当だ美味しい」
「悟……それ飲めるの?」
「美味しいよ」
「角砂糖の量おかしーでしょ。
甘党でも……えっ、あの角砂糖綺麗に溶けるの?嘘でしょ」
「悟くんマジック」
「ココアにしておけばいいのに」
「名前と同じもの楽しみたいじゃん」
「可愛い事言ってるけど
それをコーヒーとは認めない」
ケーキも美味しくて頬が緩む。
めちゃくちゃ美味しい。
今日のおかしな出来事が沢山重なっても許せるレベルの美味しさに、頬がゆるっゆるだ。
「名前、あーん」
「ん、って同じケーキじゃん」
「あーんしたいじゃん。アオハルらしく」
「………アオハル、か?これ」
「僕にもあーんしてよ」
「あーん」
店員とチビッ子そっちのけであーんしてたら、チビッ子の顔が真っ赤に。
え?これで照れるの?
「ラブラブだぁ!!」
「にーちゃん達ふーふなのか?」
「違いますよ!!恋人同士ですよね!!」
「ちょっとあなた達」
「オメーらいきなり失礼だろ」
メガネくん、一番最初は君が声掛けてきたんだよ?自分の事棚にあげるのやめよ?
わらわらチビッ子達が集まってきたのでどうしようかと思うが、どうしようもねぇな。
逃げ道塞がれた?
えっ、この街の子ども怖い。
「おねーさん」
「なぁに?メガネくん」
「あのおにーさんって危ない人じゃないの?」
「まぁ、危ない人かな(特級だし)」
「!!
見たところおねーさん一般人みたいだけど」
「そうだね」
「あそこの金髪の人に相談した方がいいと思うな」
「えっ、何で?」
「だっておにーさん危ない人なんでしょ?」
「私には危なくないからなぁ」
なんだ?このメガネの少年に悟疑われてんの?
ん?なしたの?悟何したの?
確かに普段の見た目(包帯目隠し)はヤバイけど……不審者認定されてんの?
まじかよ。私の恋人小学生の中で不審者なの?
「悟、小学生相手に何したの……」
「特に何かした覚えはないけど。
むしろ、(恵を)保護して通ってるし」
「!!
あんたいつの間に子持ちだったの…」
「僕子供いないけど」
「(やり逃げ)!?」
えっ、うそ。
感動的に付き合って、順調に仲良くやってると思ったのに……。
まさか既にばつ付いてないだけで、子供いて奥さん放置して子供のところに通っていたなんて……。
奥さんに申し訳ないし、まさか私のせいでシングルで育てていく決意したとか?
何も知らず私はなんてことを……。
ジワジワと涙が溢れて子供も悟も店員さんもギョッとする。
「あー!!にーちゃんがねーちゃん泣かせた!!」
「おにーさん駄目なんだぁ!!」
「謝ってください!!」
「えっ、今ので何で泣いたの」
「………何も知らず生きててごめんなさい。
悟、別れよう」
「はっ!?」
「小学生にもなる子供いてまさか私が浮気相手だと思って無かった……」
「まてまてまって。めちゃくちゃ勘違いしてない?」
「え、連れ子の奥さんに手ェ出したの……」
「そもそもどっからそんな勘違い生まれたの?オマエの発想力についてけないんだけど」
「そうだよね……学生の頃好きだったもんね、人妻寝とりもの」
「おい」
「ひとづま?」
「ねとりもの?」
「くいもんの話か?」
「子供達の前で何て事言ってんのよこの人」
クールな女の子から冷たい目を向けられたが、それどころじゃないんだ、ごめんよ。
人妻寝とって孕ませて面倒見るのに通ってる恋人とか……うん、無理だよ。ごめんなさい。
「メガネの少年、ありがとう。
私は危うく刺し殺される運命にいたようだ」
「えっ?おねーさん危ないの!?」
「うん、自分の身の危険を今確認出来て良かったよ。
で?あの金髪ベビーフェイスさんに助け求めたら(法的に)どーにかなんの?」
「うん!!」
「僕のこと呼びました?」
「安室のにーちゃん、この人(危ない組織から)狙われて危ないから保護できない?」
「元恋人(の奥さん)に殺される前にどーにかなりません?」
「それなら探偵の僕の出番ですね」
「名前、そろそろ笑えないから」
めちゃくちゃ機嫌悪くなってきてる。
いや、こえーよ。
けど、奥さんの存在のがもっとこえーよ、私は。
「だって、私(小学生の子どもがいるなんて)知らなかった」
「(恵のこと)言わなきゃ駄目?関係ないだろ」
「(人妻寝とり孕ませてたの)知ってたら付き合ったりしてない」
「は?オマエ僕のこと好きじゃねーの?」
「好きだけどそれ(浮気)とこれ(恋愛)とは別」
「なんで?」
「(私の人生的に)問題しかないじゃん」
お互いにコイツ何言ってんの?と睨み合う。
けど、知らなかったとはいえやっぱり私が子持ちの悟と付き合っていたのが問題で……
でも、悟は好きだし……本当は別れたくないし……
なんて考えていたら、ボロボロ涙出てきた。
「だーかーら、なんで泣くの?」
「別れたくない……。
けど、子持ち…」
「子どもいないって言ってんじゃん」
「人妻寝とりの子ども保護して面倒見てるって」
「ねぇ、どっからそーなった?」
はぁ、とため息つかれて涙をごしごし拭かれる。
「僕は子供なんていないし、保護してるのは頼まれた子。
姉と二人暮らしだからちょくちょく様子見に行って世話してんの」
「人妻寝とって連れ子の面倒見てるんじゃなくて?」
「人妻寝とりものはアイツの趣味だろ。
僕の趣味じゃないし、学生の頃のAVの話持ち出すな」
「………あなた達、子供達の目の前で最低な会話しないでくれない?」
あ、ごめんねクールな女の子。
なんか勘違い拗らせてたみたいで。
「まぁ、元はといえばこの人が盛大な勘違いしていたのが原因なんだけど」
「は?俺?」
「店員さんも悪のりしていないで、止めなさいよ」
「いやぁ、なかなか面白かったのでつい」
「は?安室のにーちゃん、だってこの人の怪しさやべーだろ!!」
「まぁ、確かに普段から包帯目隠しして歩いてる不審者だけど……メガネ少年、この人多分幼女やショタに興奮しないからさ……」
「多分じゃなくてもしないから」
めちゃくちゃメガネ少年に疑われてるけど、本当何したの?え、何もしてない?
「いい加減にしなさいよ。
ほら、あなた達も戻るわよ」
「クール少女、なんかごめんね」
「大人ならあなたもしっかりしなさいよ。
あと、子供達がいるのに教育に良くない発言は公共の場では控えるべきだと思うわ」
「すいません……」
「おにーさん、苦労するわね」
「わかる?」
「私はお似合いだと思うから、仲良くやりなさい」
にこっ、と笑って博士のところに戻った少女。
えっ、めちゃくちゃ格好いい。
なにあの子?小学生?
絶対経験豊富なおねーさんだろ。
「………」
「チビッ子は僕に恨みでもあんの?
危うく馬鹿が勘違いして別れそうだったんだけど」
「………それは、悪かったと思っているけど…」
「それにしても変わった格好だよね。
中身と外見にズレあるとか」
「え…」
「チビッ子とさっきの女の子
君たちこそ何者なんだろーね?」
「僕子供だからおにーさんのお話よくわかんなぁーい!!
デートの邪魔してごめんね!!
僕もう戻るよ!!」
なんか急に子供らしくなって逃げていったメガネ少年。
どうした?思春期か?
「お騒がせしてしまったので、こちら試作品ですがサービスです」
「わ……美味しそう」
美味しいケーキとコーヒーに満足して喫茶店を出たら、子供達に手を振られたので振り返す。
「なんか、どっと疲れた」
「おうち帰る?」
「帰る。そんでイチャイチャしたい」
「イチャイチャってあんた……」
「イチャイチャしながら、僕がどんなに名前が好きで好きで愛してるのかわかってもらわないと。
勝手に妄想の中で人妻寝とって連れ子を育ててる……なーんて考えないくらい、愛してあげないと駄目みたいだから」
にやり、と笑う悟。
おや?さっき和解したはずでは……?
逃げようとしたら、しっかりと握られた手が離れない。
「離せ!!おまわりさーん!!」
「ヤメロ」
ウォーーン、ってパトカーと普通車が目の前でカーチェイスしてた。
え、こわっ。
なにあのドリフト。
ここサーキットかな?
「「…………」」
「悟、帰ろう」
「うん。絶対離れるなよ」
この街にいる限り、命の危機感がヤバイ。
悟にぴったり寄り添って帰った。
そしてめちゃくちゃにされた。
後日水族館のチケットくれた友人に話せば
めちゃくちゃ笑われた。
『あんたよく無事だったねー。
その子供ら、事件ホイホイで有名なんだよ』
「………は?」
『テロ、殺人、変死体、強盗、爆発、カーチェイス当たり前だから。
死体いなかっただけ良かったね』
「嘘だろ」
『あんた悪運だけは強いから大丈夫と思ったけど、駄目だったかー。
いや、ある意味強運か』
「怖い……あの街怖いよ」
『この街に来ていいのは死の覚悟がある奴だけよ』
そんな街の水族館のチケットやめてよ!!!
悟いなかったらきっと私生きてない……。
こわっ!!米花こわっ!!
ちなみに友人がいるのは米花の隣の杯戸らしい。だから、事件はあるが比較的おだやかなんだとか……。
あとがき
頑張ったけど、通行人がいる限りギャグにしかならない(笑)
通行人
子持ちと勘違いしたらめちゃくちゃにされた人。
悟
オマエいい加減にしろ。
ガキンチョの魂がちょっと異質だなーと思って見てた。
子供達
ひとづまねとりものってなーに?
クールな女の子
あなた達いい加減にしなさい。
あと、あなたも組織絡みで疑うのやめなさい。
メガネ少年
白い髪に黒い服……アイツ、怪しい。
あの女の人大丈夫かよ。
ベビーフェイスの店員
面白いお客様だなぁ。
組織と関係無いけど、メガネ少年が疑っているので様子見。
カップル破局させようとする少年がまじ悪魔。
博士
今ならケーキ食べても怒られない気がする………ムシャァ
後にめちゃくちゃクールな女の子に怒られ、お菓子禁止令くらった。
※許せる方のみ
「………………」
やぁ、通行人名前だよ。
ちょっとしたデ……いや視察のために以前爆発?観覧車が転がった?だかなんだかで再びリニューアルオープンした東都水族館に来たんだよ。
「水族館とか始めてきたかも」
「えっ、そーなの?」
「うん」
「………」
「………」
ねぇ、何でこの子供らめっちゃ見てくるの?
怖いんだけど。
友人が子供熱だしたからって水族館のチケットくれたの。
そして、たまたま悟も休みだったし、私も噂は知っていたからラッキーだったの。
で、で……で、でっ、でででっ
デートを、ね?悟を誘って……
「あの、あのね、悟」
「なに」
「友人から、水族館のチケット貰ってね…それで、その……」
「行きたいの?」
「………デート、したい」
ボソッと呟いたら抱き締められた。
なんかこの人、付き合ってからめちゃくちゃスキンシップ多いんだけど……学生の頃のツンツンどこいった?おや?この人丸くなったの?
って丸くなりすぎてもはやコンニャクじゃね?ってくらい甘やかされてる。
で、なんか後輩くんに連絡して脅……いや、お願いして休みもぎ取ってた。
私、その扱い方知ってる。
それこそ学生の頃のキミだよ、と思ったがやはり私にはチュロス対応なのであっまあまな。
いや、ありがたいけど……ありがたいけど!!
「照れるんだコノヤローーー!!!!」
「なに大声出してるの恥ずかしい。ヤメテよね」
「ナチュラルに腰に手回すのやめてよ」
「じゃあ恋人繋ぎならいい?」
「…………っ!!!!」
「いちいち照れるのヤメテよ」
と、まぁなんだかんだ手ぎゅっと握って歩いてたんだよね。
そしたらチビッ子がわーっと走っていて、博士とか呼ばれてる人がひーふー言いながら走ってた。お疲れ様、博士。頑張って、博士。
で、水族館を楽しみにワクワクしてたんだよ。
してたんだけどさ
二人組のチビッ子がめっっっちゃ見てくるの。
ゆっっくり同じ一定の距離で付かず離れず。
えっ、なに?と思ってほっといたが、親の敵のごとく睨み付けてきてんの。
「………あ」
「なに?」
「友人からさ、チケット渡された時変なこと言われたんだよね」
「オマエの友人おかしいの今さらじゃん」
「おい。
東都行くなら遺書書いておけ、とか。
防犯グッズ忘れるな、とか。
小さな死神に気をつけて、とか。
色黒の金髪のベビーフェイスには気をつけろ、とか」
「やっぱオマエの友人おかしいよ」
「悟と行くって言ったら爆発しろって言われた」
「縁起でもない」
なーんて話していたら……。
どっかーん、と水族館が爆発した。
は?
いや、ごめん。私も意味わかんない。
親の敵のごとく睨み付けてきた子どもらはなんか走って爆発のところへ。
「「…………」」
「名前、悪ふざけにしちゃ酷いよ」
「私でも爆発する悪ふざけは学生の頃までだよ」
「学生で爆発ってどーゆー状況?」
「象の歯みがき粉だよ」
「あー、あれね」
濃い過酸化水素水に、洗剤などの泡立ちやすい液体を混ぜ、その後、過酸化水素水を酸素に分解させる触媒となるヨウ化カリウム、またはその固体を混合液に溶かすと石鹸水が酸素を捕らえて泡立つという仕組み。
まぁ、でんじろー先生を見てね☆
「………どーする?」
「違うところ行こうか」
爆発してるのに無理でしょ。
なんやかんや悟とぶらぶら食べ歩いたり、映画観たり、手を繋いで歩いた。
あ、そーいや昔の馴染みのお店の店長が米花の某ファーストフード店に移動になったからと顔を出したら泣かれた。
「そうか……
アップルちゃんが、あのアップルちゃんが……」
「店長…っ」
「何も言わず、ここは俺にお祝いさせてくれっ!!
ほら、青春……いや!!今日だけはアップルちゃんのアオハルの味だ!!」
「ただのポテトとアップルパイだね」
「店長ぉ!!」
「ぐすっ……娘がな、こないだ彼氏を連れてきてな……俺は覚悟したさ。
娘には店でアップルパイを30個も頼まないように、と。
あと黒い制服の男はやめときなさいと」
「「おい」」
「じゃないとまともなアオハルは過ごせない、と」
「で?娘さんなんて?」
「汚物を見る目で素通りされたよ……。
アップルちゃん、反抗期っていつまでかな?
おじさん汚物なのかな?」
「ドンマイ、店長」
「あ、そうだ。
この街出歩くなら気をつけるんだよ」
「ねぇ、この街なんなの?
さっきは水族館爆発してたし」
「いつものことさ。月に一回は盛大な爆発イベントがあるからな、ここは」
「ヤバくない?店長、爆発は早々おきないよ?」
「殺人事件なんて毎日当たり前だが、検挙率100%だからな」
「は?」
店長、娘に汚物と扱われておかしくなったのかな?なーんて思っていたら……
「全員手をあげろ!!」
「「は?」」
「いつものこと、いつものこと」
「強盗……僕、初めて見た」
「私もだよ」
「大丈夫大丈夫」
ガシャンパリーンとか盛大な音と共に、サッカーボールが飛んできて犯人の顔にめり込んだ。
………おい、嘘だろとか思った貴方。
現実です。
「「…………」」
「やれやれ、これで今月5枚目のガラス交換だな」
「いや、いやいやいや店長ぉ!!?」
「今警察呼んだわ」
「博士!!はい、縄!!」
「オレ腹減っちまった」
「えー、またぁ?さっき食べたばかりだよ」
「仕方ないですねぇ」
「オメーら勝手な行動すんじゃねーぞ」
さっき、親の敵見るようにしてたチビッ子だ。
何事もなかったかのように、サッカーボール回収してる。
え?サッカーボールって人の顔にめり込んで人が浮く威力に耐えられる素材だっけ?
「………」
「店長…私、どうやら寝ぼけてるみたいだ」
「アップルちゃん。
この街で生きるには多少の慣れと現実から目をそらす事が大切さ」
どうやら店長は
この街の異質さに囚われてしまったようです。
なんだかいく先々でおかしな事が起こるので、怖くなって悟と帰ろうか、なーんて話していたらお洒落な喫茶店からいい匂いが。
悟と疲れちゃったから甘いものでも……と中に入ると色黒の金髪ベビーフェイスがいた。
「いらっしゃいませ」
「「……………」」
「僕の顔になにか?」
「イエ、ナンデモ」
通された席に座り、メニューを見る。
「悟、この街怖い」
「僕でも恐怖を感じるよ」
「なにこの犯罪都市。ゲームかな?」
「呪霊居すぎてヤバイ。
すぐ湧くとかこの街に呪霊ホイホイでもいんのかな?」
「こんにちはー!!」
わいわいガヤガヤ入ってきたのは
本日三度ましてのチビッ子らと博士。
いや、遭遇率!!!怖いよ!!
この喫茶店で何が起こるの!?
「ご注文は決まりましたか?」
「ピャッ!!」
「?」
「本日のデザートセット2つ」
にっこり笑っていなくなったベビーフェイス。
気配無く立つのやめてほしい。
「ねぇねぇおねーさん」
「んあ"っ!!?」
「!!」
「もーちょい可愛い声出しなよ。
チビッ子ビックリしてんじゃん」
「こっちがビックリだよ!!」
なんなのこのチビッ子!?
こっわ!!何かわからないが、私の危険センサーがビンビンだぜ!!
関わっちゃいけないと、ビンビンビンだぜ!!
「おねーさん達、今日水族館にもファーストフード店にもいたよね?」
「い、いたね……」
「僕達の行くところに現れていたよね」
「そうだね。
行く先々に君たちが来たね」
「偶然かなぁ?」
小首傾げてるけど、全然可愛くねーぞ。
「チビッ子」
「なぁに?おにーさん」
「僕ら今日久々のデートなの。
だから、行く先々でラブラブデートが出来ない可哀想な僕らに何が言いたいのかな?」
「えーっと……」
「ちょっと悟、子どもに何言ってんのさ」
「お待たせしました。コーヒーと本日のデザートです」
ベビーフェイスが運んできたコーヒーとケーキ。
いい香りのコーヒーに緊張が緩む。
「いい匂い」
「ありがとうございます」
「………うわ、美味しい」
「それは良かったです」
私のなかで過去最高に美味しいコーヒーに感動していると、ボチャボチャと不穏な音。
チラリと見れば、角砂糖をボチャボチャ入れる悟の姿。
おい、ベビーフェイスとチビッ子が固まってるぞ。
「あ、本当だ美味しい」
「悟……それ飲めるの?」
「美味しいよ」
「角砂糖の量おかしーでしょ。
甘党でも……えっ、あの角砂糖綺麗に溶けるの?嘘でしょ」
「悟くんマジック」
「ココアにしておけばいいのに」
「名前と同じもの楽しみたいじゃん」
「可愛い事言ってるけど
それをコーヒーとは認めない」
ケーキも美味しくて頬が緩む。
めちゃくちゃ美味しい。
今日のおかしな出来事が沢山重なっても許せるレベルの美味しさに、頬がゆるっゆるだ。
「名前、あーん」
「ん、って同じケーキじゃん」
「あーんしたいじゃん。アオハルらしく」
「………アオハル、か?これ」
「僕にもあーんしてよ」
「あーん」
店員とチビッ子そっちのけであーんしてたら、チビッ子の顔が真っ赤に。
え?これで照れるの?
「ラブラブだぁ!!」
「にーちゃん達ふーふなのか?」
「違いますよ!!恋人同士ですよね!!」
「ちょっとあなた達」
「オメーらいきなり失礼だろ」
メガネくん、一番最初は君が声掛けてきたんだよ?自分の事棚にあげるのやめよ?
わらわらチビッ子達が集まってきたのでどうしようかと思うが、どうしようもねぇな。
逃げ道塞がれた?
えっ、この街の子ども怖い。
「おねーさん」
「なぁに?メガネくん」
「あのおにーさんって危ない人じゃないの?」
「まぁ、危ない人かな(特級だし)」
「!!
見たところおねーさん一般人みたいだけど」
「そうだね」
「あそこの金髪の人に相談した方がいいと思うな」
「えっ、何で?」
「だっておにーさん危ない人なんでしょ?」
「私には危なくないからなぁ」
なんだ?このメガネの少年に悟疑われてんの?
ん?なしたの?悟何したの?
確かに普段の見た目(包帯目隠し)はヤバイけど……不審者認定されてんの?
まじかよ。私の恋人小学生の中で不審者なの?
「悟、小学生相手に何したの……」
「特に何かした覚えはないけど。
むしろ、(恵を)保護して通ってるし」
「!!
あんたいつの間に子持ちだったの…」
「僕子供いないけど」
「(やり逃げ)!?」
えっ、うそ。
感動的に付き合って、順調に仲良くやってると思ったのに……。
まさか既にばつ付いてないだけで、子供いて奥さん放置して子供のところに通っていたなんて……。
奥さんに申し訳ないし、まさか私のせいでシングルで育てていく決意したとか?
何も知らず私はなんてことを……。
ジワジワと涙が溢れて子供も悟も店員さんもギョッとする。
「あー!!にーちゃんがねーちゃん泣かせた!!」
「おにーさん駄目なんだぁ!!」
「謝ってください!!」
「えっ、今ので何で泣いたの」
「………何も知らず生きててごめんなさい。
悟、別れよう」
「はっ!?」
「小学生にもなる子供いてまさか私が浮気相手だと思って無かった……」
「まてまてまって。めちゃくちゃ勘違いしてない?」
「え、連れ子の奥さんに手ェ出したの……」
「そもそもどっからそんな勘違い生まれたの?オマエの発想力についてけないんだけど」
「そうだよね……学生の頃好きだったもんね、人妻寝とりもの」
「おい」
「ひとづま?」
「ねとりもの?」
「くいもんの話か?」
「子供達の前で何て事言ってんのよこの人」
クールな女の子から冷たい目を向けられたが、それどころじゃないんだ、ごめんよ。
人妻寝とって孕ませて面倒見るのに通ってる恋人とか……うん、無理だよ。ごめんなさい。
「メガネの少年、ありがとう。
私は危うく刺し殺される運命にいたようだ」
「えっ?おねーさん危ないの!?」
「うん、自分の身の危険を今確認出来て良かったよ。
で?あの金髪ベビーフェイスさんに助け求めたら(法的に)どーにかなんの?」
「うん!!」
「僕のこと呼びました?」
「安室のにーちゃん、この人(危ない組織から)狙われて危ないから保護できない?」
「元恋人(の奥さん)に殺される前にどーにかなりません?」
「それなら探偵の僕の出番ですね」
「名前、そろそろ笑えないから」
めちゃくちゃ機嫌悪くなってきてる。
いや、こえーよ。
けど、奥さんの存在のがもっとこえーよ、私は。
「だって、私(小学生の子どもがいるなんて)知らなかった」
「(恵のこと)言わなきゃ駄目?関係ないだろ」
「(人妻寝とり孕ませてたの)知ってたら付き合ったりしてない」
「は?オマエ僕のこと好きじゃねーの?」
「好きだけどそれ(浮気)とこれ(恋愛)とは別」
「なんで?」
「(私の人生的に)問題しかないじゃん」
お互いにコイツ何言ってんの?と睨み合う。
けど、知らなかったとはいえやっぱり私が子持ちの悟と付き合っていたのが問題で……
でも、悟は好きだし……本当は別れたくないし……
なんて考えていたら、ボロボロ涙出てきた。
「だーかーら、なんで泣くの?」
「別れたくない……。
けど、子持ち…」
「子どもいないって言ってんじゃん」
「人妻寝とりの子ども保護して面倒見てるって」
「ねぇ、どっからそーなった?」
はぁ、とため息つかれて涙をごしごし拭かれる。
「僕は子供なんていないし、保護してるのは頼まれた子。
姉と二人暮らしだからちょくちょく様子見に行って世話してんの」
「人妻寝とって連れ子の面倒見てるんじゃなくて?」
「人妻寝とりものはアイツの趣味だろ。
僕の趣味じゃないし、学生の頃のAVの話持ち出すな」
「………あなた達、子供達の目の前で最低な会話しないでくれない?」
あ、ごめんねクールな女の子。
なんか勘違い拗らせてたみたいで。
「まぁ、元はといえばこの人が盛大な勘違いしていたのが原因なんだけど」
「は?俺?」
「店員さんも悪のりしていないで、止めなさいよ」
「いやぁ、なかなか面白かったのでつい」
「は?安室のにーちゃん、だってこの人の怪しさやべーだろ!!」
「まぁ、確かに普段から包帯目隠しして歩いてる不審者だけど……メガネ少年、この人多分幼女やショタに興奮しないからさ……」
「多分じゃなくてもしないから」
めちゃくちゃメガネ少年に疑われてるけど、本当何したの?え、何もしてない?
「いい加減にしなさいよ。
ほら、あなた達も戻るわよ」
「クール少女、なんかごめんね」
「大人ならあなたもしっかりしなさいよ。
あと、子供達がいるのに教育に良くない発言は公共の場では控えるべきだと思うわ」
「すいません……」
「おにーさん、苦労するわね」
「わかる?」
「私はお似合いだと思うから、仲良くやりなさい」
にこっ、と笑って博士のところに戻った少女。
えっ、めちゃくちゃ格好いい。
なにあの子?小学生?
絶対経験豊富なおねーさんだろ。
「………」
「チビッ子は僕に恨みでもあんの?
危うく馬鹿が勘違いして別れそうだったんだけど」
「………それは、悪かったと思っているけど…」
「それにしても変わった格好だよね。
中身と外見にズレあるとか」
「え…」
「チビッ子とさっきの女の子
君たちこそ何者なんだろーね?」
「僕子供だからおにーさんのお話よくわかんなぁーい!!
デートの邪魔してごめんね!!
僕もう戻るよ!!」
なんか急に子供らしくなって逃げていったメガネ少年。
どうした?思春期か?
「お騒がせしてしまったので、こちら試作品ですがサービスです」
「わ……美味しそう」
美味しいケーキとコーヒーに満足して喫茶店を出たら、子供達に手を振られたので振り返す。
「なんか、どっと疲れた」
「おうち帰る?」
「帰る。そんでイチャイチャしたい」
「イチャイチャってあんた……」
「イチャイチャしながら、僕がどんなに名前が好きで好きで愛してるのかわかってもらわないと。
勝手に妄想の中で人妻寝とって連れ子を育ててる……なーんて考えないくらい、愛してあげないと駄目みたいだから」
にやり、と笑う悟。
おや?さっき和解したはずでは……?
逃げようとしたら、しっかりと握られた手が離れない。
「離せ!!おまわりさーん!!」
「ヤメロ」
ウォーーン、ってパトカーと普通車が目の前でカーチェイスしてた。
え、こわっ。
なにあのドリフト。
ここサーキットかな?
「「…………」」
「悟、帰ろう」
「うん。絶対離れるなよ」
この街にいる限り、命の危機感がヤバイ。
悟にぴったり寄り添って帰った。
そしてめちゃくちゃにされた。
後日水族館のチケットくれた友人に話せば
めちゃくちゃ笑われた。
『あんたよく無事だったねー。
その子供ら、事件ホイホイで有名なんだよ』
「………は?」
『テロ、殺人、変死体、強盗、爆発、カーチェイス当たり前だから。
死体いなかっただけ良かったね』
「嘘だろ」
『あんた悪運だけは強いから大丈夫と思ったけど、駄目だったかー。
いや、ある意味強運か』
「怖い……あの街怖いよ」
『この街に来ていいのは死の覚悟がある奴だけよ』
そんな街の水族館のチケットやめてよ!!!
悟いなかったらきっと私生きてない……。
こわっ!!米花こわっ!!
ちなみに友人がいるのは米花の隣の杯戸らしい。だから、事件はあるが比較的おだやかなんだとか……。
あとがき
頑張ったけど、通行人がいる限りギャグにしかならない(笑)
通行人
子持ちと勘違いしたらめちゃくちゃにされた人。
悟
オマエいい加減にしろ。
ガキンチョの魂がちょっと異質だなーと思って見てた。
子供達
ひとづまねとりものってなーに?
クールな女の子
あなた達いい加減にしなさい。
あと、あなたも組織絡みで疑うのやめなさい。
メガネ少年
白い髪に黒い服……アイツ、怪しい。
あの女の人大丈夫かよ。
ベビーフェイスの店員
面白いお客様だなぁ。
組織と関係無いけど、メガネ少年が疑っているので様子見。
カップル破局させようとする少年がまじ悪魔。
博士
今ならケーキ食べても怒られない気がする………ムシャァ
後にめちゃくちゃクールな女の子に怒られ、お菓子禁止令くらった。