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悟が無下限呪術を
ほぼ出しっぱなしに出来るようになった。
「………」
「なしたの?」
「いや……寂しいなぁ、と思って」
「なにが?」
「だって、悟のこともう気軽に
撫でられないってことだよね?」
寂しそうに笑う彼女。
そんな彼女を抱き締める悟。
「………好き。結婚して」
「え?なに?」
「先輩……それわざとですか?天然ですか?」
「五条のツボ押す天才ですね」
「俺に触りたいくらい
愛してるってことでいいよね?」
「ん?悟は可愛い後輩だよ」
「結婚しよ」
「無理だね」
「よーっす!!
あ、またあいつらイチャついてんのかよ」
「大和先輩、ちょっとこれ
悟に思いっきり投げ付けて下さい」
「え、これハサミじゃん」
「これも投げて」
「硝子のゴミじゃん
やだよ!!俺五条にやられる!!」
「大丈夫ですよ。
悟、無下限呪術オートマになったんで」
「まじ?あいつ何目指してんの?
けどオートマならこれ投げ付けても
ぴたって止まるってことだよな」
ウキウキしながら
イチャついている悟へ向けて
大和がハサミを投げつける。
「リア充爆発しろ!!!」
ハサミはピタリと止まった。
ちらりと悟が大和を見る。
「すっげ!!空中で止まってるとか
写真撮っていい?
あ、コレも弾くの?」
えーいと、笑って硝子からの
ゴミを投げれば悟の頭へポスッと乗った。
その瞬間、大和の笑顔が凍った。
「………夏油さん、硝子さん、話と違いますが」
「危険物じゃないなら当たるんだって」
「自動選択です、大和先輩」
「………ワザトジャナイヨ」
「大和、覚悟はいいか」
「いやぁぁあああああああ」
全力で逃げ出す大和。
その後を追いかける五条。
すぐ捕まった大和が関節技をかけられ
再び悲鳴が上がっていた。
「大和馬鹿だね」
「先輩もたち悪いですよ」
終わり
次「涙の勘違い」
彼女が泣いていた。
普段、悟や傑を体術で負かして
笑っている印象の強い彼女が……
大和が目の前にいて
彼女の顔を持ち上げ上を向かせる。
ポロポロと涙を溢す彼女の目元に指を滑らせ
顔を近付ける大和に思わず身体が動き
大和を蹴り飛ばしていた。
不意の攻撃に大和は吹き飛び
地面に転がる。
「いっっ!!」
「何してんだよ」
「っは?……え?なに?」
「何してんだっつってんだろ」
悟の冷たく低い声に
咳込んでいた大和だったが
自身に向けられる殺気に
思わず正座をしてしまう。
「え?俺なんで怒られてんの!?」
「あ?」
「先輩、どうで………悟?どうかしたのかい?」
「傑……なにそれ」
「桶に水を入れてきたんだ。
組み手中に凄い砂ぼこりでね
先輩の目に思いっきり入ったらしくて」
「夏油くん……あの、水…
早く水をください……痛いっ」
「ここですよ」
ジャバジャバと洗い出す彼女。
タオルを渡され顔を拭いている。
「………五条、もしかしなくても
俺が泣かしたと思って
俺蹴られたの?」
「紛らわしんだよ」
「殺気出されて怒られたけど
俺蹴られ損じゃね!?怒っていいよね!!」
脇腹を蹴られ、苦痛に地面に横たわりながら
地面を叩く大和。
罰が悪そうな顔をしつつ
彼女と傑の方へ顔を向ける。
「夏油君、まだ目痛い……」
「見せてください……うーん…
医務室に目薬ありました?」
「あ、私の部屋にアイボンある」
「部屋行きます?」
「じゃあ今日のお願い。連れてって」
「さっきのは途中で
中断だったじゃないですか」
「あの風無ければ私が勝ってた」
「はいはい。
手……じゃ危ないので抱えますよ」
「よろしく」
軽々と抱き上げる傑。
片手には水の入った桶。
「五条、五条くーん
俺を医務室に連れてってください…」
「は?やだよ」
「俺、お前の早とちりで痛いんだけど!!」
「傑、俺がそいつ持とうか?」
「大丈夫だよ。
むしろ悟は大和先輩をどうにかしてあげな」
「なに?なにかあったの?」
「先輩、部屋に行きますよ」
「傑、俺も行く」
「うぉぉおおおい!!
五条、俺を連れてってよ!!ねぇ、ちょっと!!」
後に硝子が来てくれて
反転術式を使ってくれたとか……
おわり
次「ラッキースケベ」
熱い夏場
シャワーを浴びて喉を潤すために
自販機へ行けば
ラフな姿の傑と悟の姿。
「お疲れ様、二人共」
「シャワー浴びたんですか?」
「あっついからね」
傑も悟も半袖にスウェット姿。
彼女も半袖と短いショートパンツ姿。
「髪くらい乾かして下さいよ」
「ドライヤーの熱風が嫌で」
「わかりますけど」
「高専の自販機って
何でこんな種類無いんだろ」
「苦情ですか」
「五条君と夏油君何か飲む?」
「もう買ったので」
「そっかー」
自販機で飲み物を選び出す彼女。
傑は先ほどから一言も話さない悟に
ちらりと横を見れば
悟はじっと彼女を見つめている。
「悟、どうした?」
「………なぁ」
「んー?やっぱり何か欲しい?」
「ブラつけてる?」
悟の一言に傑も彼女も動きを止めた。
「さっきから薄いTシャツ一枚なのに
ブラのラインまったく見えないけど」
「………悟、黙ろうか」
「傑もそう思って見てたろ?
なのに乳首見当たらないし」
「………五条くんのエッチ」
「男はみんなエッチなんだよ。
風呂上がりでそんな格好して
ブラブラすんなよ。襲われるぞ」
「けど残念。
ちゃんと下着つけてます」
「は?」
「ほら。ヌーブラ」
ちらりと、Tシャツを引っ張り
胸元を見せた彼女に
悟も傑も固まった。
肌色の柔らかそうな2つの膨らみ。
その胸元に張り付く肌色のシリコン。
「五条君、夏油君
じっと見ちゃってエッチだね」
くすり、と笑い
飲み物片手に二人の前から通りすぎる。
彼女のいなくなった自販機前のベンチで
頭を抱える傑と空を見上げる悟。
「………悟」
「でかかったな」
「先輩は着痩せするタイプだね」
「エッチって言い方ヤバイ」
「ヌーブラもなかなか」
「いいもの見れたな」
「あぁ」
「………お前らまじでクズだな」
通りかかり
一連の流れを見ていた硝子が
冷めた視線を同級生に向けていた。
おわり
あとがき
拍手に置いていた先輩シリーズのミニ話。
拍手の小話を入れ換えたので、こちらに。
ほぼ出しっぱなしに出来るようになった。
「………」
「なしたの?」
「いや……寂しいなぁ、と思って」
「なにが?」
「だって、悟のこともう気軽に
撫でられないってことだよね?」
寂しそうに笑う彼女。
そんな彼女を抱き締める悟。
「………好き。結婚して」
「え?なに?」
「先輩……それわざとですか?天然ですか?」
「五条のツボ押す天才ですね」
「俺に触りたいくらい
愛してるってことでいいよね?」
「ん?悟は可愛い後輩だよ」
「結婚しよ」
「無理だね」
「よーっす!!
あ、またあいつらイチャついてんのかよ」
「大和先輩、ちょっとこれ
悟に思いっきり投げ付けて下さい」
「え、これハサミじゃん」
「これも投げて」
「硝子のゴミじゃん
やだよ!!俺五条にやられる!!」
「大丈夫ですよ。
悟、無下限呪術オートマになったんで」
「まじ?あいつ何目指してんの?
けどオートマならこれ投げ付けても
ぴたって止まるってことだよな」
ウキウキしながら
イチャついている悟へ向けて
大和がハサミを投げつける。
「リア充爆発しろ!!!」
ハサミはピタリと止まった。
ちらりと悟が大和を見る。
「すっげ!!空中で止まってるとか
写真撮っていい?
あ、コレも弾くの?」
えーいと、笑って硝子からの
ゴミを投げれば悟の頭へポスッと乗った。
その瞬間、大和の笑顔が凍った。
「………夏油さん、硝子さん、話と違いますが」
「危険物じゃないなら当たるんだって」
「自動選択です、大和先輩」
「………ワザトジャナイヨ」
「大和、覚悟はいいか」
「いやぁぁあああああああ」
全力で逃げ出す大和。
その後を追いかける五条。
すぐ捕まった大和が関節技をかけられ
再び悲鳴が上がっていた。
「大和馬鹿だね」
「先輩もたち悪いですよ」
終わり
次「涙の勘違い」
彼女が泣いていた。
普段、悟や傑を体術で負かして
笑っている印象の強い彼女が……
大和が目の前にいて
彼女の顔を持ち上げ上を向かせる。
ポロポロと涙を溢す彼女の目元に指を滑らせ
顔を近付ける大和に思わず身体が動き
大和を蹴り飛ばしていた。
不意の攻撃に大和は吹き飛び
地面に転がる。
「いっっ!!」
「何してんだよ」
「っは?……え?なに?」
「何してんだっつってんだろ」
悟の冷たく低い声に
咳込んでいた大和だったが
自身に向けられる殺気に
思わず正座をしてしまう。
「え?俺なんで怒られてんの!?」
「あ?」
「先輩、どうで………悟?どうかしたのかい?」
「傑……なにそれ」
「桶に水を入れてきたんだ。
組み手中に凄い砂ぼこりでね
先輩の目に思いっきり入ったらしくて」
「夏油くん……あの、水…
早く水をください……痛いっ」
「ここですよ」
ジャバジャバと洗い出す彼女。
タオルを渡され顔を拭いている。
「………五条、もしかしなくても
俺が泣かしたと思って
俺蹴られたの?」
「紛らわしんだよ」
「殺気出されて怒られたけど
俺蹴られ損じゃね!?怒っていいよね!!」
脇腹を蹴られ、苦痛に地面に横たわりながら
地面を叩く大和。
罰が悪そうな顔をしつつ
彼女と傑の方へ顔を向ける。
「夏油君、まだ目痛い……」
「見せてください……うーん…
医務室に目薬ありました?」
「あ、私の部屋にアイボンある」
「部屋行きます?」
「じゃあ今日のお願い。連れてって」
「さっきのは途中で
中断だったじゃないですか」
「あの風無ければ私が勝ってた」
「はいはい。
手……じゃ危ないので抱えますよ」
「よろしく」
軽々と抱き上げる傑。
片手には水の入った桶。
「五条、五条くーん
俺を医務室に連れてってください…」
「は?やだよ」
「俺、お前の早とちりで痛いんだけど!!」
「傑、俺がそいつ持とうか?」
「大丈夫だよ。
むしろ悟は大和先輩をどうにかしてあげな」
「なに?なにかあったの?」
「先輩、部屋に行きますよ」
「傑、俺も行く」
「うぉぉおおおい!!
五条、俺を連れてってよ!!ねぇ、ちょっと!!」
後に硝子が来てくれて
反転術式を使ってくれたとか……
おわり
次「ラッキースケベ」
熱い夏場
シャワーを浴びて喉を潤すために
自販機へ行けば
ラフな姿の傑と悟の姿。
「お疲れ様、二人共」
「シャワー浴びたんですか?」
「あっついからね」
傑も悟も半袖にスウェット姿。
彼女も半袖と短いショートパンツ姿。
「髪くらい乾かして下さいよ」
「ドライヤーの熱風が嫌で」
「わかりますけど」
「高専の自販機って
何でこんな種類無いんだろ」
「苦情ですか」
「五条君と夏油君何か飲む?」
「もう買ったので」
「そっかー」
自販機で飲み物を選び出す彼女。
傑は先ほどから一言も話さない悟に
ちらりと横を見れば
悟はじっと彼女を見つめている。
「悟、どうした?」
「………なぁ」
「んー?やっぱり何か欲しい?」
「ブラつけてる?」
悟の一言に傑も彼女も動きを止めた。
「さっきから薄いTシャツ一枚なのに
ブラのラインまったく見えないけど」
「………悟、黙ろうか」
「傑もそう思って見てたろ?
なのに乳首見当たらないし」
「………五条くんのエッチ」
「男はみんなエッチなんだよ。
風呂上がりでそんな格好して
ブラブラすんなよ。襲われるぞ」
「けど残念。
ちゃんと下着つけてます」
「は?」
「ほら。ヌーブラ」
ちらりと、Tシャツを引っ張り
胸元を見せた彼女に
悟も傑も固まった。
肌色の柔らかそうな2つの膨らみ。
その胸元に張り付く肌色のシリコン。
「五条君、夏油君
じっと見ちゃってエッチだね」
くすり、と笑い
飲み物片手に二人の前から通りすぎる。
彼女のいなくなった自販機前のベンチで
頭を抱える傑と空を見上げる悟。
「………悟」
「でかかったな」
「先輩は着痩せするタイプだね」
「エッチって言い方ヤバイ」
「ヌーブラもなかなか」
「いいもの見れたな」
「あぁ」
「………お前らまじでクズだな」
通りかかり
一連の流れを見ていた硝子が
冷めた視線を同級生に向けていた。
おわり
あとがき
拍手に置いていた先輩シリーズのミニ話。
拍手の小話を入れ換えたので、こちらに。